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目次
刃を研ぐ
刃の研ぎ方がわからない
スポーツ業界の若手活躍に着目する
スポーツ業界はトレーニングが確立されている
刃の研ぎ方の確立
刃を研ぐ
森の中で木を切り倒そうとしている人に出会ったとしよう。
「何をしているんです?」とあなたは聞く。
すると男は投げやりに答える。「見ればわかるだろう。この木を切っているんだ」
「疲れているみたいですね。いつからやっているんですか?」あなたは大声で尋ねる。
「もう五時間だ。くたくただよ。大変な仕事だ。」
「それなら、少し休んで、ノコギリの刃を研いだらどうです?そうすれば、もっとはかどりますよ」とあなたは助言する。すると男は吐き出すように言う。
「切るのに忙しくて、刃を研ぐ時間なんかあるもんか!」
(引用元:完訳 7つの習慣 スティーブン・R・コヴィー 第7の習慣 刃を研ぐ)
あなたは刃を研いでいますか?
日々、数字やタスクに追われるだけの「木を切り倒そうとしている人」になっていませんか?
もし、そうであるならば、あなたは「木を切り倒そうとしている人」と同じように延々と木を切り続ける事になるかもしれません。
成果を生み出す能力こそが、営業の刃です。
刃の研ぎ方がわからない
残念な事ですが、営業の刃の研ぎ方に明確な正解はまだ見つかっていないようです。
現状は、こんな感じじゃないでしょうか?
自分なりに営業を頑張ってみたけど「このままじゃ結果が出ない!」と焦り、、
「営業 上達法」とネット検索し、トップセールスの動画を見て、上司やAIに質問をし、納得できる答えを探す。
そうして、収集した「営業力を高める!トップセールスの話し方」の様な情報の断片をつなぎ合わせて、「理解できた。これで大丈夫だ!早速やってみよう」と思いながら、試してみる、、、、、
でも、何故か上手くいかない。
では、どうすれば良いのでしょうか?
スポーツ業界の若手活躍に着目する
日本の子供たちの学力や運動能力は低下傾向にあり、人口減少も考えると活躍する人材は減ってしまいそうなのですが、スポーツ業界では世界的に活躍する選手がどんどん増えていますね。
これは現役世代に限られた話ではなく、今後を担う10代のアスリートにも期待の新星が続々と生まれているようです。
それは、何故か???
要因としてまず思い浮かぶのは努力の量です。
好きなスポーツに携わり、プロや海外移籍のような明確な目標に向かって、または門限を守らず遊び続ける子供のように、努力を努力と思わないように努力をするから一流になれるという考え方です。
この考え方に間違いはないと思います。
だから、「好きな仕事や明確な目標に向かえる仕事を選ぼう」
「必死に努力しよう」「ハードワークしよう」となる訳です。
しかし、先刻お伝えした通り、刃の研ぎ方の分からない営業職についた場合、「努力をしよう」とやる気はあっても「何をした良いのかわからない」となります。
思い浮かぶのはロープレ位でしょうか?
私はここにもスポーツ業界との違いがあると思います。
スポーツ業界はトレーニングが確立されている
以前は、野球、サッカー、バスケ等のメジャースポーツに人気が集まっていました。
今では、ダンスやバドミントン等のスポーツへも人気が集まっており選択肢が増えています。
子供の数が少なくなり、選択肢が増えた事で、業界では少ない子供たちをなんとかして世界で通用する人材に育てる必要がありました。
その為、スポーツ業界では、より効率的に効果がでるトレーニング方法を確立してきたそうです。
残念ながら私はスポーツ業界の人間では無い素人の為、詳細はわかりませんが、それでもスポーツトレーニングは取り組む内容がわかりやすい印象を受けています。
(例)野球
実践的なトレーニング
- ティーバッティング
- ノック
- ベースランニング 等
もっと基礎的なトレーニング
- 筋トレ
- 体幹
- 有酸素運動 等
これらのトレーニングから自分の強化したい項目をトレーニングメニューに取り入れる事が容易です。
筋トレだけでも「足を鍛えたいならスクワット」「腕を鍛えたいなら腕立て伏せ」等、もっと細分化する事もできます。
こうしたトレーニングメニューを使って、「努力をし、能力が上がったという成功体験から、更に努力をし、実践で活躍する。」という良いサイクルがスポーツ業界では生まれているのではないでしょうか?
営業職の刃の研ぎ方もここにヒントがありそうです。
刃の研ぎ方の確立
「そんなことできるの?」と言われると「まだわかりません」としか言えないのが現状です。
しかし、せっかくモチベーション高く仕事に臨んでくれている人達の為にも確立させたいと思っています。
世界に送り出せる人材とか大きな事は言えませんが、せめて「週に5時間やれば誰でも営業力がアップする」みたいなトレーニングは確立させようと取り組みを始めました。
今はまず、営業力を定義する事から始めています。
例えば、「サッカー力」を定義すると、、、
- キック力
- ボールコントロール
- ボールキープ
- 戦術理解力
- ポジショニング 等々となります。
同じように、「営業力」を定義すると、、、
- 傾聴力
- 話し方
- 言語化力
- 顧客心理の理解
- 論理的思考力 等々となります。
次にその定義した力を伸ばすトレーニングメニューを開発、実施します。
- 深堀り質問トレーニング(傾聴力アップ)
- 注力企業の魅力を求職者に伝えるワーク(話し方や顧客心理の理解アップ)
- 言葉の定義付けワーク(言語化能力アップ)
正直なところ、まだまだ内容は粗削りですが、「誰でも努力すれば1.5流の営業にはなれる」という組織を目指します。
トレーニングは1日2日で結果がでるものではなく、結局のところ、「個々が成長と変化を繰り返しながら長期的な継続をすること」が必要となります。
それでも、頑張った先には「磨き上げられた自分が想像できる」状況をつくってあげたいと思う今日この頃です。
もし、「トレーニングを受けてみたい!」または、「営業トレーニングメニューの確立に協力したい!」というお気持ちがある方は、是非メッセージくださいね。
一緒に刃を研ぎましょう!
追記:なお、TOP画像は画像生成AIに雑に指示出しをして作成しています。
その為、よく見ると刃を研いでいるというよりも砥石を切っていますね、、、おわり。