株式会社レクリー
株式会社レクリーは、「All for Joy」をVisionに掲げ、建設業界に特化した転職エージェント「ジョブリー建設」を始め複数の領域でHRサービスを展開しています。
https://recree.jobree.co.jp/
大学在学中よりスタートアップベンチャーで長期インターンを経験。2021年に代表の湯川と出会い、レクリーへジョイン。当時立ち上げ期であった人材事業(現ジョブリー建設)にて、法人の新規開拓営業、キャリアパートナー業務業等に従事。現在は、レクリーの経営ボード兼同事業のマネージャーとして活躍。
小中学生の頃はサッカー部で活躍し、駅伝の学校代表にも選ばれるような少年時代を過ごしました。ただ、高校で大きな挫折経験をしました。地元で強豪のサッカー部に入ったもののレギュラーになることができずにいました。ただ愚直に取り組んでいた姿勢を評価してくれたのか、最後のインターハイ予選で、監督がスタメンで試合に出してくれたんです。それなのに僕のミスで失点して、試合にも負けてしまいました。これが当時初めての挫折というか、とても悔しい経験でした。10年間サッカーをやってきて、こんなに何もできないんだって思いましたし、自分には価値がないんだと強烈に痛感した経験です。その後、サッカーができなければ勉強するしかないと思って、次の日から大学受験に切り替えたんです。勉強もできなかったらもう自分には価値が何もないという気持ちで1日14時間くらい勉強するようになりました。振り返ると、これが自分の人生で初めて何かに没頭した経験になるかもしれないです。
大学進学後は、サークル活動をしたり毎日授業に出たりと、真面目にやっていた方だと思います。ただ、将来サラリーマンになって普通の人生を歩んで終わりたくないという思いをずっと抱いていました。また、旅をして色んな文化を知り、様々なことを経験したいと考えていました。世界一周もしたいと思っていましたが、学生なのでお金がなく旅行に行けない現実が歯がゆく感じていました。そこで大学2年生の前期が終わったタイミングですぐに休学届を出しました。
自分でビジネスをしてお金を稼ごうと思ったんです。コスパよく稼ぐためにはバイトではなく自分でビジネスをやるしかないと考えた結果、まずはビジネスの経験ができる環境に身を置くために、当時4期目の不動産ベンチャーで長期インターンを始めました。最初は不動産仲介のポジションで応募をしたのですが、実際に選考を受けたらそのポジションは埋まってしまったと言われてしまいました。その代わり、代表直下で不動産業界に特化した人材紹介事業を立ち上げるから、そっちにジョインしないかと言われて、二つ返事でやりますと答えて開始したという感じです。
インターン先では、インターン生の中ではもちろん、中途で入ってくる社員よりも売上を出しており、お得意先の企業様も抱えられるくらい色々やらせてもらえました。ですが、正直時給は高くなくて、稼ぎたいという当初の目標は達成できないと思って退職しました。
当時はインターン先のシェアハウスに住んでいたので引っ越しもしないといけなくて、東大の起業サークルが運営しているシェアハウスにこの頃移ったんです。実はここで同部屋になったのが、代表の湯川でした。内見で部屋を開けた時、ちょうど湯川が部屋で寝ていたんですけど、起きてきて「よろしく」みたいな感じの会話をしたのを覚えています。
次にやりたいことを考えていたものの、アイディアも人脈もお金もないって状況でした。そんな時に湯川と出会って、彼が人材事業をやっているという話を聞いたんです。湯川も当時事業を任せられる人を探していたというのもあり、じゃあ一緒にやろうかということでレクリーにジョインを決めました。
僕がジョインした2021年当時は、本当に何も整っていないカオスな状態でした。最低限のデータ収集から目標管理、新規の法人開拓、キャリアパートナーとしての求職者サポートまですべてやっていました。当時は朝9時までには新規開拓の架電リストを作り、9時から17時まではひたすら架電して法人の開拓。その後は22時くらいまで求職者さんに電話して、ご提案したり、クロージングのコミュニケーションを取るといった業務が約半年くらい続きました。このくらいやらないと成果にならないですし、とにかく行動量にこだわって取り組んでいました。その後は段々とメンバーが増えてきてたので、プレイングからは少し離れて、メンバーの教育にも関わるようになっていきました。
最終的に、メンバー20名ほどを一人でマネジメントしながら、入社してきた人のオンボーディングも担当していました。その結果、一人ひとりとの関わりやコミュニケーションが希薄になり、マネジメントが行き届かなくなってきました。メンバーとのコミュニケーションが減ると、士気が下がりますし、メンバーの調子の変化にも気づけず、良い状態ではなくなっていきました。そこで現在はチーム制を導入し、自分もチームマネージャーとして、メンバーのKPI管理からサポートまでを担っています。一人ひとりと関わる時間も濃さも増えたことで、コミュニケーションの総量が増え、チーム感が出てきましたし、「All for Joy」の感覚が取り戻せたように感じます。
プレイヤー時代に意識していたことは、相手の期待を認識してそれを超える努力をすることです。あとは、その総量を増やすこと、要は行動量を増やすことです。例えば求職者の対応においては、その人に特別感を出したり、スピーディーに対応したりと、求められる期待値が人それぞれ異なることを理解し、それに応える努力をしました。一人当たりに対してのインパクトは小さくても、それを5人、10人、30人とやれば大きな成果につながると考えたんです。
よく量か質かみたいな議論があると思うのですが、片方だけではだめだと思うんです。どちらも妥協せずにやるから成果につながるのだと思います。これは前の会社でも教え込まれてきましたし、やっぱり関わる求職者様にも企業様にも価値を出したいという思いは強くあります。
ー ここまで妥協せずに努力し続けられる原動力って何かありますか?
自分は日系ペルー人4世で、僕自身は日本で生まれて育ちました。なので日本の文化の中で日本語を話して成長してきたんですけど、両親はペルー生まれなので日本語もうまく話せないんです。そういう背景もあり、選べる仕事も限られてしまっていて経済的に豊かではない家庭でした。両親は大変だったと思うんですけど、それでも自分に色々な経験をさせてくれて、良い暮らしをさせてもらって本当に感謝しています。こういう経験があるからこそ、家族、親戚、パートナーに対して幸せになれる環境を自分で作っていきたいという気持ちがすごく強くあります。これが一番の自分の原動力だと思うんです。
僕個人としては、組織よりも個人にフォーカスしていきたいんですよね。もちろん仕組みなどの整備は当然進めるのですが、個々人に力が備わっていないと仕組みも何も機能しないと考えています。レクリーには色々なバックグランドの人がいますけど、圧倒的に若い人たちが多い。そういう人たちがいずれレクリー以外のところに行ったとしても活躍できるよう育ってほしいと思っています。育てるとは、ビジネスマナーや営業力など含めてですけど、「レクリー出身なんだ、じゃあ大丈夫だね」と思われるくらい、ビジネスパーソンとして成長してほしいと思っています。
そのために機会も提供したいし教育もする、とにかく自分が今まで培ってきたものを、メンバーに還元していきたいです。僕は田舎出身で両親は日本語が話せなくてコンプレックスを感じていました。高校時代はサッカーで挫折して、そこからは勉強を通じて這い上がってきました。僕はたまたま大学受験に成功し、インターンでも成果を残して成功体験を得られたんですけど、僕の地元だと、僕みたいな少し厳しい境遇にいる人なんていっぱいいるんですよね。こういう環境に左右されてしまって、本来持っている能力を発揮できない人というか、埋もれてしまっている才能を見つけ出して、成長機会や成功体験が得られるフィールドを作っていきたいです。
そんな原体験や個人的な背景もあるので、マネージャーとしては、根性論かもしれませんが、メンバーの成長を絶対に諦めないこと、コミュニケーションのすれ違いから逃げずに向き合うことを、とても大事にしています。レクリーはポテンシャルの高いメンバーばかりなので、彼らの能力を最大限引き出して支援できるマネージャーでいたいと思っています。
明確な目標が定まっているわけではないのですが、何かに熱狂し続けていたいと思っています。その場所としてレクリーがベストだと思ってこの環境に身を置いています。ビジネスパーソンとして今後のキャリアを考えると、自分の持っているポテンシャルや強みを十分に発揮できていて、より大きな規模のビジネスをしていきたいです。10億じゃなくて100億、数十人じゃなくて数百人の事業組織の中でやっていきたいんです。
正直、今の僕にはまだまだスキルが足りないですし、大したことなんてできないです。器用なタイプでもないし、頭が良いわけでもない。田舎の公立高校から、とにかく泥臭く努力をして這い上がってきたような人間です。なので20代はラクをしようとか一切考えていなくて、修行期間だと捉えています。自分の扱える領域を広げ専門領域を見つけること、要は自分の幅と深さを広げることが必要だと考えています。そのためには経験値を積むことと、修羅場を潜り抜けた経験が圧倒的に大事だと思います。なので、大企業に入って丁寧に研修を受けさせてもらい、ゆっくり着実に育っていくのを期待されるより、いきなりジャングルに放り込まれて「やってみろ」と言われる方が、僕には向いていると思います。そういう意味で、あえて新卒カードを捨てて、レクリーという環境を選んだことにはすごく価値があると思います。
今のレクリーは、会社として急激に成長しているし、この変化の大きい環境で色々な仕事を与えてもらい、自分でチャレンジの機会をどんどん掴んでいける場所です。今の規模なら、入社して本気で挑戦して努力すればトップセールスやマネージャーといった責任ある立場にもなれると思っていて、そのくらいチャンスがあるんです。当然そこには責任も伴うんですけど、責任が伴うからこそ絶対に成果を出さないといけないと思って、より成長できるはずです。これが僕がレクリーに居続ける理由の一つになります。すごくしんどいんですけど、成長とのトレードオフだと捉えていて、今ではこのしんどさも含め、このプロセスを楽しめるようになってきました。
「ジョブリー建設」を、建設業界市場におけるNo1転職エージェントにしていきたいです。個人としては、その過程で、より成果にインパクトを及ぼす役割や存在を目指していきたいです。自分の影響範囲を広げてより大きな意思決定に関わり、組織に貢献していくイメージです。そのためにまずやっていきたいことは、現場で吸い上げた情報を経営にフィードバックし活かすことです。僕は経営陣のなかでも一番現場に近いポジションで仕事をしているので、このポジションの強みを活かしていきたいです。現場を無視した経営にならないよう、意見を吸い上げる仕組みを作り、他の部門も巻き込んで成果を最大化していくことが、自分がこれから担っていくべき役割だと考えています。今でも部門間の情報共有は活発に行われているものの、成果最大化に向けての連携には伸び代があると感じています。所属しているキャリアパートナー部門だけのモノサシで判断するだけではなく、他組織との連携を通じて、あらゆる視点を検討したうえで成果に向かえる状態を作っていくことが一番の目標です。
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