1
/
5

All posts

見えないところで場を支える人──板倉さんの誕生日によせて

出会って、5年。どんなときも変わらぬ誠実さで支援を続け、誰も気づかないような隙間をそっと埋めてくれる。トータスキッズが日々安心して走り続けられるのは、そんな「見えない支え」を積み重ねてくださる板倉さんがいるから。スタッフ一人ひとりの想いや得意が有機的に結びついてこそ、子どもたちの成長につながっていくこの現場。板倉さんの存在は、若いスタッフにとっても大きな支えになっています。生まれてくれて、ありがとう。一緒に歩んでくれて、ありがとう。これからも、共に学び、共に成長していけますように。**************エデュテインメントで人と社会にワクワクをWonder Forest*******...

「できた!」を広げる支援の工夫|親子で学ぶ“ループの作り方”とトータスキッズYouTubeチャンネルのご紹介

先日の動物園での娘との取り組みを動画にまとめました。テーマは――楽しく行動を後押しする「ループの作り方」。トトロの「さんぽ」を歌いながら歩き、アイスを食べる。「歌う→食べる→また歩く」という小さなループが、子どもの不安を和らげ、行動を続ける力へとつながります。この体験から私が確信したのは、子どものできること・好きなことを土台に、信頼関係を重ねれば、どんな困難も“できた!”に変えていけるということ。動画は「Youtube」「トータスキッズ」「ループの作り方」と検索してぜひご覧くださいそして、この取り組みは私たちの日常そのもの。トータスキッズYouTubeチャンネルでは、親子での支援の工夫や...

長沢からはじまる“ワクワクするまちづくり”──POST STATIONで語った未来への対話

POST STATION@長沢にて。北下浦観光協会運営委員長・久保木様、(株)ATフィールド代表取締役・原様と、北下浦地区の特色を活かし育み合う地域づくりについて、たっぷりと語り合いました。<「この地に根ざす」ということ>この地に移住して、気づけばもう15年。海と山、そして人。長沢には、自然と人のあたたかさが共に息づいています。長年、地域を支え育んでこられたお二人の前で、私もつい熱く語ってしまいました。子どもと家族の支援を通して、この地域に“ワクワク”を広げたいという想いを。でも、大先輩もその積み上げ分、より熱く、より深い言葉が返ってきます。そして、「あれは無理、これはダメ」ではなく「ま...

ITで「生きる力」を育てる──トータスキッズαクラスの挑戦と夏祭りの物語

こんにちは。「困った!」を「できた!」に変える支援の場、トータスキッズ指導員のせやまです。今回は、私が担当している “トータスキッズαクラス” の子どもたちが主催した「夏祭り」の様子、そしてこのクラスが大切にしている “ITで育む生きる力” についてご紹介します。<子どもたちが主役の「夏祭り」開催!>8月30日。αクラスの子どもたちが 企画・準備・運営すべてを担った「夏祭り」が開催されました!チラシづくり、得点板や景品の準備、当日の司会や受付まで、子どもたちは力を合わせ、試行錯誤を重ねながら一つのイベントを形にしていきました。当日は、地域や保護者の方々にもご参加いただき、笑顔と拍手に包ま...

「PTAは本当に必要?」議論から始まった挑戦|感謝と成長を育む3年目“共生の秋”

学問の秋、スポーツの秋、そして「人が育ち合う秋」。そんな季節がやってきました。合唱コンクール、体育祭、給食試食会、推薦委員会。。。PTAの活動も、イベントや引き継ぎで目まぐるしい日々です。けれども、ふと振り返ると、年々少しずつ「よい循環」が回りはじめ、よき人が集い、一人ひとりが考えながら動く、そんなチームに育ってきたことを実感します。思い返せば、最初の1年目は「PTAはもうなくしたほうがいいのでは?」そんな議論からスタートしました。もちろん簡単ではないし、負担を感じる瞬間もあります。それでも先生と保護者が共に手を取り合い、「ありがとう」を交わしながら生徒の成長を支える取り組みを積み重ねる...

組み合わせから生まれる世界――9月のアートクラス「コラージュ」

秋の風が少しずつ色を変えていく9月。トータスキッズ・アートクラスのテーマは「コラージュ」。いろいろな素材を重ね、切り、貼り合わせ、書き加える。。。「組み合わせ」という行為の中に、「想像」と「創造」が同時に息づき、新たな「発見」が生まれます。< 素材と出会い、世界が広がる>素材と出会い、組み合わせることで思いもよらないアイディアやイメージが生まれ、そこから新しい表現が広がっていく。コラージュの魅力は、「一からつくる」のではなく、「あるものから、まだない世界を生み出す」こと。子どもたちの感性は、まるで風に舞う落ち葉のように自由です。<9月のアートクラススケジュール>第1週目: コラージュの体...

子どもたちのアートが地域をつなぐ ― サンリヴ商店会プレミアム商品券抽選会チラシ完成!

トータスキッズ・アートクラスの子どもたちが手がけたサンリヴ商店会・プレミアム商品券抽選会の告知チラシが完成しました!先日、商店会から眞田さまにお越しいただき、子どもたちは*自己紹介*自分が描いた部分の紹介*頑張ったポイントを一人ひとり発表。眞田さまから温かな感想をいただき、最後は皆で記念撮影をしました。眞田さまは、Wonder Forestのすぐ隣にある洋菓子店「カシュカシュ」の代表。子どもたちに「カシュカシュさんのケーキ食べたことある人?」と聞くと――「食べたことある!」「トータス帰りに買って帰ったよ!」そんな声が次々と。地域の商店と子どもたちの暮らしが自然に重なり合い、人と人が有機的...

“やってみよう”を引き出す支援──Aさんと築いた信頼が生んだ小さな勇気の物語

こんにちは。「困った……」を「できた!」に変える支援の場、トータスキッズ指導員の村田です。今回は、私が日々の支援の中で大切にしている“本人に寄り添いながら、やってみようを引き出す関わり”について、Aさんとの1年間の歩みを通してお話しします。<はじまりは、警戒から>昨年8月から担当となったAさん。これまで女性の先生だけが関わってきたため、私が担当すると聞いたときは強い警戒心を見せました。「なんで先生が変わるの?」そう繰り返し尋ねてくるAさんに、私は焦らず、少しずつ信頼を積み重ねることから始めました。私が意識したのは、3つのこと。1.彼の好きなものに全力で共感する。2.やる前提ではなく、“ど...

大学生インターンが体験した“支援の現場”|ABAを学び、子どもたちから未来へのヒントを得る

暑い夏、トータスキッズに爽やかな風が吹き込みました。この夏、大学3年生のインターン生を受け入れ、3日間の研修を共に過ごしました。<1日目:理論と実技に触れる>初日は支援者研修。インターン受け入れのため、トータスキッズとして地域の支援者に無料で提供している研修を追加で実施、こども園の先生、相談支援員、支援者と、様々なジャンルの受講生と関わりながら、子どもたちを支えるための理論と実技を学び、いろいろな職場の方とも触れ合いながら、支援の世界の扉を開きました。<2・3日目:現場で出会う“生きた学び”>2日目と3日目は現場研修。スタッフの支援を見学し、そして実際に子どもたちとの関わりを体験しました...

トータスキッズαplusクラスの成長|ITと協働で育む「生きる力」と挑戦の記録

トータスキッズ指導員・古山です。長く暑い(熱い)夏休みも終わり。私のライフワークであるフラのステージも無事終了。そして、トータスキッズでも「トータスキッズ夏祭り」を終え、ひと息ついたところです。今回は、このイベントの中心となった トータスキッズα(アルファ)コースの「plusクラス」 についてお話しします。<トータスキッズαplusの誕生>αplusクラスは、通常のαクラスの約1.5倍の時間を使い、ITを通じた活動はもちろん、話し合いや実践的な活動に取り組むことを通して、一人ひとりの強みを活かしながら「生きる力」を育むことを目的に創設されました。保護者と相談しながら「ついていける」「ちょ...

アートクラスJrの挑戦|コラージュで広がる子どもたちの表現力と笑顔の成長

ある日のアートクラスJrのテーマは「コラージュ」。こちらで用意した台紙の紙・言葉・切り抜きを組み合わせ、さらにそこにそれぞれが絵や文字を付け足し、一つの表現にしました。<子どもの目に映る世界>意味を持たない図柄の色紙を前に「これは風に見えたから」。時に私たちの想像を超えた子どもたちの発想に、ハッとさせられる瞬間があります。子どもたちの感性で、素材が新しい意味を持ち、ひとつの世界として立ち上がっていく時間は、本当にワクワクします。<気づけば育っていた力>そしてふと気づくと、いつの間にか前に出て発表する姿も堂々としてきました。少しずつ積み重なった力が「できる」に変わり、「できる」が増えるたび...

猛暑の動物園で学んだ「歩き続ける力」|発達凸凹の子どもとの緊急時対応と親子の信頼関係

週末はいつもプールが定番の母娘。お着替えしようとしたところ、この日は思いがけず「行けない日」。 私も一瞬「どうしよう?!」と焦りましたが、とっさに「ごめん、動物園に行こう!」と切り返しました。 娘は特別に動物園が好きなわけではありません。けれど、「動物園に行こう」という歌が心をつかみ、モード切り替えに成功しました。 <猛暑の中のチャレンジ>ところが、その日は猛暑日。「スーパーにしない?」と予定変更を提案するも、娘は頑として「動物園、いく!」。歩き続ける娘の姿を想像すると、不安が広がります。「途中で座り込んだらどうしよう」「もしおんぶになったら運べるのか?」そんな葛藤の中で使ったのが、高橋...

続・一人じゃないから届く場所がある」──トータスキッズ・アートクラス奮闘記

こんにちは。トータスキッズ指導員の牛島です☺︎4月から始まった小集団アートクラス。気づけば半年が経とうとしています。<役割を分け合うことで広がるチームの力>スタート当初、私はカリキュラム設計からクラス運営までを一手に担っていました。けれど今は、私が「カリキュラム設計」、先輩が「クラス運営(メインファシリテーター)」を担当する形に。お互いの得意を活かすスタイルへと進化しました。移行当初は葛藤もありましたが、今ではチームとしての連携が整い、自分自身も「コンテンツの提供」「表現の指導」「作品の見せ方」といった役割にしっくり馴染んできました。そのおかげで、子どもたちや先生たちと一緒に指導の時間を...

保育所等訪問支援の実践記録|記念写真が苦手な子が“できた!”に変わる瞬間

こんにちは。トータスキッズ代表の高橋です。私が担当している業務の一つに「保育所等訪問支援」があります。今回は、2年間通わせていただいている幼稚園での出来事から、子どもの「できない」が「できた!」に変わったエピソードをご紹介します。<写真撮影というハードル>その日は、園で個人写真の撮影日。撮影場所は園舎内の階段。下には大好きな遊具のある広場が広がり、年少から年長までの子どもたちが列を作って待っていました。Aくんにとって、「立って写真を撮る」ということ自体が大きなハードル。介助の先生がタイミングを見て誘いますが、彼はすぐにプレイルームへ走ってしまいます。「そうだよね」先生も理解があるので、無...

祝2周年!「はるかなキッチン」応援

Wonder Forestのお隣にある生活介護事業所 「はるかなキッチン」 が、この夏、2周年を迎えました!現在、記念企画としてお弁当全品が半額。日によってはお休みのこともありますが、開いていたらぜひのぞいてみてください。<食べることがつなぐ「ありがとう」の輪>「おいしかったです」「ありがとう」そんな言葉が作り手の自信になり、また「できた!」「よかった!」という笑顔につながっていく。食べることは、心と心を結び、地域の温もりを広げていく大切な営みです。<Wonder Forestが大切にしていること>Wonder Forestの理念のひとつは、理念を同じくする頑張る人や団体を応援すること。...

28Followers
134Posts

Spaces

Spaces

メンバーインタビュー