【社員インタビュー】僕がエンジニアのキャリアを支えたいと思った理由

こんにちは

JobTechの稲上（いながみ）です！

私はJobTechに所属しているエンジニアの皆さんの案件をお探ししています。

なので、皆さんがJobTechにジョインされたら必ず顔を合わせることになる人です笑

JobTechとして、そして私の流儀としても心得ていること、それはエンジニアの皆さんが必ずステップアップしていけるように案件を探してアサインすることです。

案件を探す側、つまりエンジニアの皆さんを市場に営業する側としては、現時点の実力で力が余るくらいの案件に入れることが楽な道です。

でも、それでは永遠にエンジニアの皆さんの実力は伸びていきません。

筋トレでも軽いプラスチックの棒を上げているだけでは筋肉はつきにくいですよね。

負荷がかかる重たいバーベルを上げてしんどい想いをして筋肉はついていくのと同じことです。

（かく言う僕は筋トレ全然してなくて、お腹ぷよぷよだけど。。）

しかし、エンジニアの皆さんを今の実力以上の案件にアサインするのは、自身の営業力や交渉力が試される場面も多くあります。

なぜ僕がそこまでしてエンジニアの皆さんを大切に思うのか、きっかけになった出来事を回想したいと思います。

***

JobTechに来る前、僕はとある大きな会社で営業マンをしていました。

社会インフラを支える仕事でもあり、色んな産業のお客さんの営みを間近で見られるのはとても面白い仕事でもありました。

でも、そんなある日、キャパオーバーになって突然ぽってり倒れてしまったんです。

そしてお休みをもらって静養していた折、突然の休職に心配してくれた同期のSくんが声をかけてくれました。

Sくんは超優秀なエンジニアで、AWSを運営しているあの企業に直々に研修に呼ばれるくらいの優秀さでした。

そんなSくんは、「時間があるなら将来どこかで役に立つかもしれないプログラミングをこんな風に勉強してみたら？」とアドバイスをくれたんです。

Sくんは優しい性格で、プログラミングの質問には何でも丁寧に答えてくれ、プログラミングで色々書けるようになっていくことが当時の僕の大きな精神安定剤でした。

しかし、とある日を境にSくんからぱったり返信が来なくなってしまいました。

忙しいのかな？と思っていたある日、Sくんからはいつものテキストの返信ではなく、電話がかかってきました。

ホッとしたのも束の間、電話の向こうから、か弱く変わり果てたSくんの声が聞こえました。

聞けば、心労が祟って（たたって）働けなくなってしまい、人生を自ら終わらせかけてしまったとのことでした。

そんな自分が怖くなり、関東の家を何もかもそのままにして、故郷の沖縄へ飛行機に飛び乗って帰ってきたと話していました。

僕と同じく、Sくんもまた突然の休職という道を辿ってしまったのです。

僕の場合は正直、家族の病気の都合やそのために無理を言って地元に転勤させてもらったことで業務量が増えたり、

そのバタバタの最中で大口のお客さんを失注してしまったりと、心労の原因は自分にあることも多くありました。

そんな状況だったので、僕は突然働けなくなったことを会社に対しては非常に申し訳なく思っていました。

しかし、Sくんの方は事情が違いました。

部署のマネジメントがあまりにずさんで、プロジェクトのしわ寄せが全てSくんに流れていたのです。

そして、更にはSくんの心理状態がボロボロになっていることを、メンバーの誰一人としても把握しておらず、メンバー全員が寝耳に水だったそうです。

この事件についてはあまりにも腹が立ち、会社に対する怒りがこみ上げてきました。

若くて優秀なエンジニアを大切に出来ない組織に未来なんてあるわけないぞ！Sくんの人生をどうしてくれるんだ！と。

この事件を機に、エンジニアさんのキャリアをきちんと考える仕事がしたいなと思い、JobTechにジョインしてその想いを形にすることになりました。

ちなみに、これは新卒2年目におきた事件で、奇しくもSくんと僕1日違いの退社日を迎えました。（しかもSくんの方が早かったという…）

***

それから月日が経ち、数多くのJobTechのエンジニアさんを色んな案件に送り出してきました。

まだまだ力不足を感じる日々ですが、エンジニアさんの案件を探すことは人の人生を預かる仕事だ！と気合を入れて臨んでいます。

もちろん若手のエンジニアさんにとっては成長痛とも言える、踏ん張らなければいけない場面は多々表れると思います。

ですが、僕はその努力を絶対に無駄にしないようにステップアップしていけるように案件を探してみせます！

そんなエンジニアの皆さんを大切に考えるJobTechnologyと、このストーリーをご覧の皆さんによいご縁がありますように～！！

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Kazutaka Inagami

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