こんにちは!25卒内定者の松浦です。
現在、RIZAPグループでは広告推進事業やコンサルティング事業など、挑戦的な新規事業が次々と生まれています。
今回は、これら2つの新規事業を兼任し、成果を上げ続けている広告事業推進部 兼 コンサルティング事業推進部 東海 龍宜さん(23卒/2年目)にインタビューしました。若手ながらも大きな裁量権のもと、成果を出し続ける秘訣とは・・・?
ぜひ最後までご覧ください!
人を心から幸せにできる時間を増やしていきたい
―― 東海さんの大学時代について教えてください。
大学では機械航空工学を専攻し、「宇宙兄弟」に憧れて人工衛星を作りたい一心で勉強に打ち込んでいました。しかし、大学2年生の時にコロナで交換留学やサークル活動など、計画していた全てが中止に。その時、自分の生活を振り返ると「自分は何が好きで、何をやりたいのか」が分からなくなっていることに気づきました。
「何もすることがなくなった今こそ、自分を知るチャンスだ」と考え、地方の高校生向けオンライン塾の立ち上げに挑戦しました。収益化には成功したものの、1日12時間以上時間を費やす生活を続ける中で「この事業を10年続けたいか?」「今、自分は幸せなのか?」と自問すると、心にモヤモヤが残るようになりました。
―― モヤモヤを解消するために、何をされたのですか?
「事業を続けるだけではなく、もっと多様な経験が必要だ」と感じ、全国を旅しながら、農業や建築現場など自分が未経験だった仕事に挑戦しました。その過程でそれぞれの地域の人々や価値観に触れ「人を心から幸せにできる時間を増やしていきたい」という思いが芽生えました。それが今のキャリア観の原点になっています。
―― そんな中で、最終的にRIZAPを選んだ理由は何ですか?
当社の理念である『「人は変われる。」を証明する』に深く共鳴したからです。特に、chocoZAPを通じて人々の生活を豊かにする事業が身近に展開されている点に強く惹かれました。
また、20代のうちから成長できる環境で自分を磨きたいと考え、優れた上司や同僚と切磋琢磨できるという点で当社を選びました。
信頼から生まれる挑戦のチャンス
―― 現在、広告事業部とコンサルティング事業部という2つの新規事業を兼任されていると伺いました。それぞれの業務内容を教えてください。
広告事業部では、chocoZAPを広告媒体として、様々なクライアント様の広告配信活動をサポートする事業を手掛けています。店内のタブレットで広告配信を行ったり、サンプリングを実施したりするほか、chocoZAPアプリ内バナーに広告配信、他社との協業案件も多く具体的にはchocoZAP店舗への自販機設置協業やキャンペーン実施、ライセンスでのコラボ商品開発なども行っております。
コンサルティング事業部では、当社のマーケティングノウハウを活用し、クライアント企業の成果を支援する“成果報酬型の広告代理店”として事業を展開しています。営業から企画まで幅広い業務をこなすポジションで、立ち上げ段階から関わっています。
―― なぜ入社間もない新卒2年目から、2つの新規事業を兼任することができたのでしょうか?
「自分にできることは何でもやる」というスタンスを大切にしていたからかなと思います。1年目の頃から、上司にどう役立てるか、期待に応えるには何をすれば良いかを常に考え続けていました。
そのためには、まず相手の期待を正確に把握し、それを上回る成果を目指すことを意識しました。例えば、こまめな報告やスピード感を持った行動で、上司が不安を感じないよう努めました。また、自分が上司だったらどう感じるかを常に想像し「この人なら任せられる」と思ってもらえる行動を心掛けてきました。
―― その視点はどのようにして身につけたのでしょうか?
入社したばかりの頃、上司に教えてもらいました。「1年後には部署のエースに、5年後には事業部長になりたい。そのためにどうすれば良いですか?」と尋ねた際に、「上司が任せたくなるポイントを常に考えろ」というアドバイスを頂いたんです。その言葉を胸に、信頼を得るための行動を磨き続けています。
仕事の“意味”を自分自身で見出す
―― 現在兼務している2つの新規事業では、どんなやりがいを感じていますか?
自分の取り組みが具体的な成果として目に見える形で現れる点ですね。例えば、chocoZAPの店舗で店内のタブレットに広告配信が流れたり、他社との協業による商品が並んでいたりします。それを見るたびに「自分がこの事業を動かしているのだ」という実感が湧きます。事業の成長や新しいプロダクトを1から作り上げることに携われるのは、本当に大きな喜びです。
兼務している分、成果が2倍に増える感覚がある一方で、責任感も倍増します。時にはプレッシャーにもなりますが、その分やりがいと達成感につながっていますね。
―― 責任が増える中で、失敗してしまった時はどのように対応してきましたか?
失敗は何度も経験していますが、そのたびに上司の存在が大きな支えになっています。現在の上司は、私が失敗した原因を論理的に指摘してくれるだけでなく、次にどう動くべきかを一緒に考えてくれます。もちろん、厳しいフィードバックを頂くこともありますが、自分の成長を考えて時間を使ってくれていると前向きに捉えています。自分が対応できない部分はチームに任せつつも、最終的な責任は自分が持つ。この姿勢で再び成果を出すことで、信頼を取り戻すよう努めてきました。
―― モチベーションを保つために何か工夫していることはありますか?
今取り組んでいる仕事の意味を自分自身で見出すことです。例えば広告事業では「この広告を通じてchocoZAPを利用する方々に、どのような価値を提供できるのか」を常に意識しています。この広告がユーザーにとってプラスになるものであれば、事業としての利益や売上、さらには「人を心から幸せにできる時間を増やす」という私自身の思いにもつながると考えています。当社では部署異動という選択肢もありますが、まずは目の前の仕事に全力で向き合い、結果を出すことを心掛けています。
―― 忙しい中でプライベートの時間は確保できていますか?
平日はどっぷり仕事に集中しますが、休日はしっかりリフレッシュするようにしています。私の場合、カメラやドローンが趣味で、週末はこれらを持って旅に出ることが多いです。仕事で忙しい時でも計画的に進めることで、平日の遅れを土日に持ち越さないよう意識しています。
RIZAPだからこそ描ける未来
―― 今後、RIZAPで挑戦したいことは何ですか?
私には2つの目標があります。1つ目は、現在携わっている広告事業とコンサル事業を安定的に黒字を出せるサービスへと成長させることです。それぞれの事業がRIZAP全体の成長を支える柱となるよう、しっかりと基盤を固めたいと考えています。
2つ目は、ToC分野で新たなブランドを立ち上げ、人々の生活を豊かにする商品やサービスを直接届けることです。
これらを実現したい理由は「RIZAPだからこそできること」がたくさんあるからです。例えば、chocoZAPのような事業は、個人では到底実現できない規模やリソースが必要ですが、RIZAPの組織力があるからこそ形になりました。こうした環境で挑戦し続けることで、自分自身も大きく成長できると信じています。
―― ご自身のキャリアの中で、どのように成長していきたいと考えていますか?
短期的には、プレイヤーから自立したマネージャーへの成長を目指しています。営業やPL管理といった具体的なスキルを磨き、売上と利益の両面で確かな成果を出せる人間になりたいです。
中期的には、事業責任者として、全体を俯瞰しながらリードできる存在になることが目標です。事業全体を見渡しながら、チームを引っ張り、さらなる成長を目指したいと考えています。
そして、長期的には地方に戻り、地域の特産品や食をテーマにしたプロダクトのブランドを立ち上げたいと考えています。日本独自の地域資源をうまく生かしながら、人々の心身の健康を支えるような取り組みを実現したいです。
これらを成し遂げるために、まずは目の前の仕事に全力で向き合い、自分の力を伸ばし続けることを心掛けています。一歩ずつ確実に成長を積み重ねていきたいですね。
4年生の2月まで、決断に妥協はしない
―― それでは最後に、就活生へのメッセージをお願いします。
就職活動では、誰しも多くの悩みや迷いに直面するものです。そんな時に大切なのは、憧れるロールモデルを見つけることだと思います。企業や事業内容だけでなく、そこで働く人たちはどんな人なのかをしっかり観察してください。自分が本当に一緒に働きたいと思える人や環境を見つけられたら、それが就活の大きな指針になります。
また、納得いくまで挑戦し続けてほしいと思います。私自身、大学4年の2月に当社の内定をもらいました。就活のスケジュールがどれだけ進んでいても、自分にとってベストな選択を追い求めるのに遅すぎることは決してありません。
就活の最初の一歩から最後の決断まで、妥協しないことが何より大切です。自分の決断にしっかり向き合い、後悔のない選択をしていただければと思います。