株式会社サックルの会社情報 - Wantedly
株式会社サックルの魅力を伝えるコンテンツと、住所や代表・従業員などの会社情報です。「製品・サービスを納品するだけでなく、世の中に広まるまでが開発である」 この理念を共に実現できるエンジニア・デザイナー・マーケターを募集しています。
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地方に住んでいても、家族との時間を大切にしながら、もっと技術を磨いていきたい。
そんな思いを持ちながらも、
「保守案件ばかりで新しい挑戦ができない」
「最新技術に触れる機会が少ない」
と感じ、キャリアにモヤモヤを抱えている方も少なくないのではないでしょうか。
今回お話を伺ったのは、地方で暮らしながらも、受託開発やグループ製品の開発など多様な案件に関わり、着実に成長を続けているエンジニア。
「技術を磨きたい。でも、家族との時間も大切にしたい」
そんな葛藤を抱えながらも、自分らしいキャリアを模索し、実現してきた方です。
「地方だから無理」ではなく、「環境を選べば、地方でも成長できる」。
育児や生活と両立しながら、モダンな開発環境のなかでスキルを磨いているその姿勢には、これからの働き方のヒントが詰まっています。
今回は、そんなリアルな声を伺いました。
以前は、地方企業に勤め、社内業務システムの開発・保守を担う社内SE(プログラマー)として
グループ会社向けのホームページや業務システムの開発・運用保守に6年間従事していました。
要件定義や基本設計から実装、テスト、運用までを一貫して担当し、加えて社内の支払処理や書類管理といったバックオフィス業務も担っていました。
しかし次第に、「このままでは自分のスキルが止まってしまうのでは」と不安を抱くようになったと言います。
「Ruby on railsやVue.jsなどを使った開発にもっと携わりたかったのですが、現職では古い構成や保守メインの案件が多くて...。技術的な成長を実感できず、このままでいいのかと考えるようになりました。将来、家庭を支えていくためにも、今のうちに技術の幅を広げておく必要があると思ったのです。」
何さんの言葉からは、自身のキャリアと真摯に向き合ってきた想いが込められていました。
サックル入社後は、Ruby on rails、Vue.js、AWS、Dockerなど、モダンな技術を扱う案件に携わるようになりました。以前に比べて扱う技術の幅が広がり、技術の"面"が大きく広がったと語ります。
「言語やフレームワークが違っても、基礎が身についていれば応用もできるという実感が持てるようになりました。動画や書籍でインプットしながら、実務で手を動かして理解が深まっていく感覚がありましたね」
加えて、案件に対して「どう提案するのか」「品質をどう担保するか」といった開発以外の視点も持てるようになったそうです。
技術を磨くのと同じくらい、何さんが大切にしているのが"チームとの関わり"です。
「納期前に誰かが詰まっていたら声をかけて一緒に進めるようにしています。以前は“自分のタスクが終わればいい”という感覚でしたが、今は“チーム全体としてどう良くすか”を意識するようになりました。」
レビュー文化が根付いているサックルでは、自分のコードにもフィードバックがもらえるため、自然とチーム全体で技術を高め合う風土が育まれていると感じているそうです。
入社から5年。現在は受託開発だけではなく、グループ製品の機能追加や運用保守にも携わりながら、幅広い開発業務に取り組んでいます。
様々なプロジェクトを経験する中で、扱う技術も広がり、提案・基本設計から実装まで、開発の上流から下流まで一貫して携わる力が身についてきました。
「自分の意見が製品に反映されたときや、チームの中で“ありがとう”と言ってもらえる瞬間に、やりがいを感じます。評価制度が変わったタイミングで、MVPにも選んでもらえて、日々の努力が認められたことが本当に嬉しかったですね」
プロジェクトを通じて、自分自身の技術的な成長だけでなく、考え方にも変化があったと話します。
「いろんな業種のシステム開発に関わることで、“要件をどう読み解くのか”とか“この設計はなぜこうなっているのか”という意図まで意識するようになりました。品質を高める意識も自然と身につき、すべて実務を通して鍛えられた実感があります。」
小さいお子さんがいる何さんにとって、仕事と家庭の両立は欠かせないテーマの一つです。
サックルでは在宅勤務と出社のハイブリッドな働き方が可能で、ライフスタイルに合わせて柔軟に働くことができます。
「在宅勤務は集中できて効率がいい反面、どうしても気持ちの切り替えが難しい時もあって...。そんな時は、気分転換も兼ねてオフィスに出社するようにしています。(笑)
自分にとってちょうど良いバランスを見つけられる働き方が、無理なく長く働ける理由の一つなのかもしれません。
「いずれは、自分たちで新しいサービスをゼロから立ち上げてみたい。少人数のチームで、企画から開発まで一貫して担えるようになれたらと考えています。」
現在は実装を中心に担当していますが、将来的にはマネージャーのような立場にも挑戦してみたいとのこと話します。
開発スキルを磨きながら、チームをまとめる力や広い視野も養い、キャリアの選択肢を広げていきたい。
そんな前向きな想いがにじみでていました。
「地方にいると、最新技術やチームでの開発に触れる機会が少なく、“このままでいいのかな?”と不安に思うこともあると思います。でも、環境を選べば、地方でも技術力は伸ばせるし、チーム力も高めていけます」
今すぐの年収アップよりも、家族との暮らしを守りながら、長くキャリアを築いていきたい。
そんな志向を持ったエンジニアの方にとって、サックルはきっと心地よく働ける場所になるはずです。
今回のインタビューを通じて見えてきたのは、
「地方にいながら、技術を磨き、仲間とともにプロダクトに関われる環境」が、サックルには確かにあるということでした。
レビュー文化が根付いたチームの中で、お互いに学び合いながら開発に向き合う毎日。
グループ製品やSaaS製品など、長く育てていけるプロダクトに関わることで、「つくって終わりじゃない価値」にも気づけます。
そして、ライフステージに合わせて柔軟に働き方を選べるからこそ、家族との時間もキャリアも、どちらも犠牲にしない働き方が実現できるのです。
「地方にいるからできない」「育児中だからチャレンジできない」——
そんな不安を抱えているエンジニアの方こそ、サックルの働き方に触れてみてほしいと思います。
きっと、「今の自分にちょうどいい場所」が、ここで見つかるはずです。