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あと3年で「財政破綻」すると言われる銚子市を銚子の観光大使と観光してきたので、僕の感じた地方創生について綴ってみる。

こんにちは、ディップインターン生の天野です。

今回の記事ですが僕は銚子市を、銚子観光大使の和泉大介さんという方と一緒に観光して参りました!!

僕の個人的な感覚ですが、同世代の学生さんは地方創生について興味を持たれている方が多い印象です。

今回の観光で、財政難に直面している銚子の普段の観光では味わえないような深い部分も知ることができたので、情報発信していけたらと思います。

銚子市って一体どこなのさ

千葉県銚子市ってご存知ですか?

千葉県銚子市は関東の最東端に位置する市で、魚(特にサバ)の水揚げ量が盛んな市です。

他にもキャベツの栽培や醤油(ヤマサ)も有名ですね。

都内からは電車でだいたい三時間弱ぐらいで行くことができます。

ローカル線の銚子電鉄はメディアにもよく取り上げられますね。
この銚子電鉄は、幾度となく経営難でつぶれかけました。

経営難を免れるためにいろんな取り組みをされている鉄道会社で、結構副業に力が入っていて、

あ、今度銚子電鉄が「カメラを止めるな」のパロディ映画を公開するみたいです。笑

そして今回、観光の案内をしてくださった和泉大介さんは高校生の頃に銚子電鉄の再興のため、クラウドファンディングで500万の資金をかき集めた強者です。笑

他にも銚子電鉄には潰れかけからの再興エピソードがいくつもあり、取材などでよく取り上げられています。

財政破綻ってどゆこと?

あと3年で財政破綻

現在銚子市は、あと3年で財政破綻すると言われております。

財政破綻と聞いて何を思い浮かべますか?
国単位の話で言えばギリシャが、国内でも「夕張メロン」で有名な北海道夕張市が財政破綻したのは、まだ記憶に新しいのではないでしょうか。

銚子市もその財政破綻の危機に直面しているんですよね。

なんで?有名なものいっぱいあるのに??

冒頭を読んでそんな風に感じた方も多いかと思います。

僕自身も観光してきて、なんでこんなに魅力に溢れた街が財政危機に直面しているんだろう、と思いました。

ですが実際には、若者離れで人口は減少していき(減少人口率は千葉県でワースト1位)、税収入が入らず市の借金は膨れ上がり、現在に至るそうです。

財政破綻になるとどうなってしまうわけ?

そもそも財政破綻するとどうなってしまうかというと、まず地方自治ができなくなり、国の管理下に置かれるようになります。

国の管理下に置かれてしまうとどうなってしまうのか、
その点は今の夕張市が惨状を物語っています。

気になった方はこちらの記事を読んでみてください。

夕張市破綻から10年「衝撃のその後」若者は去り、税金は上がり...(NHKスペシャル取材班)
未曾有の人口減少時代に突入した日本。約50年後には4600万人もの人口が減る未来が待っている。『縮小ニッポンの衝撃』は、日本を襲うこの問題に正面から向き合ったNHK取材班のルポをまとめた一冊。本書から一足先に「財政破綻」「超高齢化」「人口減少」という三重の問題を抱えた夕張市の実例を公開する。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/52287

簡単にまとめると、夕張市では、国の管理下に置かれることによって自由に事業を提案することも出来ず、税金は上がり若者がどんどん離れていくといった悪循環が生じてしまいます。

銚子市を観光してみて思ったこと

観光スポットがめちゃめちゃ多い

観光大使と一緒に観光したこともあってか、現地の観光スポットめちゃめちゃ多いな!!なんて思いました笑

メジャースポットからマイナースポットまでいろんなところを回ったわけなんですが、僕の滞在した二日間では全く観光しきれませんでした。

それぐらい観光スポットが多かったですね。

僕が行った垢で特にメジャーだったのが、犬吠埼灯台。

関東最東端に位置する灯台です。

海沿いということもあってここの灯台を登ると、とても風が強いです!
ですが、東側は330度が海ということで、かなりの絶景でした!

銚子を観光するのには欠かせないスポットです。

他にも、

新鮮でないと食べることのできないサバの刺身を、漬け丼で堪能することができたり、

銚子電鉄といえばぬれ煎餅ですが、そのぬれ煎餅の手焼き体験をすることができたりと、

銚子市にはここでは語り尽くすことのできないほどの、多くの魅力が詰まった街でした。

あ、あと、おしゃカフェもめちゃめちゃいっぱいあるので、おしゃれグラマーの女の子とかにはオススメな街ですね…!

やはり、悪い面も垣間見た

実際に銚子を観光してみて思うことは、やはり人口の減少は目に見えて感じるものがありました。

商店街はシャッター街に、車必須の地方であるのに街中は全然車が走っていない。

僕が滞在したのは二日間だけでしたが、それでも銚子の良い面もあれば、悪い面も垣間見たなと行った印象です。

海沿いには老朽化したホテルがあり、オーナーが誰の手に渡っているのかわからないために、市の方では手を出すことができず取り残されている、といった負の遺産も残っていると大介さんは話してくれました。

銚子の人々はみんな銚子のことが好き

今回の観光では観光大使の和泉さんと共に観光することで、銚子に住む人々と多く関わることも出来ました。

そして、僕が銚子に住む人々と関わって感じたこと・とても印象に残っていることがありました。

それは銚子に住む人たちは、僕が出会ってきた人たちの中で特に地元愛が強く、熱を持っているということ。

街を歩けば、いろんなところで銚子を盛り上げようと活動されている方たちがいました。

僕の思う地方創生とは


今回、かなり特殊な環境で銚子市について考えさせれることが多かったのですが、僕自身も地方出身ということもあり、色々と思うところがありました。

そもそも地方創生の定義とはなんなのか、Wikipedia先生に聞いてみたところ、

地方における安定した雇用の創出や、地方への人口の流入、若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえ、時代に合った地域をつくり、安心な暮らしを守るとともに、地域間の連携を推進することで、地域の活性化とその好循環の維持の実現を目指すこと

引用元:Wikipediaより

だそうです。
地方創生って、安倍総理の政策の一つだったんですね、
知らなかった…恥ずい。

要は、住みやすい街づくりを提案していきましょうということですよね。

住みやすい街づくりってなんでしょう。

地方の人口が増えればそれは地方創生になるのでしょうか。

今回の銚子旅行をしてみて、
僕のない知識をひねり出して考える地方創生の鍵は、「地元愛」だと思いました。

その土地に住む人がどれだけ地元を愛し、PRしていくのか。
そしてその土地の産物を買ってもらうこと。

これが一番大事だなと思いました。

現代において、地方に移住者を誘致しようなんて、日本が外国人労働者の受け入れをもっと盛んにしない限り無理じゃね?と思ってしまうわけです。

そもそも日本人が減っていますから。
浅はかなので実際はわかりませんが(保険)

先ほども述べたように、銚子の人々は地元愛が強い街です。

例えば、銚子の地酒(銚子の誉・銚子エールなど)やアフロキャベツなど地元に根ざして活動されている方が本当にたくさんいます。

地方創生って「地域一体となって、地元を盛り上げていく」ことだと思います。

それが結果的に住みやすい街づくりに繋がってくるのではないのかなと思いました。

今回このように記事にしたのも、この記事を読んでくださった方に少しでも銚子のことを知ってもらいたかったからです。

銚子市を訪れてみたいと思っていただけると嬉しいです。

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