今回は、RIZAPグループ人事部で働く先輩社員の齊藤和平さんにインタビュー。
就活の軸に設定されることも多い“成長”をキーワードにお話を伺っていきます。
成長したい意欲のある就活生に、RIZAPグループでの成長環境を少しでも具体的に知って頂けたらと思います。
内定者時代インタビュー記事⇓
▼プロフィール
名前:齊藤和平
通称:ぴーす、ぴーちゃん(和平=Peace)
部署:人事部 採用・教育ユニット長
大学:九州大学 21世紀プログラム
好きなもの:aiko・対話・投資
齊藤さんは、日米学生会議や香港留学、外資系インターンなど圧倒的な行動力と実力と同時に、
温かい雰囲気と包容力を兼ね備えたハイブリットな先輩社員です。
就活の軸
―齊藤さんは、どんな就活の軸からRIZAPグループへの入社を決めたのですか?
就活の軸としては、「心の豊かさに関わる仕事」、「生み出す価値を、社会に広げたいと思う会社」、「エモさとアツさを大事にしつつ、次元の高い解決策を社会に実現する」の3点を軸にRIZAPグループへの入社を決めました。
学生の時にインターンで外資系コンサルティング会社出身の方々と働く経験を通して、スキル面では非常に尊敬でき、憧れがありました。一方で、自分の目指したい方向性とは違うなとも感じていました。
また、うつ病の経験からも「心の豊かさ」というキーワードを大切にしていたことも就活の軸に影響を与えたと思います。
―「心の豊かさ」がキーワードだったんですね。成長するという観点で、就活はされていましたか?
そうですね、裁量権をもって働くことを重視していました。具体的に言うと、自分自身が主体となって、企画し、実行していく起業家のようなイメージです。
先ほども話したインターンの経験では、主にコンサルティング業務を担っていましたが、自分には向いていないなと感じていました。どちらかというと、自分自身が主体となり、企画し、実行していく起業家志向のタイプかと。加えて、強みを活かすことが自分にとって一番幸せであり、成功への近道であるという考え方も、最終的な意志決定に至った要因だと思います。
インタビュー時の様子。左が齊藤和平さん
成長を実感した仕事
―なるほど。第三者の視点から価値を提供するよりも実際に企画し、実行する裁量権をもって働くことが齊藤さんの強みだったんですね。
現在、人事部で働かれていますが、成長を実感した業務内容はありますか?
いくつか成長を実感した業務はありますが、主に2つに分類できると思っています。
1点目に、思考・スキル面、2点目に、巻き込む力・人間力の面ですね。
1点目の思考・スキル面の成長に関しては、既存の業務の効率化を図った経験ですかね。具体的には、人件費の経理報告の業務フロー効率化プロジェクトです。この業務の前任者が退職したタイミングで、Excel力を買われてこの業務を担当することになりましたが、当初は50時間ほど完了までに時間がかかっていました。
この業務を効率化するために、Excel関数やマクロで自動化を行った結果、この業務に要する時間を8時間にまで短縮することができ、最終的には後任の方にもわかりやすいよう引継ぎサポートを行って、効率的な企画を行うフェーズから効率的に運用するフェーズに移行できました。
この過程の中で、自分自身でインプットしたエクセルの設計やITに関する知識を、実際に頭と手を動かしてアウトプットしていくことで、「ITによる業務効率化」に関する知見を体得できました。コンサルのように絵を描いて企画するだけではなく、実際に手を動かしてやり切る経験は、事業会社ならではの成長で、こうした「現場感」を理解した方がより良く企画ができると実感しています。
2点目の巻き込む力・人間力の面の成長に関しては、20新卒社員の部署配属の経験を通して成長を実感しました。
20新卒は20人入社したのですが、新型コロナウィルス感染拡大に伴うビジネス環境の急変から、新卒研修計画を大幅に修正し、全員に同一部署でのOJTを実施しました。
数か月後に、個々の適性を見極めて部署配属を検討するにあたり、各部署の課題感を聞いたり日頃から企業内の課題を把握していたことが、自ら人事部長に組織の全体最適を鑑みた配属案を提案し実施することに繋がりました。
具体的に進める際には、新卒社員の適正を測る指標を10項目作成し、それを基に全員が2人の人事部社員と面談を実施するフローを設計し、新卒社員の状態や志向を見える化した上で、全体最適のための配属案を作成しました。
現在の組織は大きく変わる時期ですし、課題もたくさんある環境です。
完成された組織ではないからこそ、自分の頭で考え、発信し、行動に移す。
これらを実行し続けることで、人を巻き込む力が身に付いたと思います。
特に学んだのは、納得するビジョンや戦略をしっかりと描くことで巻き込む力が発揮されることです。
もちろん、人間力や信頼の厚さ、愛嬌のようなソフトな魅力も必要ですが、戦略やロジカルさが貫かれていることが納得感をもたらし、周りを巻き込んでいく上で必要な要素であることも学びました。
入社時店舗研修での1枚
RIZAPグループに必要なマインドセット
―働く様子を伺っていて、私自身が改めて感じていることですが、RIZAPグループはベンチャーな環境ですよね。組織も発展途上。だからこそ、組織内外の課題解決を通じて主体的に働くことができそうですね。
ちなみに、弊社で成長していくには、どんなマインドセットが必要だと思いますか?
基本的に、キャリアパスはないと思って頂いた方が良いくらいで、よく企業側からキャリアパスが提示される会社もあるかと思いますが、「キャリアを自分で創っていくマインドセット」でキャリアを歩んでいくのが、自分自身を最も幸せにさせられる方法だと思います。
2年弱働いている社員でも、部署3回変わっている社員もいるし、部署がなくなったりもします。
カオスな環境ではありますが、逆にその中だからこそ、現場目線も経営目線も両方見られてよかった、と言っている同期もいます。
このように与えられた環境下で、自分なりにキャリアや成長の目標を定めつつ、課題を発見して、企画して、実行していく、というマインドセットが必要かと思います。
成長という点で言えば、意思決定という面でも、影響力をもって働くことができるかと。
私の上司が人事部長、その上が役員・社長という構図になっています。
つまり、意思決定の壁が2、3枚しかありません。これはすなわち、自らどんどん企画を提案し、会社全体の意思決定にも関わっていくことができるということです。
もし自分の求める成長が出来る部署に行きたいと希望するなら、その部署に関係する提案をしたり、独学したり、上司や周囲に発信していくなど、いくらでも主体的に動くことはできます。是非そんなマインドで働いてほしいですね。
―なるほど。どんな環境であっても、自身の主体性次第で会社を動かすこともできると考えると、ワクワクしてきますね。
学生へのメッセージ
ー最後に、『是非、こんな学生は弊社に!』というメッセージをお願いします。
「思考力高くて、行動力あるけど、何をやりたいかはわからない」。そんな学生には、一度、弊社を覗いてほしいなと。
人と組織に興味があって、でも人材・教育・人事コンサル業界に違和感を持っていた自分にとって、RIZAPは「人の変化・成長に寄り添ってコミットして結果を出すところまでやり切ること」を事業にしている、という点で、一番納得感がありました。
対人の店舗型のサービスを展開し、重たくなりやすく、多少のリスクも抱えてもいますが、だからこそ、人にしか出せない価値を出せるから面白い。
もし「人が変われるを証明する」の理念に共感する方は、弊社のリソースを駆使して、そのビジョンの実現に向かって一緒に頑張りたいですね。理念に掲げているからには、私自身も人事・社員の一人として、「“私”は変われる」を証明し続けたいと思っています!
―私もRIZAPグループでの勤務にワクワクしてきました!本日は、ありがとうございました。
次回のインタビューもお楽しみに!
▼インタビューアー 齊藤 輝之(さいとう てるゆき)
RIZAPグループ株式会社2021年内定者
法政大学大学院公共政策研究科サステイナビリティ学専攻
現在RIZAPでは、採用強化中です!皆様のエントリーをお待ちしております!