こんにちは。インクルードの採用広報です。バトン形式でインクルードの好きなところを語るこの企画。支援員・インストラクターの小塚さんからバトンを受け取ったのは、ゼネラルマネージャーの田中さん。今回はマネージャーの視点から、インクルードの魅力を語っていただきました。
田中 潤 / ゼネラルマネージャ-
2021年4月にインクルード株式会社に入社。生活支援員、サービス管理責任者と事業所の運営管理を兼務し、その後マネジメント拠点を徐々に拡大し複数店舗のマネジメントに携わる。現在はゼネラルマネージャーを務め、各地域複数拠点の事業所のマネジメントを行う。
1.目指すべき明確なビジョンがある
「障害のある方や、メンタル不調を抱える方の安定就労を当たり前にする」という明確なビジョンがあるところです。
障害福祉サービスは、社会の変化と共に支援の価値観も常に変わっていきます。その中で会社として目指すべき方向性がはっきりしていると、提供する支援にブレがなくなります。支援に迷った時に戻ってこられる指標があるというのは、働きやすさに繋がっていると感じます。
2.経営の一端に関わり、組織を動かせる環境
ゼネラルマネージャー(GM)として、単なる管理職にとどまらず、会社全体の目標達成や組織運営に直接関われる点に魅力を感じています。
予算や人事、コンプライアンス管理など幅広い領域に裁量を持ち、会社全体が社会にどう貢献できるかを考え、実行に移せる。このように、個々の判断や行動が組織全体に影響を与えられる点は、大きなやりがいを感じる部分でもあります。
3.スタッフの個性を最大限に引き出すマネジメント
インクルードのマネジメントはトップダウンではなく、現場の声を尊重しながら、それぞれの強みを引き出すボトムアップのスタイルが基本です。
スタッフ一人ひとりの個性を活かすことで、チーム全体の力を高められる点に大きな喜びを感じます。スタッフが「自分の強みはここだったんだ」「本当にやりたいことはこれだったんだ」と気づく瞬間に立ち会えることは、マネージャーとしてのやりがいの一つですね。
4.スピード感のある課題解決
インクルードには事業所やスタッフが抱える課題に対して、スピード感を持って的確に対応・決定していく文化があります。特に、より良い支援のためのポジティブな提案は積極的に耳を傾けますし、「検討します」という言葉で先延ばしにすることはほとんどありません。
現場から上がってきた提案は、まずマネージャーが判断し、必要であればエリアマネージャー、経営会議へとすぐにエスカレーションできる仕組みが整っているのも強みです。
5.役職や経験を超えて全社員が対等
役職や福祉業界での経験年数に関わらず、全社員が対等な立場でいられることも魅力の一つです。未経験で入社したスタッフがベテラン支援員に意見を伝える際も、ためらいを感じることはあまりありません。
実際に、前職で広報を担当していたスタッフは、福祉の経験がなかったものの、ブログ記事の構成力を活かし、地域からの問い合わせを大幅に増やす成果を上げました。このように、それぞれがこれまで培ってきた経験を尊重し合い、誰もが新しいチャレンジに挑める環境が整っています。
6.根付いている「当事者意識」
インクルードでは、スタッフ一人ひとりが「誰かがやってくれるだろう」と任せきりにせず、自分ごととして課題や業務に取り組む当事者意識が根付いています。それぞれが自分の役割や責任を理解し、自発的に行動することで、チーム全体がスムーズに動き、より質の高い支援につながっています。
もちろん、いきなりチーム全体の前で課題を共有するのは難しい場合もあります。そうした場合は、マネージャーとの1on1で課題を整理し、そこから「チームにこうアプローチしてみよう」と自然にチームに参加できるようサポートすることを意識しています。
7.アイデアを積極的に形にする文化
社員一人ひとりの意見やアイデアを大切にし、それを形にしていこうとする文化もインクルードの好きなところです。
例えば、ある事業所のプログラムに対して、利用者さんから「実際の職場の雰囲気がわからない」という声が上がりました。これを受けてスタッフが「模擬オフィス」の設置を提案し、実際のオフィスに近い環境で電話応対やグループワークを練習できるプログラムを企画。結果として、就労定着率の向上に結びついた事例もあります。
たとえ提案がそのまま実現しなくても、「難しい」で終わらせるのではなく、「どうすれば実現できるか」をマネージャーが一緒に考え、サポートすることが多いです。そのため、発信された意見が無駄になることはなく、常に次の取り組みへと活かされていきます。
8.その人ならではのキャリアを描いていける
インクルードには、あらかじめ決められたキャリアプランはあまりありません。一人ひとりの強みや関心に合わせて、柔軟にキャリアを組み立てていけるのが特徴です。
1on1ミーティング「KDS(活躍デザインセッション)」を通じて、その人がどんな場面で喜びを感じるのかを引き出します。そこから「自分はこういう業務に挑戦したい」という気づきを促し、会社のリソースとどう結びつけられるかを考え、そこからプロジェクトにつないだり新しい役割への挑戦につなげていきます
マネージャーとして、その人ならではの道を一緒に描いていくことができることに大きなやりがいを感じます。
9.多様な経験を強みに変えるチーム文化
インクルードには、福祉経験者だけでなく、心理士やインストラクター、営業や広報、さらには元トラック運転手など、多彩なバックグラウンドを持つ人材が集まっていますが、福祉経験の有無で序列が決まることはありません。
お互いの経験や強みを尊重し合い、個性を活かしながら協力することで、チーム全体としてより良い支援を提供し、より良いチームを作っていこうという意識が自然と根付いています。こうした文化があるからこそ、全員が共通の目標である利用者さんの『安定就労』に向かって力を合わせることができていると感じます。
10.多様な職歴を持つ支援員が利用者さんの可能性を広げる
多様な職歴や経験を持つ支援員がそろっていることは、利用者さんの視野を広げる大きな力になります。例えば、ある支援員の話では響かないことも、別の支援員の経験談を聞くことで、利用者さんの興味や可能性が開かれることがあります。
支援員自身がこれまでの挑戦や工夫を共有することで、利用者さんが「自分もやってみよう」と前向きに考えたり、将来の選択肢を想像したりするきっかけにもなります。多様な人材がいるからこそ、多様な利用者さん一人ひとりの心に寄り添い、それぞれに合った支援が可能になる、これもインクルードの魅力の一つです。
ありがとうございました。
今後もバトン形式で【インクルードの好きなところ10選】をお届けしていきます。
インクルード株式会社では、「ソーシャルインクルージョンを実現し、全ての人が活躍する社会を創る」というミッションの実現に向けて、ともに歩んでくれる仲間を募集しています。
今回の記事を通じて、インクルードの事業や働き方について、少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。