現在スリーエスでは、定期巡回に特化した自社プロダクト「PORTALL(ポータル)」の開発に、一緒に取り組むエンジニアを募集しています!
PORTALLの開発の裏側や、社会にどのような価値を届けているのか、エンジニア組織と開発の進め方など、これまでお伝えしきれなかった魅力を全3回にわたってご紹介していきます!
第1回となる今回は、なぜ私たちが“現場起点”でプロダクト開発をしているのかについて、その背景やエンジニアと介護職のリアルな連携スタイルとあわせてお届けします。
「本当に役立つプロダクトって、どうやって生まれるんだろう?」
私たちは、定期巡回型の在宅介護サービスを展開しながら、介護現場の負担を軽減するSaaS『PORTALL(ポータル)』を自社で開発しています。
介護の現場には、煩雑な業務や非効率なオペレーションが今も多く存在しています。
私たちはその現状に向き合い、記録や情報共有、スケジュール管理などをひとつのプロダクトに集約し、負担を減らすことに取り組んできました。
介護職の声を丁寧に拾い、それをもとに「使いやすさ」や「本当に必要な機能」をつくっていく。それが、プロダクトづくりのこだわりでもあります。
“実際に使う人”が、すぐそばにいる
PORTALLは、介護スタッフが毎日使用するwebアプリです。
だからこそ、「実態を深く理解し、それをプロダクトに反映させること」が何よりも大切です。
私たちが運営している定期巡回事業所『アウケアホーム』では、スタッフが1日に何度も利用者宅を訪問し、ケアの内容を記録し、チームメンバーやケアマネジャー、ご家族と連携します。
目まぐるしく変化する現場で、「こんな機能があると助かる」「ここがもっと使いやすいと嬉しい」そんなリアルな声が、日々上がってきます。
そうした声を逃さず拾うため、エンジニアが週に2〜3回、実際に事業所へ足を運び、介護職メンバーと直接会話を重ねています。
新機能の説明や使い心地をヒアリングするだけでなく、「こんな機能があったらもっと助かる」と自然に声が上がってくることも。
そんなやり取りがごく当たり前に行われていることが、スリーエスで働くエンジニアの特徴であり面白さだと感じています。
一方通行の開発ではなく、お互いに遠慮なく意見を出し合いながら一緒にプロダクトを育てていく。
それが私たちの開発スタイルです。
利用者やご家族に届く「プロダクトの価値」
私たちの定期巡回サービスをご利用された方のご家族から、こんな言葉をいただきました。
「病院から退院して自宅での看取りが不安でしたが、PORTALLで記録やバイタルがすぐに見られて、父の様子がとても分かりやすかったです。安心できました。」
プロダクトがただ業務を支えるだけでなく、誰かの暮らしや人生の最期の時間に寄り添うことができる。
そんな瞬間に立ち会えることも、私たちの仕事の原動力になっています。
一緒にプロダクトを育てていける人と働きたい
PORTALLは、まだ完成されたプロダクトではありません。
在宅介護という繊細な現場に寄り添いながら、進化を続けているフェーズです。
私たちはこのプロダクトを通じて、「最期まで自宅で、自分らしく過ごしたい」という多くの人の願いを叶える社会をつくりたいと考えています。そのために、定期巡回という在宅ケアの仕組みを全国に広げ、PORTALLがその基盤となることを目指しています。
そしてその先には、介護を必要とする高齢者の方々に、適切なタイミングでサービスが届く社会の実現も見据えています。こうした未来に向けて、最前線で働く介護スタッフがより安心してケアに集中できる環境を整えることも、私たちが担うべき責任のひとつだと考えています。
この挑戦に少しでも共感してくださる方がいたなら、ぜひ一度カジュアルにお話ししませんか?
まだ世の中に広く知られていない価値を、あなたの技術や視点で、社会に届けていきましょう。
<スリーエスエンジニアのインタビューはこちら>
『サービス開発で介護の課題を解決したい』ユーザーファーストで取り組むSaaS事業づくり
介護ケアに同行したり、事業所の立ち上げに関わったり、リアルな場を感じながら仕事ができる。