株式会社サックルの会社情報 - Wantedly
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こんにちは!広報採用担当の平田です。
「育休って、実際どうだった?」
「仕事への影響は?」
「正直、大変じゃないの?」
そんな声にリアルに答えてくれたのが、エンジニアの大森さん。
13年ぶりにパパになった大森さんが語る、2ヶ月間の育休生活とその後には、「共働き・子育て世代」が安心して働ける職場のヒントが詰まっていました。
1.育休取得の背景
2.育休生活について
3.職場環境、上司・チームの反応
4.育休で得た気づき
5.これから育休を検討するメンバーへ
大森さんが育休を取ろうと思ったのは、奥さんの妊娠が分かったときでした。
「前の子のときは育休を取らなかったんです。今回はひとまわりくらい差があって、自分も年齢的に体力が落ちてるのも感じていて。子どもの受験も重なったし、今回はしっかり関わろうと決めてました。」
社会全体で育休を取る流れが広がりつつある中で、サックル社内でも育休を取りやすい環境づくりのきっかけになればという思いもあり、奥さんともじっくり話し合ったうえで、育休の取得を即決をされました。退院後の負担や、受験シーズンのサポートも見越して、1月は有給を取得し、2月は育休を取得するプランを計画されました。
育休中は、まさに“フルタイム家事&育児”の日々でした。
朝ごはんの用意、昼ごはん、買い物、沐浴、晩ごはん、夜中のミルク対応……。
夜は3時間おきに起きて授乳の必要があるため、奥さんもなかなか休めないことを考慮して、負担を少しでも軽くしたいと思いから、夫婦でシフトを組んで、2~3時間おきに育児をしていました。
「一番大変だったのは、毎日の献立を考えることで、栄養バランスも冷蔵庫の在庫も考えなきゃいけないのはほんと大変‼︎」
ちなみに料理はもともと得意で、在宅勤務中や休日はご飯担当をしていたそうです。
得意な料理は「結構思いつきで作っちゃうのですが、肉を焼く系が得意です。」と笑顔で話してくれました。
特に苦労したのは、子どもの受験期間と出産時期が被ったタイミングでした。1月は子どもの入試の付き添いや出願の手続きなど対応しながら、奥さんの検診へ付き添ったりしていました。
出産後の2月は子ども中心の生活となり、家事や育児をしながら合間にお兄ちゃんの受験サポートをされていたようですが、育児は生まれてからの方が大変さが増すことを実感されていました。
育休の相談は早めに行い、業務の引き継ぎも着々と準備していました。
上司やチームメンバーの反応はすごくポジティブで「育休いいと思います。」「私は問題ありません。」といった前向きな反応をもらい、育休に入る際も「いってらっしゃい」という温かい雰囲気に支えられたことが印象に残っていると振り返ります。
当時携わっていたプロジェクトの進行に多少の混乱はあったものの、メンバー同士の信頼関係があったからこそ、安心して休みに入ることができたと話してくれました。
復帰後のチームメンバーの雰囲気も変わらず、「長い休みおつかれさん!」と温かく迎えてくれました。
大森さん自身の時間の使い方に変化はあったようです。
「子どもとの時間を大事にしたくて、仕事を定時で終わらせたいという気持ちが強くなりました。」
時間の使い方にメリハリがつき、集中して業務に向き合う意識が高まったようです。
「やっぱり、生まれてからの1ヶ月は本当に大変だった。育休は“あった方がいい”じゃなくて、“必要”だと思いました。」
自分自身が夜型ということもあり、夜中の育児は比較的スムーズだった様子。でも、授乳や抱っこが必要な時期、家事も含めてやるなら「3~4ヶ月くらい、もう少し柔軟に取れるといい。」と実感したようです。
「仕事しながらだとどうしても限界がある。奥さんの負担を減らすためにも、絶対、とった方がいいと思います。」
また、制度面についても「テレワークや時差出勤ができる環境はありがたい。うまく使えば両立しやすいはず。」と語ってくれました。
「育休を取りやすくするには、もっと手続きまわりが整うといいなと思います。」
手探りで進めたという各種申請や書類のやりとりも、大森さんにとってはひとつの課題だったそう。
でも、「前例ができたこと自体が、大きな一歩。」
これから育休を検討するメンバーにとっても、会社にとっても、大森さんの選択は確実に道を広げてくれました。
最後に、これから育休取得を検討している人へのメッセージを聞くと、迷いのない言葉が返ってきました。
「絶対、育休はとった方がいい。奥さんの負担を減らすためにも。仕事しながらだとどうしても限界があるし、少しの時間でも、まとまって向き合える方がいいです。」
また、社内制度に対しても「使える制度がちゃんとある。テレワーク制度や早出/遅出制度も活用できるから、うまく使えば両立しやすいと思う。」と話してくれました。
育児も、仕事も、大事にしたい。
その思いに会社が応えてくれるなら、それは「安心して働ける職場」の証です。
これからパパになる人たちへ
——大森さんの育休ストーリーが、少しでも背中を後押しできますように。