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月間160件、企業経営者との商談をしていた私が『デザイン市場』を選んだ理由

2017年に株式会社SEASIDEを設立し、2020年には新規事業としてWEBデザイナーマッチングサービス「My Pedia」を開始した代表の長堀。
日本企業の97%を占めているのが中小企業。 プロのWEBデザイナーと中小企業の橋渡しをすることで、日本の中小企業の業績が更に上がると考えている長堀。 そんな彼に会社としてのミッションや求める人材など、SEASIDEのこれまでとこれからを語っていただきました。

今までのキャリアを賭けて準備してきた「起業家」としての選択

-元々は企業で働いていたとお聞きしました。なぜ独立という道を選んだのですか?

幼い頃から独立志向が強く、幼稚園の頃から社長になるというのが夢でした。親が会社を経営していたという影響もあったのですが、大きい会社で働いて出世していくよりも、小さくても何かの仕組みを作って0から1を生み出したいという願望があったんです。
その思いはずっと強く、大学の頃にはサークルを友人と立ち上げて組織を大きくするという経験をしました。

ただ、大学卒業直後の自分は体力だけが取り柄で、まだまだなんの実力もなかったんです。そこで、修行のためにベンチャー企業に就職しました。
営業の手法やビジネスの基本、働くことの基礎は新卒で入社した会社で学びました。
元大企業幹部の方と企業経営者のマッチングをする顧問事業の立ち上げに関わらせていただいたのですが、自分にとってビジネス経験の豊富な顧問の方々とお仕事をすることはとても学びの多いものでした。営業マンとしてお客様に何を伝えなければならないのか、どうやったら企業の皆様に価値提供をできるかを常に考えていましたね。

その後転職し2社目の会社では、現役大企業幹部と急成長しているベンチャー企業のマッチングを、1年半経験し、SEASIDEを創業しました。
創業期は月間160件の商談をこなしていました(笑)

もちろん商談が多いことで大変なこともあったのですが、そこで頂いたご縁はいずれ自分の武器となると考えて商談に臨んでいました。現在、そのときに頂いたご縁は、自分が何か壁にぶつかったときに支えてくれたり助言をいただいております。

SEASIDEを創業したのは、自分が作りたい世界を見つけ、それを実現させるための準備が整ったと感じたからです。前職での修行が一旦完了したんですね。
僕は「たった一度のそれぞれの人生を、ワクワクしながら挑戦できる環境にしたい」と本気で思っています。その実現のために今は全速力で走っています。

長堀社長の創業動機、詳しくはこちら


デザインの力が事業を加速させる経験を、全ての会社に提供したい

-現在行っている新規事業では、デザイン領域に挑戦されていますが、どうしてその分野を選んだのですか?

僕らは毎日いろいろなものを選んで購買していますよね。無意識に選択しているようでも、しっかりそれに価値を感じていると思うんです。

例えば、無印良品が好きな人は「シンプルでミニマム」という世界観に惹かれているところがあると思うんですけど、じゃあなんでその人はその世界観を知っているのか?と考えると、それは無印良品というブランドの広告だったりWEBサイトだったりが世界観を発信しているからなんですよね。

今まで僕は営業マンとして、サービスや、商品の価値を1対1でお客様にお伝えしてきました。しかし、コロナ禍によって商談の数が減ると、比例して商品価値をお伝えすることができる企業様の数も減ってしまうんです。これがWEBデザインであれば、インターネット上で広く誰にでも届けられる可能性がある。これからは企業の営業力としてのWEBデザインが役に立つ時代が来たなと確信しています。
「100人の営業マンを採用して訪問し価値を訴求するよりも、1人のプロデザイナーを起用して100人中100人に価値訴求できるWEBデザイン」を提供していきたい!
だからこの領域で新規事業を起こすことを決めました。

-今後はどのような展開を描いているのですか?

新規事業「My Pedia」による社会貢献を最速で行っていきたいと思っています。

日本には良い会社がたくさんあります。特に製造業の企業様は、あまり知られていないけど、シェアNo.1などの商品や技術がたくさんあります。
しかし、世間がその会社について知るのはテレビで取り上げられてからであることが多いです。その会社は世の中に役立つものを生み出しているのに、その商品を使いたい人や提携したい会社が存在を知らないのではもったいない。

私達はデザインを「経営手段としてのデザイン」として捉えています。
インターネットの利用者が増えて、WEBサイトを目にする人々は今まで以上に多くなっています。
そのWEBサイトのデザインをアップデートし、会社の価値を見える化し、サービスを広めるお手伝いをしていきたいと思っています。デザインは企業経営に対して、これからますます影響を強めるはずです。そうなったときに、僕らはリテラシーの高いIT企業や資本力のある大企業だけでなく、地方企業や中小企業までデザインの力が利用できる仕組み・インフラを整えていきたいと思っています。

働く上で大切なのは「誠実・協力・迅速」

-働く上で大切にしていることを教えてください。

僕らのポリシーは「誠実・協力・迅速」です。
これは、私の前職の社長からの教えです。なにかの意思決定に悩んだとき、必ず「誠実・協力・迅速」を意識しています。

まず、大前提として嘘をつくとビジネスはうまくいきません。仕事で人と付き合うからこそ、信頼関係の構築は最重要事項です。弊社に発注いただいているお客様は、パートナーであり、チームです。頂いている自分の仕事に対して責任を持ち、失敗をしても隠さず事情をお伝えすることが最終的に結果が出るんだと信じています。なので、誠実さを大切にしています。
次に、社外・社内のメンバーと協力して自分たちの持つ力を掛け算式に大きくすることを意識しています。「何でもできることは、何もできないことと同義」です。僕らは全員が社内の仕事を全部できる状態でいるよりも、個人の強みを持ち寄って協力し、会社全体での力を最大化させるような働き方をしています。
これは迅速さにもつながります。変化の激しいIT業界では、スピードが最大の付加価値です。まだまだデザインやITに関心のない人にまで僕らのプロダクトを最速で届けるために、トライアンドエラーを協力して行っています。

-最後に求職者へメッセージをお願いします。

僕は今の会社のメンバーをサービスを作っていくための仲間だと思っています。
みんながサービスを世に広げていくために責任を持って働いていて、それに対してのリスペクトを忘れていません。

ベンチャー企業で働くというと、勤務体系や関わり方について自由度が高いことを想像する方もいるかと思います。確かに追っている目標達成のためのアクションについては個人の裁量に委ねられている部分も大きいです。ただ、僕らは目標達成を第一に考えているため、いわゆる想像通りの自由はないかもしれません。死に物狂いで仕事について考えている期間もありますし、日々試行錯誤を繰り返しています。

会社はこれから伸びていくフェーズにあり、他の会社ではなかなか経験できない裁量権の大きさを得ることができます。是非、SEASIDEの新規事業が軌道に乗るこの時期にご興味がある方はご応募ください。

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