プロローグ:コントローラーを置いた戦略
BeFreeというフィールドで、独自の輝きを放つ人々。今回は、まるでゲームの戦略を練るようにキャリアを築く、武藤 大貴(むとう だいき)さんの思考の深淵に迫ります。
冷静沈着。多くが彼に抱く第一印象かもしれません。しかし、そのクールな表情の奥には、人生や仕事を壮大な「ゲーム」と捉え、最適な「戦略」を常に模索する、熱い探求心が燃えています。なぜ彼は数ある選択肢の中からBeFreeを選び、このステージでどんな課題に挑み、どんなユニークな視点を持っているのか?
この記事は、単なる成功譚ではありません。武藤さんのユニークな価値観、そしてBeFreeという環境が、いかに個人の成長とリンクするのかを探る記録です。きっと、あなたの「次なる一手」のヒントが見つかるはずです。
キャラクターデザイン:M.Daikiというキャラクター
村田: それでは武藤さん、まずは自己紹介をお願いします。
武藤: 改めまして、武藤 大貴と申します。現在35歳で、今年36歳になります。これまでの主な職務経験は、アパレル業界のユニクロと、携帯キャリアのショップスタッフですね。ただ、自分にとって本当に何が最適なのかを探るために、全く異なる業界をいくつか経験した時期もありました。最終的に、やはり自分には販売や営業のスキルがあると感じ、その領域でキャリアを築こうと考え、BeFreeにたどり着いたという感じです。
レベルアップの軌跡:ゲームと共に培われた思考
村田: 武藤さんのこれまでの人生、どんな道のりでしたか?学生時代や幼少期はどんな方でしたか?
武藤: うーん、昔からどちらかというと大人しいタイプでしたね。グループで行動することももちろんありましたが、定期的に一人になりたい時間が必要なタイプで。基本的にはインドア派ですが、高校時代は運動部に所属していました。
村田: 一人でいる時は何をされていることが多かったですか?
武藤: ひたすらゲームですね。高校生くらいからPCゲームにハマって、FPS(一人称視点シューティング)、MMO(大規模多人数同時参加型オンラインRPG)、MOBA(マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ)、TPS(三人称視点シューティング)、デジタルのカードゲーム(遊戯王マスターデュエルとか)…一通りやってきました。正直、人生に支障が出るくらいやり込んだ時期もあります(笑)。でも、ゲームから学んだこと、例えば戦略的思考なんかは、今の仕事にも活きていると感じています。
村田: ゲームが武藤さんの思考のベースにあるんですね。ご自身の性格や個性をどう捉えていますか?周りからは冷静沈着なイメージがあると思いますが。
武藤: 自分では「主観があまりない」方かなと思っています。他の人と比べると、感情的になることが少ないかもしれません。今の冷静さは、現在の役職や責任がそうさせている部分もあると思います。基本的に、与えられた役割を全うしようとするタイプです。だから「個性」って言われると、実はあまりピンとこないんです。
村田: 主観がない、ですか。面白いですね。
武藤: 主観が少ない分、相手の状況や立場を客観的に把握しやすいのかもしれません。例えば、漫画『HUNTER×HUNTER』の念能力で言うと、自分は「操作系」か、あるいは「特質系」に近いかなと。
村田: (笑)なるほど!すごくしっくりきます。では、もし武藤さんの人生を一冊の本にするとしたら、どんなタイトルをつけますか?これは究極の自己分析かもしれません。
武藤: 本のタイトルですか…うーん、「TPS」ですかね。
村田: TPS! Third Person Shooter(サードパーソンシューター)、三人称視点のゲームですね。その心は?
武藤: はい。ゲームにはFPS(一人称視点)とTPS(三人称視点)がありますが、自分はTPSを一番やり込んできました。TPSって、画面に映る自分のキャラクターを、少し引いた視点から客観的に見ながら操作しますよね。まるで自分が画面の中のキャラクターでありながら、同時にそれを外から見ているプレイヤーでもある、という感覚。他のキャラクター(人々)と協力したり、時には出し抜いたり、倒したりしながら、戦略的に立ち回る。この、自分自身を客観視しながら、周りの状況を見て戦略的に動く、という感覚が、今の自分の性格や物事の捉え方に繋がっている気がするんです。
(写真:ピスタチオを殻ごと食べてしまうお茶目な武藤さん)
BeFreeを選んだ理由:最適な環境を求めて
村田: まさに武藤さんの視点を象徴するようなタイトルですね!様々な経験を経て、最終的にBeFreeという会社を選んだ決め手は何だったのでしょうか?
武藤: まず、自分の長期的な目標である経営への関与や最終的な起業(経営者になること)を考えた時に、営業スキルは避けて通れない「ツール」だと考えました。未経験の分野から経営を目指すのは遠回りだと感じたので、自分の得意な営業を活かすのが近道だと判断したんです。
村田: 営業はあくまで「ツール」だったと。その上で、なぜBeFreeだったのでしょう?
武藤: 営業職を探す中で、BeFreeがその「ツール」を最も効果的に活用でき、かつ、営業以外の多様な事業に関われる可能性を感じたからです。代表の皆川さんと話す中で、この会社なら単なる営業に留まらず、経営に近い視点や、様々な事業を経験できるチャンスがあると感じました。実際に入社してみて、その時の思惑通りに進んでいると感じています。
武藤流・仕事の攻略法:「量より質」の効率プレイ
村田: なるほど、BeFreeは武藤さんの長期的な計画にとって最適な環境だったわけですね。現在の法人営業という仕事への適性についてはどう感じていますか?また、仕事をする上で大切にしていること、こだわりはありますか?
武藤: 正直に言うと、営業そのものに強い「適性」があるかと言われると、そうではないかもしれません。「得意」であることと「適性」があることは少し違うと思っていて。どちらかというと、状況に合わせて自分を「適用」させている感覚が強いです。
村田: 適応力が高い、ということですね。
武藤: そうかもしれません。本質的には、プレイヤーとして最前線で動き続けるよりも、戦略や戦術を考えて、他のメンバーをどう活かすか、どうすればチームや組織全体がうまく機能するか、という仕組み作りに興味があります。今担当しているユニットでも、誰が担当しても一定の成果を出せるような再現性のある仕組みを作ることを意識していますね。
村田: まさに戦略家ですね。仕事上のこだわりはありますか?
武藤: 「量より質」ですね。もちろん、最初のフェーズでは量をこなすことも重要ですが、最終的に目指すべきは質の高い仕事だと考えています。営業で言えば、闇雲に数を当たるのではなく、ターゲットを絞って質の高いアプローチをすることが、結果的に受注率や顧客満足度の向上に繋がります。このスタイルが自分には合っていると感じています。
村田: 効率性を重視する武藤さんらしいこだわりです。
武藤: だから、「頑張ります」みたいな、具体性のない言葉はあまり好きではありません。それって思考停止しているように見えるというか、「どう頑張るか」という具体的なプロセスを放棄している気がして。それよりも、「どうすればうまくいくか」「どういう手順で進めるか」といった、具体的で再現性のある説明やアドバイスをすることを心がけています。本音を言えば、社内で「頑張ります」禁止令を出したいくらいです(笑)。
村田: 徹底していますね(笑)。では、そんな武藤さんの「得意なこと」や「武器」は何だと自己分析しますか?
武藤: 結構「何でもできる」ことかな、と思っています。いわゆる「ジェネラリスト」ですね。20代後半くらいに、「あれ、自分って意外と知らないことでも何とかなるな」と気づいたんです。これまでの経験や思考プロセスを自分の中で体系化して、それを新しい状況に応用するのが得意なのかもしれません。特に、頭を使う仕事であれば、大抵のことはキャッチアップできる自信があります。このジェネラリストとしてのスキルを磨いて、将来的には経営企画などを経て経営に携わるのが理想の道筋だと考えています。
プレイ環境:影響力を通じたやりがい
村田: まさに万能プレイヤーですね。BeFreeに入社して良かったこと、あるいは印象的なエピソードはありますか?今の仕事のやりがいについても教えてください。
武藤: やりがいは、自分の考えた戦略や働きかけによって、組織やメンバーが実際に変化していくのを目の当たりにできることですね。自分が思い描いた方向に物事が進んで、「思惑通りにいっているな」と感じられる瞬間に、大きな満足感を得られます。これが自己満足なのかもしれませんが(笑)、自分にとっては大きなモチベーションです。
村田: 自分の戦略が機能している実感、ですね。
武藤: はい。そして、それが実現できるのは、BeFreeという環境が大きいと感じています。代表の皆川さんとの距離が近く、自分の考えを伝えやすいですし、コミットメントを示せば、組織全体に影響を与えられるような動きも可能です。
村田: BeFreeならではの魅力ですね。
武藤: ええ。入社して良かった点として、やはり「営業以外の選択肢がある」ということが大きいです。ある程度の実績を出し、組織をまとめる立場になれば、自分のやりたいこと、例えば新しい事業の立ち上げなどにも挑戦しやすい環境だと思います。努力がきちんと評価され、次のステップに進むチャンスが用意されている会社だと感じますね。
コンパニオン募集:さらなる成長と仲間へのメッセージ
村田: 自身の戦略を着実に実行し、成長されている様子が伝わってきます。今後のご自身のキャリアや人生について、どんなビジョンを持っていますか?そして最後に、これを読んでいる求職者の方へメッセージをお願いします。
武藤: 先ほども少し触れましたが、長期的には経営に携わり、最終的には経営者としての経験を積みたいと考えています。それが今のところの「着地点」ですね。もっと大きな視点で言えば、「お金に縛られない生き方」を実現したいです。大金持ちになりたいというよりは、経済的な理由でやりたいことを諦めなくて済むような自由さが欲しい。
村田: その自由を手に入れた先で、具体的にやりたいことはありますか?
武藤: 具体的な事業アイデアはまだありませんが、それもまた「ゲーム」のようなものだと捉えています。ゼロから何かを始めて、それをレベル100までどうやって育てていくか、というプロセスそのものを楽しみたい。効率的な仕組みを構築して、それがうまく回っていくのを見るのが好きなんです。
村田: 常に新しい挑戦を求めているんですね。では最後に、求職者の方へのメッセージをお願いします。
武藤: 皆さん、それぞれ「こうなりたい」という目標があると思います。例えば「お金を稼ぎたい」とか。でも、それらは多くの場合、目的を達成するための「手段」でしかないのかもしれません。大切なのは、その「手段」の先にある目的、つまり「なぜそうなりたいのか」を考えることだと思います。BeFreeは、皆さんがその「なぜ」を見つけ、そこに至るまでの道筋を示し、実現するためのサポートができる会社です。表面的な目標だけでなく、もっと深いレベルで自分のキャリアを考え、戦略的に成長していきたい方にとって、非常に良い環境だと思います。
エピローグ:彼のゲームはまだ終わらない
村田: 武藤さん、本日はありがとうございました。まるで壮大なゲームのストーリーを聞いているような、刺激的な時間でした。
インタビューを通して見えてきたのは、人生を、仕事を、冷静な「TPS(三人称視点)」で捉え、常に最適な戦略を模索し続ける、冷静かつ情熱的な「プレイヤー」としての武藤さんの姿でした。
「主観がない」「量より質」「頑張りますは思考停止」――彼の言葉の端々からは、感情論や精神論に流されず、本質を見極め、効率的なシステムを構築しようとする強い意志が感じられます。一見、ドライに聞こえるかもしれませんが、これは物事を深く分析し、再現性のある成功を目指すための、彼なりの誠実なアプローチなのでしょう。
そして、そんな彼がBeFreeというフィールドを選び、「思惑通り」に活躍できているという事実は、この会社が持つ懐の深さや、多様な価値観を受け入れ、個々の能力を最大限に引き出す土壌があることを示唆しています。
自らのキャリアを戦略的にデザインし、影響力を持ちながら組織と共に成長していきたい。そして、そのプロセス自体を「ゲーム」のように楽しみたい。もしあなたがそんな価値観に共感するなら、BeFreeは最高の「ステージ」になるかもしれません。武藤さんのように、あなただけの「最適戦略」を、ぜひここで見つけてみませんか?