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【新グループ会社代表インタビュー/前編】証券、通信のキャリアを経た経営者の素顔 駐車場DXへの挑戦

「当時の自分は会社にとっての癌だった。」

そう話すのは、株式会社いえらぶパーク・代表取締役の川口。

新卒で外資証券会社に入社し、その後は大手通信会社にジョイン。
華々しい経歴を持つ彼は経営者となった今、過去の自分をこう振り返ります。

なぜ会社を経営する側に回ったのか、話を聞いていると経営のリアルが見えてきました。
前編ではそのリアルに踏み込みます。

後編では、彼がいえらぶと手を組んだことにより、どのように駐車場領域のDXを進めていくのか、今後の事業展開に迫ります。


川口 真弘
株式会社いえらぶパーク代表。愛知県出身。トロント大学卒業後、外資証券会社に新卒入社。その後大手通信会社に入社し、2012年にコインパーキング事業を立ち上げる。2015年法人化し、株式会社パークリアルティ代表取締役に就任。2021年11月2日、不動産テックに特化した業務支援システム「いえらぶCLOUD」を提供する株式会社いえらぶGROUPと、共同出資による合弁会社「株式会社いえらぶパーク」を設立し、2022年1月7日より本格的に事業を開始。

駐車場に目をつけたのは

――はじめに、川口社長の経歴を教えてください。

川口 愛知県に生まれ、海外の大学へと進学しました。大学卒業後は外資証券会社に新卒で入社し、富裕層の方々の会社設立や相続対策、事業承継、医療法人の対策といった税金コンサルティングを担当していました。その後、縁があって入社した通信会社では、ネットワークに関する事業に携わりました。当時の人脈やノウハウを活かして、個人でコインパーキング事業に着手し、法人化させ、現在に至ります。

――なぜ、個人でコインパーキング事業に着手したのでしょうか?

川口 前職のご縁で、コインパーキングメーカーから会社設立を手伝ってあげる、とお話をいただいたからです。安定している事業ですし、コインパーキングにブランドは不要なので参入障壁が低いことも理由となりました。なので、始めた当初は本当に楽しかったですよ。サンタさんのような大きな袋を持って駐車場に向かい、精算機に溜まったお金をかき集めるのが仕事みたいな感じでした(笑)。当時は、一人でのんびりとお金を稼いで遊ぶ、悠々自適な生活でしたね。

――そこから法人化させたのはどうしてでしょうか?

川口 ビジネスをしていく上で、個人にて商いを行うのは限界があります。法人格を持たせ、取引先の方へ少しでも安心して取引してもらえた方がいいのではないかと感じていました。そのため、マーケット調査を踏まえ、売上の見通しが立つようになったタイミングで、法人に変更しました。

コインパーキング事業を主力に、創業数年目から駐車場シェアリングサービスを提供するためのシステム開発なども行い、事業拡大を進めていきました。

会社をつくるということ

――法人化させたことで困難はありましたか?

川口 組織を拡大させていくことです。採用って本当に難しいですよね。

もともと前職の通信会社では朝9時から深夜まで働いていたので、これくらいの働きぶりなら自分で事業を立ち上げても成功に持っていける自信がありました。実際、事業は好調で、2021年9月の売上実績はグループ合計で12億3,000万円となるなど、社員十数名の会社としては着実な成果を残していたと思います。ただ、それでも採用が上手く回らずに、社員が定着しないといった課題が現存していました。この課題を打破するため、かつて在籍していた外資企業のように給与を大幅に上げて、求人を載せたこともあります。この求人で一気に採用数を増やせたのですが、ほとんどの人が結局すぐに離脱していってしまいました。

――法人化させたことによる心境の変化はありましたか?

川口 元々は1人でやっていた事業ですが、社員という存在と、社員の家族の存在、自分が抱えているものの大きさに気づいたとき、自分が守らなきゃなという気持ちが大きくなりました。どれだけきつくても修羅場にぶつかっても、社員というファミリーがいる以上、私はへこたれてはいけない。法人化させた以上、その責任を全うしようと日々全力で仕事をしてきました。この使命感が、私自身の働く意義となり、仕事に真摯に向き合い続けられる理由となっています。

自分で会社を立ち上げる前の自分には、そんな考えは毛頭ありませんでした。外資証券会社では、思うような賞を受賞できなかったり、思いのほかボーナスが低かっただけで「こんな仕事、やり損だ」と騒いでいましたからね(笑)。朝のミーティングに出て、ドーナツショップでゆっくり時間を過ごして、たまには同期と温泉に行って、月末数字だけ合わせる、成果を出してさえいれば何をしてもいいと思っていました。

今になって思えば、自分は会社の癌だったと思います。会社として存続していくこと、事業を伸ばしていくこと、そういった経営の重さが全くわかっていませんでした。あの時の自分は、絶対に今の自分の会社にはいらないですね。

――現在、どのようなビジョンを持ちながら事業に取り組んでいますか?

川口 「未来を想像し、文化を創造する企業」がビジョンです。

利用者のことを考えながら、毎日のように「QRsign」(月極駐車場契約に関する契約業務や書類管理等の業務をオンライン化する駐車場管理サービス)や「QRpark」(QRコードからその場で利用できる駐車場シェアリングサービス)の改善をメンバー全員で行ってきました。「QRsign」をみんなで日本全国の当たり前にしていくサービスとして、私も一メンバー、みんなも一メンバー。みんなで時代を変えたい、そんな楽しさを共有できる人たちと一緒にいたいという思いから、このようなビジョンを設定しています。ここまで色々ありましたが、そういう未来を実現できたら本当に幸せだなあと思います。

――川口社長ありがとうございます。後編では、事業が軌道に乗っているのにもかかわらず、なぜ合弁会社を立ち上げたのか?その狙いと、いえらぶとタッグを組んだ「必然性」を赤裸々に語っていただいています。

名称:株式会社いえらぶパーク
所在地:東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル24F
設立:2021年11月
資本金:1億円
株主:株式会社いえらぶGROUP/株式会社パークリアルティ
代表者:岩名泰介、川口真弘
事業内容:
月極駐車場契約管理決済システム「QRsign」
駐車場契約管理業務代行サービスの企画・開発・運営
コーポレートサイト:https://ielove-park.jp/

▼インタビュー後編はこちら

▼YouTube「いえらぶ採用チャンネル」

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