こんにちは!ヘルスベイシス採用担当の谷川です。
今回は、2025年9月1日付で当社の取締役COOに就任した安田さんにインタビューしました!
これまで執行役員として事業の推進や組織づくりを担ってきた安田さんに、新しい役割を引き受けるにあたっての想いや、これからの挑戦について率直に語っていただきました。
環境の変化を楽しみながら挑戦を続けてきたこれまでの歩み、そして今後目指す未来像に触れられる内容になっています。ぜひ最後までご覧ください!
自己紹介・現在の仕事について
氏名:安田 翔陽(ヤスダ ショウヨウ)
出身:兵庫県
趣味:ゴルフ、フットサル、株式投資、デニム育成
(過去のインタビュー記事はこちら!)
https://www.wantedly.com/companies/company_7017771/post_articles/414167
ーーまずは、現在の業務内容を教えてください!
安田:現在はCOOとして、会社全体の事業推進やオペレーションの基盤づくりを担っています。
医療/福祉領域に特化した人材紹介事業、Webマーケティング支援事業、全社のマーケティング部門、人事採用部門など、複数の領域を横断して見ていますが、それぞれに共通しているのは「どう持続的に成長する仕組みを作るか」です。
例えば、人材紹介事業であれば単に紹介件数を増やすだけではなく、どのような仕組みで再現性を持って成果を出すか。Webマーケティング支援事業であれば顧客ごとの課題解決にとどまらず、ノウハウを蓄積し、誰が担当しても成果が出せる体制を整えられるか。など事業をつくりながら組織を強くし、その二つを循環させることが私の役割です。
また、経営数値を追いかけるだけでなく、それを支える組織文化や働く人の成長機会をどう設計するかにも取り組んでいます。短期の成果と中長期の成長をどう両立させるか、常に二つの視点を行き来しながら動いているのが今の仕事ですね。
挑戦の連続と仲間との成長、安田さんが語るヘルスベイシスでの歩み
ーー安田さんは、なぜヘルスベイシスに入社されたのですか?
安田:ヘルスベイシスに入社を決めた理由は、会社が掲げていたミッション・ビジョンの大きさと、そこに秘められた成長余地に強く惹かれたからです。
当時はまだ事業の形が定まっておらず、どんな会社になるかは未知数でした。ただ、自分の関わり方次第で会社の未来を大きく変えられると思いましたし、そのような挑戦環境に身を置きたいと感じました。
私自身、「いろんな事業を創りたい」「経営に携わりたい」という思いをずっと持っていました。その視点から見ても、ヘルスベイシスは「これから何者になるかを自分たちで決められる会社」でした。社会に大きな価値を残すという方向性は明確で、そこに仲間と一緒に挑戦していくことは、自分にとっても大きな意味を持つと確信しました。
ーーヘルスベイシスに入社してから現在までの苦悩や葛藤を伺いたいです!
安田:一番の苦悩は「スピードと基盤の両立」でした。
事業を急拡大させたい気持ちはある。でも、組織や仕組みが整っていなければ一時的に伸びても持続しないですし、逆に基盤づくりに注力しすぎれば、成長のチャンスを逃してしまいます。このジレンマは経営に関わってからずっと向き合ってきたテーマです。
また、経営に携わる立場になると「正解のない問い」に直面することがより増えます。人材配置、事業投資/撤退、組織文化など、どれも判断の良し悪しはすぐには見えません。だからこそ「仲間にとって意味のある選択か」「会社の未来に残る意思決定か」を問い続けるようにしています。
その過程で、自分一人では抱えきれない悩みも多くありました。ただ、それを共有し、議論し、試行錯誤してきたからこそ、今のヘルスベイシスがあります。苦悩は成長の裏返しだと実感しています。
ーーでは、ヘルスベイシスに入社して1番印象に残っているエピソードはありますか?
安田:特定の出来事というよりも、長い時間軸で振り返ったときに見える「会社と仲間の成長」が一番印象に残っています。
入社した頃は、全員が本当に手探りで、事業も組織もまだ小さなものでした。失敗も数えきれないほどありましたし、正直「本当に前に進めているのか」と迷う瞬間もありました。
それでも一歩ずつ積み重ねてきた結果、今では事業は複数に広がり、組織も何倍にも大きくなり、議論のテーマも格段に進化しました。日常の中では気づきにくい部分ですが、ふと過去を振り返ったときに「ここまで来たんだ」という実感が、この会社で働いてきた自分にとって一番大きなエピソードです。
取締役としての覚悟と、事業と人を循環させる会社づくり
ーー次に、取締役に昇格した時のリアルな心境を教えていただきたいです!
安田:取締役に就任した時に強く感じたのは、「会社全体と仲間をどう導くか」という責任です。
一つの事業に集中するのではなく、全体に影響する意思決定を任されるという重みは間違いなくありました。
ただ、それはプレッシャーというより「覚悟」に近いものでした。仲間が安心して挑戦できる環境をつくることや事業を未来につなげる選択をし続けるという役割を担う立場になったのだと受け止めました。
取締役になってからは、一つの判断が誰かの挑戦やキャリアに直結する場面を何度も経験しました。その度に迷いもありましたが、同時に「仲間とともに未来を描く責任を持てるのは幸せなことだ」とも思えました。振り返れば、就任直後よりも、その後の一つひとつの意思決定の積み重ねの中で、本当の意味での覚悟が形づくられてきたのだと感じています。
ーー今後どんな会社を作っていきたいですか?
安田:「事業創出と担い手輩出が連鎖する会社」をつくりたいと考えています。
新しい事業が生まれ、その中で人が育ち、育った人がまた新しい事業を担っていく。その循環が自然に回る仕組みを持った会社こそ、持続的に成長できると信じています。
そのためには「挑戦できる余白」と「挑戦を支える仕組み」の両方が不可欠です。失敗から学びを還元できる環境や、挑戦を次につなげる仕掛けを整えることで、事業も人も循環的に成長していくと考えています。
そしてその成長は、単に社内にとどまるものではなく、社会に還元されていくと考えています。新しい事業は新しい選択肢を社会に提供し、挑戦を通じて育った人材は次の世代の挑戦を支える存在になるという形で社会に貢献し続ける会社になることが、ヘルスベイシスの理想の姿です。
ーーご自身のキャリアとして、これから目指す姿は?
安田:個人としての成長を追い求めるというより、ヘルスベイシスという場を通じて「事業と人の循環を生み出す仕組み」を実現することに意義を感じています。
事業は人によってつくられ、人は事業の中で成長し、さらに新しい事業を生み出していく。この循環が強く回り続ける仕組みを会社に根づかせることが、自分のキャリアの中心に置いているテーマです。
そのためには、経営者として全体を俯瞰して方向性を示す力と、仲間とともに一つひとつの事業を形にしていく実行力、その両方が求められます。そして、その先にあるのは「次の世代に挑戦の場を引き継いでいく」という責任だと思っています。自分が得てきた経験や機会を自分の中で終わらせるのではなく、次の世代に手渡すことで、挑戦の連鎖を絶やさないことが経営者としての役割だと考えています。
最終的には、ヘルスベイシスが生み出した事業が社会にしっかりと根づき、そこで育った人材がまた新しい挑戦を起こすという連鎖が会社を超えて社会に広がっていく「挑戦のエコシステム」の中心に、自分が立ち続けることをキャリアの目標としています。
就活生へのメッセージ
ーー最後に、就活生に一言お願いします!
就職活動では「安定しているか」や「条件がいいか」ではなく、「どんな環境なら挑戦できるか」「どんな仲間となら成長できるか」を基準に考えてみてください。
ヘルスベイシスでの日々は決して楽ではありません。失敗や葛藤も多いですが、それを仲間と一緒に乗り越えることで、数年後に振り返ったとき必ず「ここで挑戦してよかった」と思えるはずです。
挑戦を選ぶことは不安も伴いますが、その一歩が未来の可能性を大きく広げます。私自身、ヘルスベイシスを通じてそれを実感しています。ぜひ、自分の可能性を信じて挑戦できる環境を選んでください。
以上、安田さんのインタビューでした!