株式会社ユーティルの募集・採用・募集条件 - Wantedly
株式会社ユーティルの新卒・中途・インターンの募集が9件あります。気軽に面談して話を聞いてみよう。職種や採用形態からあなたにあった募集を見つけることができます。募集では「どんなことをやるのか」はもちろん、「なぜやるのか」「どうやるのか」や実際に一緒に働くメンバーについて知ることができます。
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AI×BPOという革新的なアプローチで中小企業の業務支援そのものを変革しようとしているユーティル。デジタル化の波に乗り遅れがちな中小企業に対して、Web制作にとどまらない包括的な支援を提供し、経営者が本業に集中できる環境づくりを目指しています。今回は、そんな当社でマーケティング部長を務める峯村に、変革の最前線で何を目指し、どのような価値を提供しようとしているのかを詳しく聞きました。
峯村 耕太郎(みねむら こうたろう)
大学卒業後、フリーランスや出版社でのライター業務に従事。その後、ベーシックに入社し、営業、Webディレクター、マーケターと複数職種を経験。自社ITメディアの業績拡大に大きく貢献。2020年よりユーティルに参画し、現在はAI BPO事業部のマーケティング部長として、リード獲得から商談創出まで幅広く事業成長を牽引している。
ーー現在のユーティル AI BPO事業部でのミッションと役割について、詳しく教えてください。
峯村:リード獲得と商談設置数を増やすことをミッションとしたマーケティング部長を任されています。例えば、最近立ち上げたオウンドメディアでは、月3〜4件のリードから、来月には15〜20件、そして1年後には100件という目標を掲げて取り組んでいます。これは単なる数値目標ではなく、より多くの中小企業の方々に私たちの価値を届けるための指標だと捉えています。
当社ではサブスク型で格安ホームページを提供する「ホームページできるくん」というサービスを提供しているのですが、ホームページ制作はあくまで入り口の一つにすぎません。業務改善やデジタル活用全般を含めた幅広い支援を提供する窓口として、事業を育てていきたいと考えています。
ーーAI BPO事業の認知拡大の戦略について、具体的にどのような取り組みをされていますか?
峯村:今はまだ私たちのことを知らない中小企業の方々も多いので、まずは当社を見つけていただく必要があります。そのため、デジタル活用で具体的に困っている検索キーワードからの流入を狙った先ほどのオウンドメディアやSNS広告、メルマガなど、さまざまなチャネルでの施策を展開しています。
ただ、最終的に目指しているのは「デジタルで困ったことがあったら、ユーティルに相談」という第一想起を取ることです。課題が明確でなくても、「なんか困ったな」と思った時に真っ先に思い出していただける存在になりたいんです。
そのために最近はテレビCMを打ったり、展示会に出展したりと、オンラインだけでなくオフラインも含めてチャネルを積極的に広げています。展示会では直接お客様の声を聞けるので、どんな課題を抱えているのか、どんな言葉で検索しているのかを知る貴重な機会になっています。
ただ、一番大事なのは表には出てこない部分です。すでにご利用いただいているお客様の満足度を高めて、社長さんが別の社長さんに「あの会社よかったよ」と紹介してくださるような、口コミで広がっていく状況を作ることが必要だと考えています。中小企業の世界では、こういった信頼に基づく紹介が非常に強力な集客チャネルになりますから。
ーーつい先日、北海道での展示会に参加されていましたが、手応えはいかがでしたか?
峯村:一番の収穫は、私たちが「これは良いだろう」と思っていたものが、お客様からするとまだフワッとしていて伝わりにくいということがわかったことです。もっと具体的な困りごとにピンポイントで当てていく必要があると実感しました。
展示会では、実際に中小企業の経営者の方々と直接お話しできます。どんな言葉で検索されているのか、どんな課題を日々感じているのか、何に一番お金と時間を使っているのか。こういったリアルな声は、オンラインだけでは絶対に拾えません。
例えば、「ホームページは欲しいけど、更新が面倒」という声や、「SNSをやりたいけど、何を投稿すればいいかわからない」という悩み。これらは表面的には違う課題に見えますが、根本的には「デジタルに時間を取られたくない」という共通の課題があります。この気づきは、今後の広告戦略やメディアのキーワード選定、さらにはサービス設計にも大きく影響してきます。
ーーユーティルが提供するAI×BPOというアプローチは、従来のWeb制作会社やITサポート企業とどのように違い、中小企業の経営者にとってどんな価値があるのでしょうか?
峯村:私たちがやろうとしているのは、お客様自身が何か新しいことを学んで実行しなければいけない負担を完全になくすことです。中小企業の経営者の方々は、本来自分の事業に集中すべきなのに、デジタルツールの使い方を学んだり、最新のマーケティング手法を勉強したりすることに時間を取られてしまっている。それでは本業が疎かになり、事業が伸びなくなってしまいます。
例えば、せっかく業務効率化のためのシステムを自社で作ったとしても、誰もメンテナンスできないし、そもそも月額1万円程度で世の中にはもっと優れたツールがあることをご存じない。こういった知識のギャップや、本来必要のない学習コストを、私たちが全部巻き取って、お客様は経営判断にだけ集中していただければいい状況を作りたいんです。
私たちが学習し、常に最新のデジタル技術やツールをキャッチアップして、それをお客様に最適な形で提供する。お客様は自分の事業に集中していただいて、デジタル周りのことは全部私たちに任せていただく。それがAI×BPOの本質的な意味だと考えています。
ーー前職時代も含め、長年にわたり中小企業を支援してきたと伺っています。これまでの経験から中小企業支援について、どのような課題感をお持ちですか?
峯村:これまで営業、Webディレクター、マーケターと、様々な立場から中小企業の方々を支援してきました。その中で強く感じたのは、中小企業の方々に学習を強いるサービスは結局使われなくなるということです。
当時も今も、中小企業の経営者の方々が抱える課題は本質的には変わっていません。例えば、ITツールを導入したいけど使いこなせない、デジタルマーケティングをやりたいけど何から始めればいいかわからない、といった課題です。でも、これらを解決するために経営者自身が勉強する時間なんてないんです。
私が前職時代に担当していたお客様も、ほとんどが中小企業で社長自らが営業も経理も全部やっているような会社ばかりでした。そういう方々に「このツールの使い方を覚えてください」と言っても、現実的には無理なんです。だからこそ、私たちが代わりに学習し、実装し、運用まで巻き取る必要があると確信しています。
ーーユーティルにはどのような方がマッチすると思いますか?
峯村:いろいろ試して、振り返りができる方だと思います。失敗を恐れずにチャレンジして、そこから学んで次に活かせる方ですね。
また、お客様と真摯に向き合い、本当に価値を出せているか、何が本質的な課題なのかを考えられる方、そこに楽しみを覚えられる方もマッチすると思います。そして、サービスの価値を高めることに喜びを見出せる方には、すごく楽しめる環境です。
AI×BPOという文脈で事業を伸ばしていく中で、ユーティルでは新しいデジタルの使い方をいち早くキャッチして、「こういうことに使えるんじゃないか」という仮説を立ててどんどん試していくことが求められます。AIへの投資にも積極的な会社なので、今までになかった手段で課題を解決する方法を探すのが好きな人には、本当に楽しい環境です。
社内でも「AIをこう使えば、もっと簡単に解決できるんだ」みたいな発見があると、みんなで盛り上がります。お客様の課題を解決するために、今まで存在しなかった手段を組み合わせて新しいソリューションを生み出す。そういうことを楽しめる人と一緒に働きたいですね。
ーーユーティルで働く環境やカルチャーの特徴についても教えてください。
峯村:意思決定の速さは特筆すべきものがあります。経営陣のスピード感がすごくて、しかもその意思決定に納得感がある。だから現場も迷わず動けるし、自分自身の思考を高める意味でもすごく良い環境です。
ハイブリッドワークも上手く機能しています。直接聞きたいことがあればオフラインで会って話せるし、作業に集中したい時はオンラインで黙々と進められる。このバランスが絶妙で、それぞれが最も生産性の高い働き方を選択できます。
あと、みんな本当に「良い人」なんです。これは昔から変わらない部分ですが、お互いを尊重し合い、助け合う文化が根付いています。新しいことにチャレンジして失敗しても、それを責めるのではなく「次はこうしてみよう」と建設的に考える。そういう心理的安全性の高い環境があります。
ーーユーティルの仲間と、これからどんなことに挑戦したいですか?今後の展望について教えてください。
峯村:冒頭お伝えした通り、一番の目標は中小企業の方々にとって「何か困ったら、ユーティルに相談」という第一想起を作ることです。これが実現できれば、結果的にユーティルという会社全体が大きく成長することにつながると思っています。
今はホームページ制作がメインのサービスですが、将来的には「こんなこともできないの?」と言われるような、もっと幅広い領域をカバーしていきたい。お客様から「実はこんなことで困っているんだけど」という声をどんどんいただいて、それに応えていく中で、私たち自身も成長していく。そういう好循環を作りたいんです。
また、単に困りごとを解決するだけでなく、お客様が気づいていない課題まで先回りして解決していけるような存在になりたいです。例えば、「そろそろこういうツールを導入した方がいいですよ」とか、「競合他社がこういう動きをしているので、対策を打ちましょう」とか、プロアクティブな提案ができる関係性を築いていきたいです。
ーーWeb制作会社からAI×BPO企業へと進化していく中で、ユーティルが描く中小企業支援の未来像とは、どのようなものでしょうか?
峯村:最終的には、中小企業の経営者の方々が「デジタルのことはユーティルに任せておけば大丈夫」と心から思っていただける存在になることです。それが、私たちが目指すAI×BPOによる中小企業支援の新しい形です。
重要なことは、単なる外注先ではなく、お客様の事業成長のパートナーとして認識されることです。ホームページを制作して終わりではなく、その後の運用、改善、さらには業務効率化まで、デジタルに関することは全て私たちが巻き取る。お客様は本業に100%集中していただく。
この実現のためには、まだまだやるべきことがたくさんあります。オフラインでの活動をもっと増やす必要もありますし、お客様同士が情報交換できるようなコミュニティづくりも必要かもしれません。口コミを広げるためのツールや仕組みも用意しなければなりません。
でも、これらすべてのチャレンジが、日本の中小企業を元気にすることにつながると信じています。中小企業が元気になれば、日本経済全体が活性化する。そういう大きなビジョンを持って、日々の業務に取り組んでいます。
ーー最後に、求職者へのメッセージをお願いします。
峯村:私たちは単なるWeb制作会社ではありません。中小企業の業務支援のあり方そのものを変革し、日本の中小企業を元気にするゲームチェンジャーとなることを目指しています。そのためには、常に新しいことにチャレンジし、お客様の本質的な課題解決に向き合える人が必要です。
AIやデジタル技術を活用して、今までにない方法で課題を解決することにワクワクできる方。中小企業の事業成長を本気で支援したいという想いを持った方。そして何より、AI×BPOを通じて新しい価値を生み出すことに情熱を持てる方。そんな仲間と一緒に、中小企業支援の新しいスタンダードを作っていきたいと思っています。
事業を伸ばすことに興味がある方なら、職種は問いません。私自身がそうだったように、その時々で必要とされる役割を担いながら、会社と一緒に成長していける。そんな柔軟性とチャレンジ精神を持った方のご応募を、心よりお待ちしています。
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