What we do
facingは、インサイドセールス(IS)とカスタマーサクセス(CS)を活用した
仮説検証型の実行支援チームです。
私たちが支援しているのは、大きく分けて2つのタイプの企業です。
1つは、プロダクトはあるけれど「届け方」に課題を抱えるスタートアップ。
もう1つは、営業やカスタマー対応の運用を拡張・強化したいエンタープライズ企業。
前者には、PoC〜PMFフェーズにおける仮説検証と実装支援を。
後者には、IS/BPOを通じた業務設計・改善提案・ナレッジ構造化までを一気通貫で提供しています。
たとえばスタートアップに対しては、以下のようなプロセスで支援を行っています。
・仮説設計:誰に、どのように、どんな言葉で、どんな順序で届けるかを分解
・接点設計:アウトバウンド/CS接点でログを取得(通電率、断り理由、感情の揺れ)
・仮説検証:顧客の反応を定量・定性で可視化し、ナレッジとして再構築
・スキーム設計:再現性ある勝ち筋として実装+マニュアル化
・オペレーション構築:内製化や育成も含めて、持続可能な仕組みを整備
エンタープライズ企業に対しては、営業代行ではなく「運用に入り込み、現場のナレッジを
活かす仕組みをつくる」ことを目的としています。
ただ数をこなすのではなく、接点からの反応を蓄積し、それをもとに改善提案・仕組み化まで支援します。1件1件のやり取りが、改善資源であり、戦略のヒントです。
SaaS、HR、医療、教育、通信など、支援業界は多岐にわたります。
共通しているのは「事業の勝ち筋がまだ明確ではない」「顧客との対話の中に答えがある」という
状態に向き合っていること。
私たちは、仮説をただ考えるのではなく、接点を通じて試し、言語化し、構造に落とし込むところまで伴走します。
戦略をつくるだけではなく、現場で試すところまで支援できるチームでありたい。
だからfacingは、戦略実行にこだわります。
Why we do
どれだけ良いプロダクトでも、正しく届けられなければ、その価値は伝わりません。
逆に言えば、「届け方」さえ最適化できれば、事業は大きく前に進みます。
facingは、営業やカスタマーサクセスといった“顧客との接点”が、もっとも仮説検証の密度が高い場だと考えています。
そして、その接点の活かし方に多くの企業が伸びしろを持っているとも感じています。
スタートアップでは、PoC〜PMFといった事業の初期フェーズにおいて、届け方の仮説が曖昧なまま進んでしまうケースが多くあります。
誰に、何を、どんな言葉で届けるのか。反応が取れないのは、相手の問題ではなく“言葉の設計”の問題であることも少なくありません。
一方で、エンタープライズの現場でも、インサイドセールスやCSが“運用の枠”で止まってしまい、本来蓄積されるべきナレッジや改善余地が活かされていないケースも多く見てきました。
facingは、ISとCSという顧客接点の専門領域を通じて、事業の届け方にある“構造的な課題”に向き合います。
現場で動かし、反応を拾い、構造化し、実装する。その一連の流れを、型として磨き上げてきました。
届け方が変われば、事業の意味が変わる。
その瞬間に、ちゃんと立ち会えるチームでありたい。
それが、私たちがこの仕事をやる理由です。
How we do
facingでは、ISやCSの業務を「運用」するのではなく、仮説を検証し、構造化し、再現性のある仕組みに落とし込むことを目的にしています。
そのために私たちが大切にしているのは、「仮説⇨実行⇨反応⇨言語化⇨改善」という一連の流れを、チームで一貫して回す文化です。
たとえば、通電率ログや断り理由、トーク中の一言メモなど、全ての反応をNotionやSlack上で記録し、構造化します。
数字だけでなく、どんな言い回しが響いたか、どのポイントで話が止まったかなど、温度のある一次情報を拾い続けます。
出社ベースの働き方もその延長線上にあります。
仮説は、正しさだけでなく“温度”で伝わるもの。ちょっとした違和感、雑談の中での気づき、ふと漏れた本音。そうした空気も含めて、私たちは「思考の素材」として大切にしています。
また、チーム構造としても「任せきりにしない」「でも指示待ちにさせない」ことを意識しています。
メンバーは未経験からスタートしても、トークログや1on1、週次レビューを通じて、思考と行動のPDCAを回しながら成長できる設計にしています。
ISやCSを“動かすこと”そのものよりも、
そこから「何が見えたか」「次にどう変えるか」を全員で考えられる。
それが、facingの“やり方”です。