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氏名:篠崎 翔太郎さん 職種:自治体連携プロジェクトマネージャー
こんにちは、e-dash採用担当です。
今回の社員インタビューでは、自治体連携プロジェクトマネージャーを務める篠崎翔太郎さんを紹介します。
11年間自治体職員として働いた経験を活かし、自治体職員向けメディアで様々な業務立ち上げ・推進に携わった後、当社で自治体連携を進める篠崎さん。
e-dashに魅かれた背景や、仕事を通じて独自の提供価値を磨くおもしろさ、事業の先に広がる風景についてお話を聞きました。
「人の役に立ちたい」からはじまった、自治体職員としての11年間
その後、出向という形で、行政のシンクタンクで調査研究や政策立案に携わり、社会課題の解決を支援する業務を担当しました。特に、研究会の立ち上げに関わり、政策提言の論拠となるエビデンス調査を行うなど、政治・行政の重要な取り組みに貢献できたことは貴重な経験となりました。その後は市役所に戻り、子育てや児童福祉に関連する業務に従事するなど、合計11年間にわたり市役所でさまざまな役割を担いました。
後半では、要職者の方々と近い立場で業務を行い、大きな物事が動くプロセスを現場で体感する機会を得たことで、行政が中長期的に果たす役割の重要性を実感することもできました。
自治体での経験を基盤に、メディア業界で新規業務立ち上げの経験を磨く日々
一方で、コロナ禍において交代制勤務や自宅待機を含む働き方を経験する中で、業務の進め方に対してもどかしさを感じたことから、転職を考えるように。
自分の経験をさらに活かせる場を求め、自治体向けメディアを運営する会社に転職をしました。
魅力を感じた理由は、社会や人に貢献するという観点に共感したことと、自治体向けの新たな事業立ち上げという挑戦的な取り組みに興味を持ったためです。この職場では、事業の立ち上げ時には、オンラインセミナーを企画し、講師への打診やアポイントリストの作成まで、一連のプロセスを自ら手がけました。
また、読者を増やすため、雑誌を配布するだけではなく、顧客管理システムを活用し、顧客分析を実施しました。当時、システムの操作方法は未経験でしたが、自ら関連資料を活用して学び、実際に手を動かしながら知識を習得しました。こういった経験を通じて、未知の業務に対しても主体的に取り組み、必要な知識やスキルを習得して成果を出す経験を積むことができました。
また、前職でも、前例がない仕事ばかりをしていきたこともあり、ゼロから新しい業務に取り組む力が求められる場面で、強みを発揮することができたと思います。
自分ならではの経験が活かせる新たな挑戦の場=「e-dash」
事業の転換を機に、より直接的に社会貢献ができる転職先を探していたところ、エージェントを通じて紹介されたのが、e-dashでした。自治体での経験を評価いただけたことがきっかけで、ここで働きたいという強い思いを抱きました。
また、e-dashのプロダクトは、これまでの自治体業務の経験から、自治体のニーズに非常にマッチしており、直感的に「このプロダクトは今後ますます広がる」と感じました。加えて、脱炭素や環境分野に詳しいわけではありませんでしたが、未来の社会に貢献したいという思いと、自治体で培った知識やスキルを活かせるという確信から、e-dashに対する興味がより強くなりました。
裁量権と未来志向の課題解決意識に共感![]()
入社を決めた理由は、自分に与えられる裁量権が大きいと感じたことに加え、面接で「脱炭素の実現後に何をするか」というその先を見据えた課題解決にも取り組んでいる姿勢に共感を覚えたからです。また、カルチャー面では、これまで比較的フォーマルな職場にいたこともあり、初めて社長にお会いした際、パーカー姿で登場したことに驚きました。しかし同時に、そのフラットで風通しの良い雰囲気に好印象を受けました。
さらに、面接の過程で専門性の高い方々が集まる環境であることを実感し、個々の能力やモチベーションの高さに触れたことで、自分自身もこの環境でスキルを磨けると確信しました。
入社から1年ー広い裁量を持ちながら、強みを軸に事業を推進するやりがい
現在、自治体を主なお客様として自治体全般のサポートを行っています。実際にプロダクトを導入するのは各自治体の先にいる地域の企業様ですが、自治体ごとの課題を丁寧にヒアリングし、関係性を構築するだけでなく、導入を実現するために自治体個別にご提案を行っています。自治体の職員さんに話に行くと歓迎される場合も警戒される場合もありますが、これまでの経験から、お客様の状況に合わせて柔軟に関係性を構築することを意識しています。
また、カルチャーについては、社員の雰囲気も良く、移転したばかりのアットホームなオフィス環境も快適です。社内でのコミュニケーションも日々横断的に発生しており、プロダクトの仕様やお客様のサポート等について、営業・CS・ソリューション部門と日々密にコミュニケーションを取りながら業務を進めています。多様な専門性を持つメンバーが集まる中で、自分自身は行政に詳しいことを一つの強みとしてやりがいを持って取り組めています。
自治体における、脱炭素の架け橋として高い付加価値を提供したい
近い将来、「自治体の脱炭素=e-dash」と言ってもらえるような存在になりたいと考えています。そのために、まずは自治体の皆さまと真摯に向き合い、しっかりとサポートしていきたいと思っています。
日本には1700以上の自治体があり、それぞれに異なる課題がありますが、できるだけ多くの自治体を支援し、脱炭素の取り組みを進めるお手伝いをしたいです。その際、自治体が脱炭素に向けて取り組む重要性を、各自治体の状況に合わせて論理的に伝えることも大切だと考えています。これらの活動を通じて、自分自身も経験と知識を深め、より高い付加価値を提供できるよう成長したいです。
また、個別の自治体への支援に加えて、社会全体に脱炭素の重要性を伝える役割も担いながら、自治体の脱炭素推進活動を広げていきたいと思っています。自分にできることを一つひとつ丁寧に、前向きに進めていきます。
これから入社する方へのメッセージ
e-dashの仕事は公益性が高く、とてもやりがいを感じられる仕事です。また、働く環境や一緒に働く人たちも魅力的で、非常に働きやすい職場だと思います。良い意味で「こうしてほしい」という具体的な指示が少なく、自分で考えて動く自由度が高い環境なので、そうした状況を楽しめる方や、ゼロからイチを作り出すことが好きな方と脱炭素のマーケットを一緒に切り広げていきたいですね。