5.営業のカタチ | 社長の一言/CEO
6、7年ぐらい前かな? 「アクセル(デジタル時代の営業最強の教科書)」という本と出会いました。著者は、マーク・ロベルジュといい、MIT出身のエンジニアですが、MA(マーケティングオートメーション...
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今回は、私が新卒採用の会社説明会でお話しした、弊社が求める人材像について4つの視点からまとめています。
1.主体的であること
人生は常に選択(決断)の連続
2.チャレンジできるかどうか
逆境こそ、行き詰ったときこそがチャンス
3.バリューイノベーションを創造できる人
新しい価値を創造し、市場に変化をもたらすこと
4.情熱と向上心を持つ
あなたがいたから、この会社の製品を使っています
弊社のパーパスをまとめた「AIR WAY」にも定めていますが、”主体的である人材”を求めています。
名著「7つの習慣」では、”主体的であることは、あらゆる習慣へのマスターキーである。”
と述べており、人として成長する上でとても重要な姿勢だと思います。
この二つを、心から信じて行動することです。
何かを決断するということは、皆さんには選択権があるということになります。少し冷たい言い方かもしれませんが、仮に思うような生き方ができていないとすると、今の結果は皆さんが選んできた選択の結果なのです。豊かな生活がしたい!世の中に貢献したい!と思っても、行動しなければ何も始まらないし変わらない。行動するか否かもあなたの自由で、選択権があるということです。
人生には、”刺激”と”反応”の間に隙間があります。その隙間(瞬間)であなたが主体性を発揮できる選択を行い、他責にせず自分が行動できる何かを選んでください。そうすれば、必ず夢に向かって進むことができることでしょう。
たとえば、生まれた家柄は自分では変えることができません。貧しい生活を送っていたとしても、それに屈して人生を諦めるような生き方はしないでください。経済がバブルではじけた、コロナの影響で不景気になった、リストラされた・・・等という事実も変えられない。
起きた事実を恨んでも何も生まれません。それらを言い訳にせず、悪い環境の中でも自分には何ができるかを常に考え、行動することが主体的であるということです。人や何かを恨むより、自分から周りへ好影響を与えられるような主体的な未来志向の姿勢が大切です。
本田技研工業の創業者である本田宗一郎氏は”チャレンジして失敗を恐れるよりも、何もしないことを恐れろ”と言われたそうです。
と考えます。
ちなみに私は、以下の3タイプの人とはあまり交わらないように気を付けています。
「AIR WAY」には”変化を恐れない”、”情熱をもって挑戦する”を定めています。
テクノロジーイノベーションと言えば、技術革新です。技術革新と言ってしまうと、何かを発明するような理系出身の天才にしかできないと感じてしまうかもしれません。バリューイノベーションとは、
を指します。全く新しいモノを作り出すという訳ではありません。いま存在する技術やモノを他に転用することで、さらに利用方法(価値)が広がることは沢山ありませんか?
たとえば、
ヒラメキというかアイデアというか、今あるモノや技術の組み合わせ・販売先・見せ方等を変えることで、新しい市場を開拓したり創造できるような人材が、今の多様性が重視される時代では一層求められています。
目標に向かって自己研鑽を継続できる人を採用したい、と企業は望んでいます。給料は必要かもしれませんが、それ以上に仕事に対してモチベーションを高く、情熱をもって挑戦したいですよね。
そして、自分がその仕事をしたいと感じる存在意義を見つけることができれば、なおさら情熱を傾けられると思います。新世代は、社会貢献への意識が強いと聞いたことがありますが、
って言われてみたいですよね。それが、あなたがそこで働く存在意義になるかもしれません。皆さんにはぜひ、そういう会社を見つけてほしいです。
シェリル・サンドバーグ氏(元METAのCOO)が来日時にインタビューされたときの言葉を紹介します。
自分の情熱と仕事を結び付けることができるのは究極の贅沢です。
そして、間違いなく、幸せに繋がる道です。
以上、弊社が求める人材像についてまとめてみました。多分、他の企業が求める人材像とも共通項があるかなと思います。この記事を読んでいただいた方に、何か共鳴していただける部分があれば幸いです。
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【連載】AIRと私 記事一覧
(予告編) AIRと私
1.AIR誕生
2.テクノロジーの変遷
3.今私たちが力を入れてること
4.求められる人材
5.営業のカタチ
6.人生は挑戦と冒険