あなたの成長が、就職先の“運”に左右されないように。
院長として、採用部門の部長として、そして現場の仲間として、私の言葉でお伝えします。
「いい先輩の下に配属されるかどうか」で伸び方が決まってしまう。それは、あまりにももったいない。もし、誰か一人の先輩に依存せず、組織の仕組みそのもので成長が約束される職場があるなら。
今日は、私たちが実装している“人が育つ仕組み”とその設計図をお話しします。
求める人物像
【一緒に働く上で欠かせないこと】
- 現状に満足せず、学び続ける意欲がある方
【こんな方を歓迎しています】
- チーム全体の成長に喜びを感じられる方
- 変化を恐れず、新しい仕組みを面白がれる方
何をしているのか|成長は“偶然”ではなく“設計”できる
私たちは、現場で生まれた素晴らしい技術や気づきを、個人の中だけで終わらせず、組織の力に変える「学習が循環する仕組み」を文化として根づかせています。
さらに、頑張りを正しく評価するための透明な物差しも用意。
「先輩の背中を見て覚えろ」ではなく、誰でも再現できる型で育つ。これが私たちの育成です。
なぜやるのか|“人の成長”が、医療の質を押し上げる
【事実】個人任せの教育は、成長を止める
教え方は先輩ごとにバラバラ、評価基準は曖昧——「何を頑張ればいいか分からない」。
その結果、成長実感が持てずに消耗するスタッフが出てしまう。動物医療では、これが根深い課題です。
【解釈】最高の医療は、育つ環境から生まれる
私たちは、スタッフ一人ひとりの継続的な成長こそが、動物とご家族へ届ける医療の質を高めるいちばんのエンジンだと考えています。
だからこそ、もっとも投資すべきは“人が育つ仕組みです。
どうやっているのか|「育つ病院」の3つのこだわり
① 学習環境:“承認”から回る、高速サイクル
- 当日の良い実践やヒヤリハットをその日のうちに言語化
- 翌日に改善案として標準化し、週1で全体共有
- 潤滑油は“3秒承認(Recognition)”
- 例:「さっきのご家族への説明、すごく分かりやすかった。ありがとう」
小さな承認が行動を強化し、学習が回り続ける土台になります。
- 例:「さっきのご家族への説明、すごく分かりやすかった。ありがとう」
② 評価:「QUE+R」という透明な物差し
- Quality(医療の質)
- Understandable communication(わかりやすさ)
- Environment(環境づくり)
- Recognition & Respect(承認・尊重)
成果だけでなく、「寄り添い」や「チーム貢献」といったプロセスも評価。
この基準は昇格・キャリア形成に直結し、努力の方向性がぶれません。
③ 役割設計:挑戦できる小さな舞台を用意
診療・運営・経営の役割を明確に分離し、それぞれが専門性に集中。
そのうえで、若手でもリーダーシップを試せる“小さな舞台”を多く用意します。
例:「看護師リーダー制度」
小さな範囲の運営改善や教育担当を持ち、自分で考え、動き、振り返る。挑戦が定着するプロを育てます。
こんなことを一緒にやります
- 毎日の成功・失敗を10分メモに残す(事実→気づき→次の一手)
- 改善案をA4一枚にまとめ、ミーティングで1分共有
- チームで“3秒承認”を実践し、良い行動を即・言語化
- QUE+Rを意識し、診療・説明・環境整備に取り組む
- マイクロ院長制度など、キャリアに合わせた役割に挑戦
“運”ではなく“仕組み”で、あなたを伸ばしたい
良い先輩に出会えるかどうか。そこに未来を賭けるのは、やめましょう。
仕組みで育つ——その方が、ずっと確実で、ずっとやさしい。
もし少しでも気になったら、オンラインで30分、カジュアルに話しませんか。
あなたが描きたいキャリアの地図を、私たちと一緒に具体化していきましょう。
現場の空気感も、評価の基準も、包み隠さずお伝えします。