断られても自信が減らない瞬間
「最近、営業が上手くなってきたかもしれません」 新人の社員がふと、そうつぶやきました。
理由を尋ねると、 「断られた後に"あー、もったいないな"と思えたんです」と答えたのです。
これは実に本質的な気づきだと感じました。
売れていない時期は、断られると「自分に原因があったのではないか」と考えがちです。
しかし少し経験を積むと、「いや、この提案がきちんと伝わっていれば、絶対に相手の課題解決につながっていたはずだ」と思えるようになります。
この"主語が変わる感覚"が生まれたとき、それは確実に成長している証しです。
営業というのは、上達すると"断られても、自信が揺らがなく"なるものです。
まだ目に見える結果は出ていないかもしれません。しかし"心の反応"が変化してきたなら、それは紛れもない成長なのです。