注目のストーリー
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子どもたちがつくる「職員紹介」|トータスキッズα X アートクラスの協働!
ITを通した生きる力を育む教室「トータスキッズα」では、6月の取り組みとして子どもたちが中心となって 「職員紹介」 を作る活動に挑戦しました。話しかける子が苦手な子もちょっと突っ走って話しかけてしまう子もそれぞれらしく先生へのインタビュー。一人一人のメモをもとに、その言葉をスライドに入力し、写真を選び、イラストを貼り付ける。試行錯誤しながら、一枚一枚のスライドを自分たちの手で仕上げていきました。<アートクラスとのコラボ>スライドの縁を彩ったのは、アートクラスで制作した色紙。障子紙を染めてつくった縁飾りは、トータスらしい明るい色合いが基調となり、見ているだけで元気をもらえるような仕上がり...
【応用行動分析(ABA)療育の現場から】リスペクトできる先輩職員に学ぶ支援力|新人指導員の気づきと成長記録
こんにちは。「困った」を「できた!」に変える支援の場、トータスキッズ・新人指導員の塩島です。入社して4カ月。ようやくトータスキッズの支援のお仕事にも少しずつ慣れてきましたが、夏休みに入り、普段担当していない利用者さんの支援に入る機会が増え、緊張再び。だからこそ、可能な限り事前の見学や先輩職員からの引き継ぎを丁寧に受け、支援の現場に臨むようにしています。その中で「やっぱりすごいな」と改めて感じた、先輩職員の支援のエピソードを一つ紹介したいと思います。< A君の支援から学んだこと>A君は他者への意識が低く、多動傾向があり、集中が続かないお子さん。先輩の支援中に離席し、他の玩具に興味が移ること...
発達凸凹のある子と過ごす夏休み|待ち時間の工夫と「できた!」瞬間の喜び
みなさんは、この夏休みをどのように過ごされましたか?トータスキッズのお休み初日、我が家は“娘祭り”。プールだけの予定が、娘のリクエストで動物園も追加されました!<待ち時間というハードル>一番のハードルは動物園レストラン。待つのが苦手な娘との行動では、*待ち時間をできるだけ短くすること*手持ち無沙汰にしない工夫この2つが勝負どころ。カレーならすぐ出るだろうと注文したのに…なかなか出てこない。ソフトクリームでつなごうとしても反応はいまいち。YouTubeも電波が弱くて再生できず……ついに椅子を倒してしまいました。でも、そういうこともあります。大切なのは、マイナスを最小化しながら寄り添うこと。...
高校生が支援スタッフデビュー再び|同世代だから届く言葉の力
この夏、高校生の息子がトータスキッズで支援のお手伝いをしてくれました。「お手伝い」といっても、彼は実はトータスキッズ最古参の指導員。デビューは小学4年生、私が自宅で個人事業として支援をしていた頃です。そのため、支援力の一部ではスタッフ以上の力を持っています。<同世代だからこそ生まれるブレークスルー>今回お願いしたのは、「同世代だからこそ響く言葉で、子どもたちの殻を破ってほしい」 という役割。2つの異なる課題を持つケースに対して、それぞれトーンや戦略を変えて接する息子の姿は見事でした。スタッフも研修として見学し、多くの学びを得た様子。<世代の強みと、自分の戦い方>最近、同世代ネタや体力面で...
長沢から横須賀市内→全国へ広げたい地域づくり|N-fes報告会で得た学びと次への一歩
2025年8月8日、横須賀市市民協働推進補助金事業報告会があり、Wonder Forestは「N-fes」について報告しました。<子どもを真ん中にした学びと交流の場>N-fesは、子どもを中心に、プロ、スタッフ、地域の方々が相互に学び合い、育み合う仕組みを持ったイベント。実践内容についての報告後、審査員の方からは、「もっと多くの人に知ってもらうべき」「この広げ方は長沢だけでなく、市内や全国にも展開できる」といった嬉しい評価をいただきました。<次に向けたヒントと出会い>報告会終了後には、多くの方と情報交換ができ、発展に向けたヒントをいただきました。活動を通して繋がり合う・育み合うこの交流こ...
「応用行動分析(ABA)X アート」で“自分らしく生きる力”を育てる
「困った」を「できた!」に変える支援の場。トータスキッズ指導員の岩野です。6月から、アートリーダー牛島先生のもと、「アートクラスplus」の進行役を担当しています。“トータスキッズのアートクラスってどんなクラス?”今日は、現場で感じたこのクラスの魅力をお伝えします。≪みんなが成長し合えるアート教室≫このクラスの魅力は、子どもとスタッフの個性を引き出し完成させたアート作品のクオリティー。トータスキッズもりのいえ内にある「Wonder Forestギャラリー」に並ぶ作品は、本格的な技法を取り入れつつも、それぞれの個性や工夫が光っていて、思わず立ち止まって見たくなるものばかり。一人ひとりの学び...
三浦の花火から学ぶ進化の力|情熱を持って挑み続ける全ての人へ
久しぶりに、三浦の花火を会場で観覧しました。(ちなみに我が家のベランダからも見えるのですが、だんなさまに誘われこの日はあえて会場へ。まず圧倒されたのは連打の妙技。下へ、横へ、縦へ――大きさ、色、そして間合いの絶妙な組み合わせが、花火の新しい世界を切り開いていました。打ち上げのリズムも秀逸で、連打の音がまるでドラムビートのよう。思わず「これとこれを組み合わせたら…」と、私の中でも創作のスイッチが入ります。ラストはただの大玉連発ではなく、技術を掛け合わせた構成で夜空を飾り、圧巻のフィナーレへ。<夜空から受け取ったメッセージ>花火を見上げながら、ふと思いました。 “それぞれの世界の人が、それぞ...
部活が育てる“人間力”|逆転劇から見えた努力と仲間の力
「これで負けたら中学最後の試合」そう告げられた横三ブロック大会の県大会出場をかけた一戦。その試合の結末は、私に「中学の部活動」が持つ人材育成の力を改めて考えさせてくれるものでした。<逆境からのスタート>1回戦目、息子は敗れるも、チームが辛勝。2回戦目も「もう無理かも…」との一報。「夏が終わった」と一瞬思いましたが、息子は敗れるもチームは勝ち進み、私は居ても立ってもいられず会場へ向かいました。格上との試合。息子は5番手。勝負は最後までもつれ、息子の勝敗が決勝進出を左右する展開に。<粘りと冷静さが生んだ勝利>最初の2セットは僅差で敗れるも、息子は崩れない。仲間が必死に支え、声をかけ、チームが...
AI時代とViscuit ─ ビスケットカンファレンス2025登壇レポート
2025年8月4日(月)、東京女子体育大学で開催されたビスケットカンファレンス2025にて、Wonder Forest代表・高橋が登壇しました。今回は、口頭発表:「Viscuitを使った子どもによる子どものためのプログラミング教室」ポスター発表:「Wonder Forestが行ったドコモ未来ラボプログラミングコンテスト向け取り組みの紹介」の2部門で発表。当日の様子は全国にオンライン配信され、多くが学校の先生方や大学生による発表でした。特に心を動かされたのは、板橋区立志村第一小学校の取り組み。工夫を凝らした養生シートでカバーした体育館の天井や館内に設置した平面・立体の様々な造作物にVisc...
「めんどくさい」が「いいね」に変わる瞬間――子どもが挨拶の意味を理解した日
トータスキッズ指導員の板倉です。今回は、発達支援の現場で起きた「挨拶を通じた成長」のお話です。主役は、中学1年生のWくんと小学6年生のAくん。二人の関わりから、挨拶の本当の意味が見えてきました。<きっかけは「Aくんに挨拶してほしい」>Aくんの先生から「来所時にAくんへ『こんにちは』と声をかけてほしい」と頼まれたWくん。Wくんは人と関わるのが得意で、「あ、そんなこと?」とすぐ引き受けてくれ、私も「できるでしょう」と思っていました。ところが。。。実際にやってみると、挨拶はただの声かけではなく“タイミング”や“相手の受け取り方”が重要だとわかります。<「伝わる挨拶」への挑戦>最初のWくんは、「...
「支援の基本を、地域と一緒に学ぶ日」~はじめの一歩を応援する学習会 ~
トータスキッズでは、2010年の設立以来、「地域に支援と理解の輪を広げること」を願い、毎年「初級支援者学習会」を開催してきました。今年度2回目の学習会、8月28日(木)に開催します。子どもの「行動」をどう理解し、家庭や学校、支援現場でどんな工夫ができるのか――。日々、子どもたちと向き合う保護者の方も、支援者の方も、初めての方も、どうぞ安心してご参加ください。支援の基本を学び、地域でつながる一日を、ぜひご一緒に。日時 2025年8月28日(木)10:00-15:00(09:45会場、10:00開始)場所 トータスキッズもりのいえ(横須賀市長沢1-32-8 根岸店舗Ⅰ 1階右側)講師 高橋嘉...
発達支援の現場:気持ちを言葉にできなかった子が、自分の言葉で伝えられた方法とは?|トータスキッズ新人指導員おくいの奮闘記
こんにちは。「困った」を「できた!」に変える支援の場、トータスキッズに2025年4月に入社しました、新人指導員のおくいです。現場に出て3ヶ月、日々子どもたちと向き合いながら支援を行っています。今回は、「気持ちを言葉にするのが苦手だった子が、自分のことばで気持ちを伝えられるようになった事例」をご紹介します。<「気持ちを言葉にできない」子への保護者さんの悩み>担当するお子さんの保護者さんから、こんな相談をいただきました。「うちの子、自分の気持ちを伝えるのがすごく苦手で…」実際に、「いまの気持ちはどうだった?」と聞いても「わからない…」「べつに…」という返事ばかり。もちろん、それも立派な「反応...
夏休み特別プログラム|感覚アート×親子運動プログラム!
この夏だけのスペシャル企画!アートと運動、どちらも楽しめる“もりもり”プログラムをご用意しました。コースリーダーは、感覚統合プログラム経験豊富な古賀先生。第1回目を見学したときは、遊びながら体幹を鍛えたり、ルールを守って活動したりと、笑顔とワクワクがあふれる時間でした。次回は8月26日(火)開催!親子での触れ合いや、色や水の感覚を楽しみながら、体も心も伸びやかになる時間を過ごしましょう。<開催概要>日時:2025年8月26日(火)10:00~10:55対象:幼児〜小学2年生くらいまで(集団活動への参加・模倣ができる方)プログラム内容感覚アート:色水で遊ぼう!(※内容は変更になる場合があり...
顔なじみの安心感──関係の積み上げの大切さ
萌さんとプール@花の国。「夏休みなので、混んでますよ。でも、今年から午後は団体が入らなくなったので、フリーレーン使えますよ!」と、スタッフの方が教えてくれました。萌と私にとって、フリーレーンが使えるかどうかは死活問題。夏休みはイレギュラーなスクールやイベントが多くて、プールに入れないこともあるので、こうしたリアルタイムの情報は本当に助かる!花の国プールのスタッフさんは顔馴染みの方も多く、安心感があって居心地がいい。こうして気にかけてもらえることが、心から“有難い”なと感じた夏の一コマでした。**************「困った…」を「できた!」に変える支援の場トータスキッズ*******...
「やってみる!」この実践が未来につながる──トータスキッズ夏祭り絶賛準備中!
トータスキッズαチームは、「トータスキッズ夏祭り」に向けて総力を上げて取り組んでいます。スケジュールを立て、みんなで進捗を確認し、作業を分担して進め、最後にはしっかり報告。この実践を通じた積み重ねこそが、子どもたちの「社会で働く力」につながっていきます。そんなトータスキッズαの仲間になりませんか?夏祭り当日は、子どもが楽しめる縁日やプチ体験教室も予定しています。夏の思い出に、そしてトータスキッズαの見学&体験のチャンスとして、ぜひ、8月30日に足をお運びください!みなさまのお越しをお待ちしています!*トータスキッズαは、発達に凸凹のある子が、ICTを学びながら、自分の“好き”や“強み”を...