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優しさを軸にして、巡り合いを大切に挑戦し続ける カフェマネージャー・Tamura Rina

「同じコーヒー豆を、同じ手順で淹れているはずなのに、なぜだかあの人のコーヒーはホッとする」そんな経験をしたことはないでしょうか。そういう瞬間にこそ、バリスタの感性が宿っているのかもしれません。私たちが美味しいコーヒーに求めているものは、舌の上の感覚だけでは語り切れないのかも……美味しさと安心感、ヒトとモノとちょっとした出来事が重なる、そんなとき一杯のコーヒーは、深く染み入ってくる気がするのです。ブルーボトルコーヒーの日本進出直後から長年働き、デンマークの名店La Cabraを経て、2024年にKurasuへジョインしたRina (本名:Tamura Rina)は、ホッとしてもらえる「優し...

なぜKurasuはドバイに出店したのか? 現地で感じた中東コーヒーの未来

京都を拠点とするスペシャルティコーヒーショップKurasuは、このたびドバイに新店舗「Kurasu Dubai」をオープンしました。中東のハブであるドバイは、お酒の代わりにコーヒーが社交のツールとなり、華やかな街並みの中でコーヒー店がひしめきあう巨大なマーケット。本記事では、Kurasuの創業者で代表のYozoが現地を訪れて感じた熱狂と勝機、中東コーヒーシーンの未来をお伝えします。なぜ今、中東に?「お酒の代わりにコーヒー」が育む巨大市場── ドバイ進出おめでとうございます!意外にもYozoさんご自身は、今回が初めてのドバイだったそうですね。ありがとうございます。そうなんです、実は僕も今回...

大手EC、テーマパーク、そしてKurasuへ。「面白そう」を信じて歩み続けるKangのキャリア論

海外で働きたい。その想いを原動力に、生まれ育った韓国を飛び出したKang。学生時代にシリコンバレーでのインターンシップを経験し、卒業後は日本で就職。楽天グループやユニバーサル・スタジオ・ジャパンでマーケターとしてのキャリアを積んだ後、スタートアップに興味を持つようになり、2024年7月、コーヒー業界未経験でKurasuにジョインしました。入社直後から新規事業開発担当者として2050 COFFEEやベーカリーカフェ事業立ち上げに関わり、現在はコーヒー器具部門の責任者も務める彼。誰もが知る大手企業から、スタートアップへと居場所を移した理由とは? そして、常に新たなプロジェクトにチャレンジし続...

やわらかく、なめらかに。Kurasuを支える有機的なバックオフィスチームで働くということ - Kyosuke Maeda

「経理って四角四面なイメージがあるかもしれませんが、Kurasuのバックオフィスチームは“うねうね”しているんです」そう語るのは、未経験でKurasuに入社し、今ではバックオフィスチームの要として組織の成長を支えるMaedaです。彼はコーヒースタートアップKurasuの社員であると同時に、自身でも喫茶店を運営し、複合的な働き方を実践しています。経理や人事労務に付きまとう「お堅い仕事」というイメージを覆すような、自由な働き方を実現しているMaeda。「入社してから一度たりとも同じ一週間はありませんでした」という言葉からは、グローバルに事業を展開するKurasuならではの、バックオフィス業務...

Meet our team:Yuko Baker 世界中のお客様とつながる母の仕事 【国際女性デーに寄せて】

3月8日は「国際女性デー(ミモザの日)」。1904年3月8日にニューヨークで女性労働者が婦人参政権を要求してデモ集会を開催したことに由来し、これまでの女性の勇気と決断を称え、女性の地位向上や女性差別の払拭を考える日とされています。性別の壁を超えて誰もが活躍できる社会を目指すこの日を記念して、私たちは京都のコーヒースタートアップ Kurasu で輝く女性を紹介します。グローバルなカスタマーサポートの最前線で活躍するBaker(Yuko Baker)は、多様な文化的背景を持つKurasuのお客様に、持ち前の語学力と想像力で寄り添い続けています。彼女は、オフィスにいつも明るい空気をもたらしてく...

「こうでなくてはならない」を超えて。Ayakaが見つけた、今の笑顔が活きる場所 【国際女性デーに寄せて】

3月8日は「国際女性デー(ミモザの日)」です。1904年3月8日にニューヨークで女性労働者が婦人参政権を要求してデモ集会を開催したことに由来し、これまでの女性の勇気と決断を称え、女性の地位向上や女性差別の払拭を考える日とされています。性別にかかわらずお互いを尊重し、誰もが働きやすい社会を目指したい。そんな想いを持つ京都のコーヒースタートアップ Kurasuでは、性別やバックグラウンドが異なるメンバーがそれぞれの「個」を活かし活躍しています。Kurasu創業期以来のメンバー、Ayakaもその一人。2016年8月にバリスタとして入社し、ジェネラルマネージャーを経験した後に代表社員(役員)にな...

たった一人で始めたEC、1万オーダー達成の秘密とは。Shopifyマイルストーン受賞に寄せて

「コーヒーを通じて人々の生活を豊かにすること」をビジョンに掲げるコーヒースタートアップ、Kurasu。2013年に小さなオンラインストアとして始まり、現在では、国内外の実店舗、オンラインストア、そして自社焙煎所を通じて、世界中に高品質なスペシャルティコーヒーと日本のコーヒー器具を届けられるようになりました。Kurasuのオンラインストアは、ECプラットフォーム「Shopify(ショッピファイ)」を使用して運用しています。そして2025年2月、国内向けストアでオーダー1万件を達成したことを記念し、Shopifyから「マイルストーン」をいただきました。一人で始めた小さなビジネスがここまで大き...

朝が好きで始めたバリスタ。世界を巡った彼が届けたいピースフルなコーヒー

京都のコーヒースタートアップ「Kurasu」では、多様なバックグラウンドを持つメンバーが活躍しています。コーヒーの街メルボルンの名店で経験を積み、現地の競技大会で結果を残してKurasuにジョインしたKuri(Kuribayashi Takuya)。その輝かしい実績とは裏腹に、彼は「朝に働くのが好きだからバリスタを始めた」とシンプルに語ります。今回は、カフェというピースフルな空間に魅了され、バリスタとして歩み始めた彼がKurasuチームに加わるまでのストーリーに迫ります。—— Kuriさん、はじめまして。まずは自己紹介をお願いします!2024年の秋からKurasuにジョインしたKurib...

コーヒー屋さんに翻訳者? Kurasuを“言葉”で支え続けるAyaのキャリアストーリー

京都から世界へコーヒーカルチャーを発信するというビジョンのもと、グローバルに事業を展開するKurasu。さまざまなバックグラウンドを持つメンバーの中には、日本語と英語の両方を話す人もたくさんいます。イギリスの大学院で文芸翻訳を修めたAyaもその一人。立ち上げ初期から現在に至るまで、Kurasuのグローバルな活動を「言葉」で支えてきたメンバーです。「いつの間にか、Kurasuで働いた期間が私のキャリアの中で一番長くなっていました」と微笑む彼女に、入社のきっかけや日々の仕事、今後のビジョンについて聞きました。国際法律事務所から、イギリスの国立大学大学院へ——Ayaさんのこれまでの経歴をお聞か...

コーヒーで誰かをワクワクさせたい。大手IT企業出身WebマーケターがKurasuを選んだ理由

大手IT企業での華々しいキャリアを持ち、周囲を圧倒させる結果を出し続けてきた凄腕のデジタルマーケター、Koike。そんな彼が、なぜ畑違いのコーヒー業界に、そしてなぜKurasuに飛び込んだのか。2024年2月の入社以来、EC・オンラインマーケティング担当者として精力的に活動している彼に、入社のきっかけや取り組んでいる仕事、今後のビジョンについて聞きました。大手IT企業で培ったWeb戦略の知見を携えてKurasuへ——Koikeさんのこれまでの経歴について教えてください。僕はサッカー王国と呼ばれる静岡県の出身で、小学生のときから高校を卒業するまでずっとサッカー漬けの生活を送ってきました。大...

「今ここにある一杯」の美味しさを目指して。ヘッドロースターTakuyaのキャリアと仕事論

2022年、新卒入社した大手メーカーからKurasuへ転職し、そのわずか1年後にヘッドロースターに就任したTakuya。西陣にある焙煎所でローストをする傍ら、豆の買い付けやクオリティコントロール、生産者とのコミュニケーションなど精力的な活動を繰り広げる、Kurasuの若きリーダーです。そんなTakuyaに、入社のきっかけや焙煎に対する想い、今後のビジョンについて聞きました。一般企業で働きながら、週末にコーヒーのトレーニング——Takuyaさんのこれまでの経歴について教えてください。僕は兵庫県の出身で、大学進学を機に上京しました。通っていたのは慶應義塾大学の商学部。大学3年生のときにスター...

コーヒーの未来を「デザイン」でつくる。Kurasuで見つけたMizの新しい仕事観

Kurasuには、デザインの力でチームをけん引し続けているメンバーがいます。商品パッケージやWebサイトのデザイン、そして店舗のブランディングまで、様々なシーンでKurasuブランドをビジュアライズしてきたグラフィックデザイナー、Mizです。そんなMizがグラフィックデザインと出合ったのは、メルボルン。生きる意味を問い直して渡ったその土地は、彼女にコーヒーの魅力も教えてくれたといいます。「Kurasuらしさ」を考えるうえで欠かせない存在である彼女に、これまでの経歴と現在の仕事、将来のビジョンについて聞きました。人生をリセットし、メルボルンでグラフィックデザインと出合う——Mizさんのこれ...

ドイツから京都へ。元フリーランスバリスタのKaiがKurasuで築く「スタンダード」

京都のコーヒースタートアップ Kurasuでは、さまざまなバックグラウンドを持つメンバーが活躍しています。ドイツ出身で、ヨーロッパと日本において、バリスタ、マネージャー、バリスタトレーナー、プロダクションロースターといったさまざまな役職を経験した後、Kurasuに入社したKaiもその一人です。「同じ情熱を持った人たちと、インターナショナルなチームで働けるのがKurasuの魅力」と目を輝かせる彼に、来日やKurasu入社のきっかけ、現在取り組んでいる仕事、今後のビジョンについて聞きました。会社と個人、どちらも成長していける仕組みづくりを——Kaiさんは2024年5月にKurasuに入社した...

Kurasuはなぜ京都だけに複数店舗を持つのか? - 京都でのミクロなローカライゼーションが、マクロなブランド構築に集約されるまで

オーストラリアで生まれ、今ではシンガポール、タイ、インドネシア、香港と海外店舗を精力的にオープンしているKurasu。それぞれの地域文化や消費者が日本のスペシャルティコーヒーに求めるものを読み取り、今までにない新しい体験を様々な形で提供しています。そんなKurasuですが、国内での展開を見ると新店舗や焙煎所をオープンするのはいつも京都。なぜ、東京など他の都市に進出していないのか?京都の中で、それぞれの店舗のロケーションに違いはあるのか?Kurasuの初めての店舗であるKyoto Standの始まりをおさらいしながら、Kurasuがどのようにローカライズを捉え、その地域のニーズを見つけてい...

50歳、散らばって見えた点が一本の線になった。京都のコーヒー会社で始める未来への挑戦

Kurasuではさまざまなバックグラウンドを持つメンバーが活躍しています。ある日カフェで飲んだ1杯のエスプレッソに衝撃を受け、30代中盤で異業種からコーヒー業界に飛び込み、バリスタ、そしてロースターとしてキャリアを築いてきたKamadaもその一人。2024年4月に50歳でKurasuに入社し、コーヒー部門全体のマネジメントを手掛ける彼に、これまでの経験とKurasuに入った決め手、現在の仕事とビジョンについて聞きました。浮世絵ギャラリーの運営、Appleの営業職、そしてコーヒーの世界へ——Kamadaさんの学生時代と最初の仕事について聞かせてください。私は秋田県秋田市で生まれ育ち、大学進...