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コロナ禍での悪戦苦闘、そして飛躍へ――保育業界の採用支援を変える「ぴたカフェ」の軌跡

こんにちは。ぴたカフェ代表の平田です。前回の記事では、教育事業から保育士の採用支援事業への転換、そして保育学生のコミュニティスペース「ぴたカフェ」の誕生までの歩みをご紹介しました。今回は、2019年11月のオープンからコロナ禍を経て、現在に至るまでのストーリーをお伝えします。期待を胸にスタートした、ぴたカフェの船出2019年11月、私たちは中村学園大学の学園祭に合わせてぴたカフェをオープンしました。九州最大規模の保育養成校の目の前という最高の立地。学生が行き交うタイミングを狙って、当日は人気のタピオカミルクティーを準備し、店舗前でチラシを配りながら来客を待ちました。しかし、現実は甘くあり...

教育事業から採用支援へ――保育士のミスマッチ解消への取り組み

こんにちは。ぴたカフェ代表の平田です。前回の記事では、幼児教室から保育園向けサービスへの展開についてお話ししました。今回は、現場で直面した新たな課題から始まった、私たちの大きな方向転換についてお伝えします。保育士の早期離職が生む現場の課題2019年5月に順調にスタートしたエデュトイプログラムでしたが、7月ごろから「今年の予算が取れるかわからないので年度末の3月まで導入を待ってほしい」との声が増えてきました。理由を伺うと、新人保育士の早期離職が発生し、人材紹介を活用して転職者を採用したため、今年度何人発生するかわからず予算が組めない、という現場の事情が明らかになりました。この話から、保育士...

幼児教室から保育園へ――新たな挑戦と広がる社会的役割

こんにちは。ぴたカフェ代表の平田です。前回の記事では、幼児教室レクルンの立ち上げから現場の苦労、そして保育業界への新たな一歩についてご紹介しました。今回は、幼児教室から保育園への出張講座や教材提供といった事業展開、そして社会的な広がりについてお伝えします。幼児教室から保育園へ――事業の転換点私たちが幼児教室を運営する中で考えていたのは、「より多くの子どもたちに質の高い教育を届けたい」という想いでした。しかし、待機児童問題や共働き家庭の増加など、社会の変化に伴い、教室だけでは限界があることを痛感しました。そこで私たちは、保育園への出張講座や教材提供という新たな事業展開に踏み出しました。これ...

幼児教室レクルンの挑戦――現場の苦労と転機、そして新たな一歩へ

こんにちは。ぴたカフェ代表の平田です。前回の記事では幼児教室レクルンを立ち上げた理由や教育理念についてお伝えしました。今回は、教室開設後に直面した現場の苦労や課題、そして事業の転機となった出来事についてご紹介します。天神西通りでの開業と"ゼロからの集客"2015年4月、私たちは福岡市中央区の天神西通りに幼児教室レクルンをオープンしました。開設当初は、近隣のマンションを自転車で回りながらチラシを配布し、無料の絵本読み聞かせイベントや子育てイベントを教室や公民館で開催するなど、地道な集客活動を続けていました。しかし、無料体験レッスンには来てくれるものの、なかなか生徒として入室してもらうことが...

銀行員から幼児教室の起業家へ――私が幼児教室レクルンを立ち上げた理由

はじめまして。ぴたカフェ代表の平田です。本記事では、私が銀行員から幼児教室の起業家へと転身した理由、その背景や想い、そして幼児教室レクルンの教育理念やカリキュラムの特徴についてご紹介します。ベンチャーキャピタル時代とエドテックとの出会い2006年、みずほ銀行に入行し、神田支店や福岡支店で法人営業を経験。その後、2011年にみずほキャピタルへ出向し、約3年間ベンチャー支援に従事しました。当時は「エデュケーション×テクノロジー=エドテク」と呼ばれる分野が盛り上がりを見せており、教育とITを掛け合わせたベンチャー企業が次々と誕生していました。私もエドテク企業を中心に多くのベンチャー支援を行い、...

保育業界の採用革命 - カフェから始まる新しい人材確保の形

私たちぴたカフェは、「保育業界の採用をカフェから変える」という独自のアプローチで、保育業界における採用課題に挑戦しています。一見すると「カフェ」と「採用支援」は結びつかないように思えるかもしれませんが、この組み合わせが生み出す相乗効果が、保育業界に新しい風を吹き込んでいます。今回は、私たちの挑戦の軌跡と、保育人材確保の新しいモデルについてお話しします。ぴたカフェとは - 保育者のための第三の場所ぴたカフェは、保育士・保育学生に対して、職場でも学校でもない「第三の場」として機能するコミュニティスペースです。具体的には以下の3つの分野をケア・サポートしています。保育の職能実習準備、課題対策、...

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