こんにちは、アイデアプラス採用担当です！

今回は採用担当の視点から、社内でシンボリックな活躍をしているメンバーを紹介します。

登場してくれるのは、中途入社3年目のディレクター・舟橋。先輩から引き継いだ仕事を、自らの提案で拡大した彼女の取り組み姿勢は、見ている方の参考にもなるはず。ぜひ最後までご覧ください！

プロフィール

愛知県犬山市出身。2020年10月、アイデアプラスに入社。趣味はボードゲーム、ショッピング、Netflixの鑑賞など。

先輩から引き継いだのは、決められた販促ツールの制作。

舟橋が担当している案件の一つは、大手自動車メーカーの販売店で使われる販促ツールの制作。

ディーラーの店頭で、自動車の写真やイラストが使われたPOP、ポスター、カレンダーなどを見たことがある方も多いと思います。それらの提案を行い、制作ディレクションを行うのが舟橋の仕事です。

「何を目的とし、どんなツールが必要か」というニーズのヒアリングから始まり、方向性の提案、デザイナーやイラストレーターなどの制作パートナーの選定、ディレクション、納品まで一貫して行います。

販促ツールには、毎月更新のカレンダーや新車発売の告知、季節を感じられる店頭装飾などさまざまな種類があり、各販売店ではそれらを専用サイトからダウンロードして使用しています。

舟橋がこの案件の引き継ぎを受けたのは2022年の秋。当時は、メーカーが依頼したクリエイティブパートナー企業の、そのさらに代理店から制作依頼を受けていたため、既に決められた依頼を受けて納品するのがアイデアプラスの仕事。

制作スキルを評価されて仕事をもらってはいたものの、実際にこのツールはどう役立っているのか、改善の余地があるのかといったことは見えにくい状況があったと言います。

頼まれた仕事「だけ」で終わらない、付加価値のある提案。

最初から諦めず、自分なりのやり方を探してみる。粘り強さも舟橋の強みです。

引き継ぎを受けた仕事に取り組むうちに、舟橋はその内容に歯がゆさを覚えるようになりました。依頼された販促ツールに使用する素材は、既視感のある車の写真ばかり。季節ごとの写真やイラストも長年同じものが使われていました。実際に販売店の店頭に足を運んでみても、せっかく制作したはずの販促ツールを目にする機会は多くありませんでした。

そこで舟橋は、毎月行われている代理店との打ち合わせの中で、次回の販促ツールを1種類増やす提案をしてみることにしました。最初は、毎月のカレンダーに使うイラスト素材を活用し、子ども向けの間違い探しを作ってみることに。これならお金をかけて新しいものを用意することなく、簡単に挑戦できます。

実際に作って提案してみると、好反応が返ってきました。実は、代理店でも古い素材や代わり映えのしないツールを改善したいという悩みを抱えていたのです。そこで次の月からも、素材やツールの提案を増やしていくことに。

舟橋の挑戦により依頼はどんどん増え、今後は新たなイラストやキッズコーナーの装飾、ファミリー向けの写真素材なども任せてもらえることに。会社としての売上もアップしました。

もちろん、これらは思いつきでできることではありません。業務の合間に情報を集めて、顧客ニーズに合うアイデアを検討、それらを打ち合わせまでに資料にまとめます。その後、制作パートナーの得意不得意に合わせて制作を依頼し、指示書を作成。上がってきたツールを代理店に提出し、細かい修正……。

先方から頼まれたわけではない分、いわば「やらなくてもいい仕事」です。それでも、クリエイティブの余地があり、お客様が喜んでくれるなら自分たちがやる意義がある。そうして、案件の拡大につながっていきました。

相手のことを知れば、自然とアイデアが思い浮かぶ。

一緒に働く仲間の手も借りながら、さらなる改善に取り組んでいます。

舟橋には、今後もやりたいことがたくさんあります。販促ツールや店頭で使用される装飾は、改善できるものがまだ多いのです。そのために、今は特にリサーチに力を入れています。

販売店へ訪問して店頭の様子を目で見て確かめたり、各店舗のSNSで販促の内容やトレンドを把握したり。販売店からのアンケート結果をこまめに確認することも忘れません。お客様の声からこそ、アイデアは浮かんでくるのだと言います。

もちろん既存の案件のクオリティを担保しながらも、店頭にクルマを見に来るお客様に喜んでもらえるような新しいものを生み出していくことが彼女の目標。先輩から引き継いだことをそのままやるだけでなく、自分から一歩踏み出せば新しいチャンスに繋がることを体現してくれているメンバーです。

これからもその活躍から目が離せません！

採用担当目線でお届けした今回、いかがでしたでしょうか…？今後もメンバーの頑張りをしっかりウォッチして、みなさまにお伝えしていく予定です。それでは、次回もお楽しみに！

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