こんにちは!株式会社CROSS TOKYOの川原です。
本日は、グループ会社であり、私が取締役を務める株式会社PARKOUR JAPANの「データコーチング育成事業」について、詳しくお話しします。
「データドリブンな組織文化の構築に関心のある方」や「AI・BIツール活用を通じて、人と組織の成長を支えたい方」はぜひ最後までご覧ください!
CROSS TOKYOの事業一覧
CROSS TOKYOが目指しているのは、「15年で100社、グループ時価総額100億円」。
現在は、「マーケティングコンサルティング事業」と「スタートアップスタジオ事業」の2つの事業を軸に、スタートアップスタジオ事業では、グループ会社4社が各領域で事業を展開しています。
- マーケティングコンサルティング事業
- スタートアップスタジオ事業
- ディープテック事業「株式会社commissure」
- クラウドファンディングコンサルティング事業「株式会社craco」
- データコーチング事業「株式会社PARKOUR JAPAN」
- セールスフォースエンジア育成事業「株式会社Clafit Consulting」
データコーチング事業「株式会社PARKOUR JAPAN」
ー事業概要
|人と組織をデータ活用で強くする、2つの支援軸
PARKOUR JAPANでは、以下の2軸で事業を展開しています。
1つ目は、データドリブンな組織やカルチャーを醸成するための教育・トレーニングです。こちらは、ワークショップ形式で提供しており、実践的に学びながら現場への定着を目指しています。
2つ目は、技術的なサポートです。具体的には、Tableauなどのビジネスインテリジェンス(BI)ツールのスキルを構築し、ツールを使いこなせる人材を社内に増やすことで、組織全体のデータ活用を促進していく取り組みを行っています。
ー創業の背景にある課題
|「最終的に使うのは“人”」という視点から始まった事業
私たちが事業を立ち上げるにあたって前提としていたのは、どれだけデータやAI、BIツールが発展しても、最終的にそれを使いこなすのは“人”であるということです。
そのため、まず「中にいる人」を強くすることが必要であり、そういった人材が増えていくことで、組織・企業全体が強くなっていくと考えています。
しかし、多くの企業が「データ活用」や「DX推進」に関心を持っている一方で、それが現場で十分に実現できているケースはごくわずかです。
このままでは、日本のDX化は進まず、企業が時代の変化に対応できなくなっていく。
その課題に向き合い、「人を強くすることで、組織・企業を強くする」ことを目的に、PARKOUR JAPANの事業はスタートしました。
ープロジェクト事例![]()
例えば、TableauというBIツールの技術・スキルを習得したことで、ダッシュボードの社内利用率が36%から100%に向上し、外注にかけていた予算を80%削減。その分のリソースを、社員教育に振り向けることができた企業もあります。
こうした成果は、私たちの研修を導入いただいたことによるものだと考えていますし、なによりお客様自身が変化していく過程を、最も近い場所でサポートできることこそが、この事業の価値だと感じています。
ーPARKOUR JAPANが目指す世界
|組織全員が双方向に会話できる環境を作りたい
今でも多くの日系企業では、年功序列の文化や、現場の担当者がマネージャーや部長にレポートを上げて、その上司がさらに経営層に報告する、といった一方向のコミュニケーションが当たり前になっています。
一方で、データをうまく活用できるようになると、役職や経験に関係なく、ひとつのデータをもとにフラットに会話ができるようになると考えていて。データ活用を広げていくことで、誰もが納得できる意思決定や、働き方を実現できる組織を作っていきたいですね。
|データを通じて個人を強くしたい
データを通じて、一人ひとりが活躍できる世の中を作っていきたいと考えています。
そのために大切になってくるのが、「データ活用ができる」「ツールを使いこなせる」といった“武器”を備えていること。こうした武器をしっかりと身につけることで、自信を持って働ける人が増え、一人ひとりが活躍できる環境が広がっていくと思います。
そして、そういった人たちが集まることが、結果として組織や企業の強さにもつながっていくはずです。
「データを活用して仕事のパフォーマンスが上がった」「評価や報酬が上がった」といった実感を持てる人が増えることで、働くことへの充実感が生まれ、離職率の低下や生産性の向上といった良い循環が実現できると考えています。
ー今後の事業展望
|データとAIを掛け合わせて組織を強くする
今後は、AIの領域にも力を入れていきたいと考えています。
具体的には、AIを企業に導入することで、業務を仕分けし、本当に人がやるべき仕事に集中できる環境を作りたいですね。
例えば、人がやっている業務でもAIに任せられることは、どんどん任せていくべきだと思うんです。だからと言って、その領域を担当していた人が必要なくなるということではなく、人が本来力を発揮すべき場所へと再配置していくことが大事だと考えています。
データの活用はもちろん、AIを掛け合わせることで、さらに組織が強くなっていく世界線を描いています。