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誰もやりたがらない仕事を、なぜひとりで請け負ったのか

伊豆大島のホテル再生で直面した“複雑すぎる権利関係”と、たった一人の奮闘記はじめにHOTEL Flarito 伊豆大島は、廃墟だった分譲マンションをリノベーションし、新しい地域の拠点を生み出すプロジェクトです。しかし、再生のスタートラインに立つまでには、想像以上に時間と労力のかかる“見えない障壁”がありました。それが、**「複雑に絡み合った所有権・借地権・抵当権などの権利関係」**です。この壮絶な権利調整を、私たちは外部の専門家に頼らず、プロジェクトリーダーである小島が実質ひとりで2年かけて完遂しました。今回のストーリーでは、その過程と「なぜ自らその役割を担ったのか」を、正直にお伝えしま...

【伊豆大島】空き家再生から始まる、もうひとつの“東京”。ホテル開業を通じて、島と都市の関係を再定義する。

⸻はじめに東京から約1時間45分。ジェット船で渡る伊豆大島は、東京都内でありながらも“別世界”のような表情を持つ離島です。私たちがこの島で始めたのは、廃墟となっていた分譲マンションをリノベーションし、地域と旅人が交わるホテル「HOTEL Flarito(フラリト) 伊豆大島」をつくるという挑戦です。⸻プロジェクトの背景この取り組みを主導するのは、不動産仕入・開発を中心に街づくり・地域再生に関わってきたアートファイブグループです。かつて「所有と投資」を中心に据えていた不動産事業から一歩踏み出し、「運営と共創」をテーマにしたホテル開業を決断しました。空き家問題、高齢化、観光資源の未活用といっ...

【都会育ちの僕が“島ホテル”に惹かれた理由】

39歳・未経験からの挑戦。Flarito伊豆大島で“サウナ企画”を担う日々⸻◆ 自己紹介:東京育ちの39歳。異色のキャリアを経て「島ホテル」へこんにちは、帯金 豪(おびかね ごう)です。東京生まれ東京育ちの39歳。中学から早稲田実業に進学し、そのまま早稲田大学に入りましたが、5年目で諸事情により中退しました。大学時代にはアメリカで1年間の語学留学も経験し、卒業後は“好きなことを仕事に”をモットーに、テニスコーチの正社員をはじめ、シミュレーションゴルフ店、雀荘などサービス業中心にさまざまな現場を経験してきました。今でも雀荘では勤務を続けています。⸻◆ きっかけは旧友のひとこと。「Flari...

キャリアも、暮らしも、自分の手で作る⸻伊豆大島のホテルに飛び込んだ理由

⸻「手触り感のある仕事に惹かれて」——都心から離島のホテルへ。小島泰代の新たな挑戦「自分の仕事が、どんなふうに人に届くのかをもっと実感したい——」そう語るのは、小島泰代。長年、大手のインターネットサービス企業でEC支援やマーケティング、マネジメントに携わってきた彼女が、2024年よりFlarito 伊豆大島という離島の小さなホテルプロジェクトに関わりはじめました。大きな組織で経験を積んできたからこそ見えてきた「仕事のリアルさ」への渇望。そして、新しい働き方・生き方を模索する中で見つけた、“等身大で向き合える仕事”。その背景にある想いを伺いました。⸻キャリアのスタート——EC支援からマネジ...

人と組織の可能性を追求する、新たな挑戦

「人が活きる組織をつくる」その想いを、新たな挑戦へ組織は「人」でできている。だからこそ、一人ひとりの力を最大限に引き出し、個々が活躍できる環境を整えることが、組織全体の成長につながる——。この考えを軸にキャリアを歩んできたのが、新田友明だ。営業、採用、人事、組織開発、そして新規事業の立ち上げまで、多岐にわたる経験を積みながらも、一貫して「人と組織の可能性を最大化すること」にこだわり続けてきた。そんな彼が、新たなフィールドとして挑戦しているのが、ホテルの運営という世界だ。なぜ異業種への挑戦を決意したのか?そこには、彼がこれまで培ってきた「組織づくり」と「事業推進」を掛け合わせるという新たな...

【不動産会社がホテル事業に挑戦!その理由とは?】

みなさん初めまして。今回は、私たちの会社がなぜホテル事業に乗り出したのか、その背景や思いについてお話しします。【不動産会社なのにホテル?新規事業に挑戦する理由】私たちは創業26期目の不動産会社。もともとは賃貸や売買仲介がメインでしたが、5年前から自社での仕入れや開発を強化し、不動産販売事業が主力に。ですが、景気の波に左右されやすい不動産業界。仕入れ中心のビジネスモデルだけではリスクが大きい…。そこで、「もっと安定した事業をつくろう!」という思いで新規事業の立ち上げを決意しました。【ワクワク×スケール×シナジーがキーワード】新規事業を考えるうえで大事にしたのは3つのポイント。1. ワク...