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【社員インタビュー】引き受けた責任を全うする、新コーポレートユニット長 -後編-

採用広報担当の髙橋です!
この連載は、チームが拡大する中の日々のドラマを発信したいという想いで立ち上げました!

トグルホールディングス(以下トグル)は、まちづくりにDXで革新をもたらす企業です。その独自のビジョンに共感し、多くの優秀な人材が集まっています。
今回は、2024年8月にトグルに入社し、執行役員兼新コーポレートユニット長を務める田添聡士さんのインタビューを2部作でご紹介します!

Q3. 現在の業務内容

-入社してからの業務内容について教えてください。-

田添:あとから話しますが、入社してからの「一カ月」はアライアンスや資金調達など、攻めのコーポレート業務の担当者として働いていました。現在はコーポレート・HR管掌役員としてHDの全体を見ながらも、メインとしてはコーポレートユニット長として、チーム5名のマネジメントと引き続きエクイティ調達の主担当を行っています。

入社して1カ月ちょっと経った忘れもしない8月8日(結婚記念日です)に急に伊藤さん・山﨑さんから声がかかり「コーポレートユニット長」を引き受けてくれないかと内示がありました。

コーポレートユニット長は、元々新家さんが担当しており、まさに「チーム新家」という雰囲気の強いリーダーがいるチームでした。一方で新家さんはコーポレート業務にも非常に長けていらっしゃいますが、フロント業務の方が本来の姿なのだろうなというのは私から見ても明らかだったため、新家さんがつくるAIのプロダクトセールスを担うという話を聞いたときは驚きはしましたが納得もしました。

ただ、実は内示をいただく一週間前に新家さんと飲みに行き、私は「攻め」・新家さんが「守り」で2人でコーポレート頑張っていきましょうっていう話をしていたので、その約束は1週間で破棄となりました(笑)
私は正直戸惑っていましたが、新家さんはその日の午後から、つくるAIの会議に出て十年前から上長だったかのごとく指示を出していて「真似できないな~」と思いましたね(笑)

-どんなコーポレートを目指したいですか?-

田添:上場を目指す企業にとって、コーポレート部門は非常に重要です。私が経験した中で、トグルのコーポレートは非常に高い当事者意識と職務遂行能力を個々人が持っています。これ自体は素晴らしいことですが、個人の能力に強く依存している部分もあるため、もっとしっかりとした体制を整える必要があると感じています。

私はコーポレート部門は会社の中で目立たない存在であるべきだと思っています。メンバー個人やコーポレートのチームが良い意味だったとしても目立つということは会社にとって良い状況とは言えないと考えています。業務がスムーズに進行し、必要なことが明確に全社に周知・定義されて全員が迷わず動けていることが理想です。最終的には、コーポレートは存在が全く気にならないくらい目立たなくなることが目標です。

野球では「本当の守備の名手はファインプレーが少ない」という格言があります。トグルのコーポレートも目指すはそういうレベルだと考えています。

-今のコーポレートメンバーについて教えてください。-

総務のAさん、経理のBさん、情シスの松村さん。あとはシャイな労務のSさんと財務のOさんの5名です。とてもミニマルなチームでやっております。
それぞれとてもナイスな皆さんなのでトグルのことを知って興味持ってもらった方には是非選考の中でお会いいただきたいと思っておりますが簡単に紹介させてください。

Aさんは芯がとても強くご自分が受け持った仕事には常に120%の熱量で取り組まれています。また新しいチャレンジにも前向きに取り組み、今はオフィス移転のプロジェクトをリードしてくれています。

Bさんはとてもユーティリティ性が高く経理だけでなく労務にも非常に高い知見をお持ちです。経理や労務はIPO準備をしているとどうしても負荷がかかりがちなポジションですが、結構なお願い事をしても「はい!大丈夫ですよ!」と二つ返事で返してくれいつも頼りにしています。

松村さんは静かなオーナーシップの持ち主です。知らない間に粛々とこちらの想定以上のレベルとスピードで物事が進んでいきます。情報システムは堅牢性と社員の自由さでトレードオフがある仕事に見えますが両立もすると思っていますので協力して進めていきたいと思います。

Sさんはトグル最古参のお一人です。伊藤さんの前の前の起業からずっとバックオフィスを支えてくださっています。きめ細やかな気遣いと、どうしても前へ前へとなってしまいがちなスタートアップ特有の「隙」に対する高い感度をお持ちです。労務というお仕事ですがもう少し広い範囲の職種名があれば良いのですが適切な名前が思い浮かびません(笑)

最後に財務のCさんは、当社のビジネスの特性上、最重要人物の一人です。なので表には出しません!ってのは置いておいて、当社の不動産購入に関わるデットの調達を一手に引き受けています。普段はフワフワしてますが決めるとこ決める方で社内の信頼度も抜群です。新しいメンバーが多いコーポの中では古株(というと怒られそうですが)なのでコーポの精神的支柱です。

-トグルにはいくつかの子会社がありますが、それぞれのグループ会社の違いや特性について、田添さんから見た印象を教えていただけますか。-

田添:まずフジケンについてですが、トグルに「安定」をもたらす存在であると考えています。
フジケンの強みは、同じものが二つとない「土地」に対する適切な企画能力です。デベロッパーなので実際に建物を立てる能力は当然持っていますが、そこから少しずつ企画力に競合優位性の軸足を移している印象です。開発用地において、どのようなものを建てるとその地域にとって付加価値の高いものになるかを企画できる能力を唯一無二の強みにしていくべく日々進化しています。
次にフジケントラストについてですが、トラストはトグルに「爆発力」をもたらす存在だと思います。現在、「開発用地」の確保に各社が本当に苦労しています。その中で、地権者様の思いと世の中との間に立ち、「テクノロジー」と「仕組み」を用いて土地を作り出すことにコミットしている会社です。

従来の用地の開拓とは全く異なり、テクノロジーを随所に活用した組織運営で急成長を遂げています。本来であれば見過ごされがちだった地権者様のニーズを的確に捉えベストなご提案ができる仕組みを着々と進化させていっています。

次につくるAIですが、全社のR&D機能に加え、今後重要になる「ネットワーク」をトグルにもたらします。例えば、VCプロはその代表例です。他社では実現できない高付加価値な機能開発を自社で行い、使いやすいUIで製品化し提供しています。また、プロダクトを業界全体のスタンダードにしていく努力をしていく中でそこに生まれる企業同士や企業とトグルとのネットワークが長期的には大きな資産になると考えています。

-では、全てを包括するトグルホールディングスはどのような存在でしょうか?-

田添:難しいですが、不動産という長い歴史を持つビジネスをテクノロジーを使って変革しようと本気で思っている会社だと思います。伊藤さんは、今後生まれる新しいビジネスを含め、業界全体をどうしていくかを考える役割を担っているのではないかと感じています。そのためにはそのゴールを誰よりも理解し、そこから逆算してコーポレートアクションに落とし確実に遂行していくことがホールディングスの役目だと思います。

※こう見えてお酒は飲まずスイーツ派な田添

Q4.今後の展望

-これからのトグル・フジケン・トラスト・つくるAIについて、それぞれの5年後の姿をどう描いていますか?-

田添:まずフジケンやトラストの部分では、土地の活用において圧倒的なナンバー1になっていると思います。つくるAIも業界内ではスタンダードとなる機能を多く提供しているでしょう。それを踏まえた上で言うと、トグルとして目指すのは、しっかりとしたホールディングス経営ができる状態です。具体的には、強固な仕組みのもとに複数の事業が独立して存在し、それぞれが新しい価値を創造しつつ、全体として大きな目標を目指せるような体制を整えていくことが5年後の目標だと考えています。

Q5. 今のトグルに足りないものは何で、その上でどんな人にトグルに来てほしいですか?

田添:前半でも述べましたが、トグルはグループ全体で非常に実行力が強いと思います。

一方で、俯瞰する力や将来を予測する力はまだ伊藤さんに頼っている部分があると感じます。したがって、中長期的な視点で、伊藤さんの考えと現場の意見の間に立てるような役割をホールディングスが持てるといいなと思っています。しかし、そのための人材はまだ足りていないです。

グループ各社で足りてない人材は、どうなんだろうな。全体を通していうならば「ゲームチェンジャー」です。どんな場面でも良いので「違いを作れる人」と言えるでしょうか。最近、つくるAIにもSaaS企業出身の方が複数入り会話の質が変わってきたなと感じますし、トラストに入ってきた方の案件プレゼンがあまりにわかりやすかったのでこれは組織全体の議論のクオリティが一段上がるなと確信しました。

どのような方に来てほしいかというと、「そういう人!」で終わってしまうのですがそれだと面白くないので、個人的には、「運が良い」と思っている人に来てほしいです。自己効力感が高い方、つまり「何とかなる」と思っている人がトグルには合うと思います。スタートアップは大変だと思うので、そのくらいの前向きな気持ちを持っている方がいると、チーム全体が楽になると思います。

Q6. トグルの魅力を一言で教えてください

田添:真面目というか、ピュアな部分です。
例えば、髙﨑さんは私より5歳年下ですが、非常に強いリーダーシップを持っていて、会社が持つ目標へのコミットメントと、部下のためを思って行動している姿勢が本当に純粋で使命感にも近いものを感じ尊敬しています。それ以外の皆様にも推しポイントはあるのですがそれぞれ話しているとラブレターのようになってきてしまうので今回はやめておきます。

なにより、社員皆さんが会社や受け持っている事業に対して愚直に「こと」に向き合っているのがトグルの魅力であり強みです。
コーポレートから面倒なお願いをすることもありますが、皆さんは一旦受け止めて、その上で「これはなぜ必要なのか」を理解し、協力してくれます。そういった点も含め私はトグルのことが大好きです。

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トグルでは現在、コーポレートの知見を活かせるポジションをはじめ複数のポジションでの募集をしています。カジュアル面談も受け付けておりますので、気軽にご連絡ください。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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