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入社1か月のプログラミング初心者がWantedly運用業務をRPAで年間240時間削減した話

はじめまして。ディップ次世代事業準備室でRPAインターンとして働いています、乃万です。

自己紹介と前提

まずは簡単に自己紹介から。

現在、明治大学に通う大学4年生で、大学では電気磁気学や脳科学を学んでいます。

物心ついた頃からバレエが生活の一部だったプログラミング初心者の私はディップでRPAエンジニアになる | ディップで働くインターン生
こんにちは、こばやしです。今回は次世代事業準備室でRPAエンジニアとしてインターンをしている、明治大学の乃万さんにインタビューしました。大学では磁気学や脳科学などを学ぶリケジョー自己紹介をお願い...
https://www.wantedly.com/companies/dip/post_articles/167615

私はエンジニアになりたくて、経験を積むためにインターンに応募したのですが、エンジニアとしては基礎を学んだ程度の初心者です。

インターンとして入社したのは4月。はじめはめちゃくちゃ緊張しながらの出社でした。

入社するとRPAツールの基本的な動作を学ぶための課題が用意されているのですが、それをこなしてツールに慣れてきた今日この頃です。

次のステップとして、事務的な定例作業を人の代わりにやってくれるロボットを作ることになりました。

この記事では、ロボットを作り終えるまでの流れをご紹介していきたいと思います。

自動化する作業について

先に自動化する作業が普段どのように行われていたかを説明します。

まずはWantedlyを開きます。次に応募が来ているか確認し、来ていれば応募のページにとびます。

そして応募者のプロフィールからメッセージ画面を立ち上げ、一次対応のメッセージ(書類選考のためにプロフィールの記入を促したり、部署のメンバーのインタビュー記事を案内する文面です)を送ります。この作業を原則応募者全員に対して行います。

早くて1人2分といったところでしょうか。そして応募者数はここ数ヶ月の平均で月間600人を超えます。

つまり月1200分(20時間)、年間では240時間を費やしている計算になります。

これを自動化できれば大きな時間削減となります。

そして採用に関わっている人事さんやWantedlyなど採用媒体の運用の経験がある方であればわかるかと思いますが、時間以上に気持ちの面でかなり楽になります。

いつもディップのWantedly運用を担当している「Wantedlyお兄ちゃん」こと小林さんが喜びますね。

自動化していこう

それでは実際にロボットを作っていきます。

ロボットを作るって想像しにくいかもしれませんが、こう動いてね、という命令を与えていく感じです。

どんな命令をどんな順序で与えるのか。

これを考えて書き起こしたものをフローチャートと言います。

書き起こすことで頭の整理もできるので、単純なミスなどを防ぐことができるのですが、簡単な例としては下に示す図のようになります。

あとはフローチャートを見ながら少しずつ命令を与えて実行していき、エラーを改善しながらどんどん命令を増やしていくだけです!

終わらないエラーとの闘い

人の手で行う場合、普段であればログイン状態を保ってくれていますが、ロボットはそうはいきません。常に初期状態からスタートします。

つまり、毎回Wantedlyにログインするところから始めるのですが、初っ端のサイトを開くところがうまくいかず、ログインできないエラーが発生。

他にもチュートリアルが出てきてクリックしたかったところが隠れてしまう、なんてエラーもありました。

社員や先輩インターンにアドバイスをもらいながら改善していき、ようやく一人に返信させられました。

ですが1人では終わりません。返信作業を人数分ループさせる必要があります。

中でも上手くいかなかったのがこのループでした。

ループ回数を指定できなかったり、元の画面に戻らなかったり、一人目の時とは工程が違ったり、、、エラーの嵐でした。

エラーを出さずに実行できるように工夫を重ねていきます。

アプローチの仕方を変え、時には工程を増やすことで対処し、エラー解除に奔走します。

そしてついに、、!

嬉しくてつい、「できました!」って言っちゃいました(笑)

その後は少しでも減らせる工程がないか模索して、完成に近づけていきます。

命令は少ないほうがエラーも出づらいですからね。

完成したら定時に稼働するように設定をして、うまくいくことを祈りながら終了です。

自動化してみて

今まで1人ずつ確認してメッセージを送っていたものが、稼働させたロボットにエラーが出ていないか確認するだけで済むようになりました。

まだエラーが出て手直しが必要ですが、それもなくなれば毎日1分確認するだけでよくなります。月20時間かけていた作業をほぼほぼなくし、削減することができたのです。

今回は一次対応のメッセージ送付を自動化しただけですが、今後はもっといろんなところでRPAを活用することで、部署のみなさんの仕事の効率を上げていけたらと考えています。

まとめ

RPAでのロボット作りは、本当にエラーとの闘いでした。

次こそは…!と試行錯誤を繰り返し、完成に近づけていくスタイルは、エンジニアのそれと同じなのです。

今回、エラーと戦うことを楽しいと思える自分がいたので、エンジニアもきっと楽しいと、夢が広がる思いです。

RPAインターンとして経験をつんでいき、更なるステップアップを目指していきます!

最後に

RPAってなんだろう?と思っている方も多いでしょうが、私みたいに初心者でも楽しみながら学んで社会に貢献していけます!

少しでも興味をもっていただけたら是非一緒に働きましょう!

RPAエンジニア
24卒歓迎!プログラミング力低くてオッケー!RPAエンジニアになろう
ディップ株式会社

引用元:https://jisedai.work/nomawantedly/

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