みなさん初めまして。今回は、私たちの会社がなぜホテル事業に乗り出したのか、その背景や思いについてお話しします。
【不動産会社なのにホテル?新規事業に挑戦する理由】
私たちは創業26期目の不動産会社。もともとは賃貸や売買仲介がメインでしたが、5年前から自社での仕入れや開発を強化し、不動産販売事業が主力に。ですが、景気の波に左右されやすい不動産業界。仕入れ中心のビジネスモデルだけではリスクが大きい…。
そこで、「もっと安定した事業をつくろう!」という思いで新規事業の立ち上げを決意しました。
【ワクワク×スケール×シナジーがキーワード】
新規事業を考えるうえで大事にしたのは3つのポイント。
1. ワクワクすることスケールの大きさ不動産とのシナジーがあること
ワクワクすること事業を立ち上げるうえで、やっぱり「おもしろい!やりたい!」と思えることが大切。単に利益を追求するだけではなく、関わる人が楽しめる事業にしたい。ホテルなら、空間デザインやサービスの工夫、地域との連携など、クリエイティブな要素がたくさんあります。
2. スケールが大きいこと
せっかく新規事業をやるなら、小さくまとまるのではなく、将来的に広がる可能性があるものを選びたい。ホテル事業は、1つの宿泊施設を成功させるだけでなく、ブランド展開や新たなエリアへの拡大など、スケールさせる余地があります。
3. 不動産とのシナジーがあること
新規事業をやるなら、これまで培ってきた知識やスキルを活かせることも重要。ホテル事業は、不動産の仕入れや開発、運営ノウハウがダイレクトに活かせる分野。さらに、ホテル運営を通じて新たな不動産活用の視点も生まれ、本業にもプラスの影響をもたらすと考えました。
その他にも様々な新規事業を検討しましたが、私たちの強みを活かしつつ新しい価値を生み出せるのは、やっぱりホテルだと確信しました。
【なぜ伊豆大島?】
伊豆大島は、私たちにとって昔から馴染みのある場所でした、私自身もですし、会社のメンバーともよく行く場所でした。東京から2時間で行ける手軽さ、ゆったりとした島の雰囲気、そして観光地としてのポテンシャルがあるのに、まだ成熟しきっていない点が非常に魅力的でした。
都心や有名観光地は競合が多い。でも、伊豆大島なら、私たちだからこそできる新しい挑戦ができるんじゃないか?そう考えたんです。
【ホテル事業×不動産のシナジー】
ホテル事業を進めるうえで、不動産業の専門知識が大きな強みになっています。伊豆大島の物件取得には複雑な権利調整が必要で、専門性が求められるんですが、それはまさに私たちの得意分野。
さらに、ホテル運営をすることで「この土地にはホテルが向いている」という視点が生まれ、不動産事業の幅も広がります。これが、私たちが考えるシナジーのひとつです。
【ホテルができたらやりたいこと】
現在、もともとマンションだった建物をホテルに改修中。オープンは2025年9月予定です!
このホテルの目的は、ただ宿泊客に快適に過ごしてもらうだけではありません。地域とのつながりを深め、島全体を盛り上げることも大切だと思っています。
宿泊者が地元のお店で食事をしたり、観光スポットを訪れたりして、島にお金が落ちる仕組みをつくる。そんな地域と宿泊者のハブのような存在になることを目指しています。
【最後に】
私たちは、不動産業から飛び出して新しい挑戦をしています。でも、このホテル事業は単なるチャレンジではなく、「地域に根ざしたビジネス」として本気で育てていくつもりです。
「おもしろそう!」と思ったら、ぜひ伊豆大島のホテルがオープンしたら遊びにきてください!一緒にワクワクする未来を作りましょう!