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【社員座談会】リーダー3人が語る、NTTデータFT決済イノベーション事業部の「現在」と「未来」(後編)

※この記事はリーダー座談会の後編です(前編はこちら

こんにちは!株式会社NTTデータ フィナンシャルテクノロジー(以下、NTTデータFT)決済イノベーション事業部です。

今回はデジタル部門のリーダー3人による座談会の「後編」をお届けします。

前編ではリーダーそれぞれの立場から業務内容やチームの雰囲気などを紹介しました。

後編では「NTTデータFTならではの魅力」と「未来に向けた展望」について、時に熱く、時にざっくばらんに語ってもらいました。ぜひご覧ください!

社員の成長を全面的に支援する、充実した研修制度

――座談会の前半で、本田さんは入社理由の1つに「研修制度が充実していること」を挙げていましたね。

本田:私はずっとオンプレミスのインフラ系で育ってきたので、入社するまでクラウドはあまり経験がなかったんです。NTTデータFT(当時はNTTデータ・フィナンシャルコア)は研修体制が充実していると聞いたことも、入社を決断する後押しになりました。
実際に入社して驚きましたね。日々の1on1はもちろん、業務上必要な研修はかなり高額でも業務時間内にサラッと受けさせてくれて。前職までは自己啓発として「資格を取ってこい、ただし業務時間外に自己負担で」といった環境だったので、カルチャーショックを受けました。

――以前のインタビューで、大野CDOと菱沼部長も「会社として全面的に支援する」とおっしゃっていました。

山崎:研修は予算がしっかり組まれていて、計画を立てるのが遅れていると「頼むから受けて」と言われるくらいです。研修以外に自己啓発(業務時間以外で個人の知識・技能を深める研修等)にも支援制度があります。

本田:社員への投資を惜しまないですよね。すごくありがたいと思っています。
入社して間もない頃に、Kubernetesの研修を受けたいと思って調べたら数十万円くらいで……。自己負担はきついと思い業務上の要否を上長に相談したら「いいよ、行っておいで」とあっさり言われて。今は慣れましたけど、当時はびっくりしました。

――みなさん積極的に受講しているんですか?

山崎:個人差はありますが、だいたい何かしら研修を受けていますね。受講する内容やペースは各自に任せられています。うちのプロジェクトでは比較的多いかな。
ちなみに、受けられる研修がすごく豊富なんです。外部の研修も受けられますが、NTTデータユニバーシティという人財育成サービス・コンサルティングを担うグループ会社があり、技術だけではなく、ビジネス、マネジメント、コミュニケーション、経理など多岐にわたる研修を提供しています。今の業務と直接関係する短期的な計画に加えて、将来的なビジネス展開を見据えた中長期の人財育成につながる研修を受けることができます。

本田:過去に誰が・どの研修を受けたかの一覧があるんですよ。そこに記載されている評価・感想を見て「自分も受けてみよう」と申し込むこともあります。

白崎:新人の部下については、将来的になりたい像を聞いて「それならこういう研修もいいんじゃない?」と勧めることもありますね。自主性を尊重しつつ、必要に応じてアドバイスするようにしています。


家族が「安心できる」環境で、家族に「誇れる」仕事をする

――白崎さんがNTTデータFTに入社した背景には、ご家族の意見もあったそうですね。

白崎:実は、転職先として技術に特化したベンチャーも視野に入っていたんですが、それは妻が……ちょっと苦い顔をしたんですよね(苦笑)。
20代・30代で転職を考える場合、ちょうど結婚したり子どもができたりするタイミングと重なる人も多いと思います。NTTデータFTは家族が安心できる基盤がありながら、面白いチャレンジもできる。両方のバランス感が「ちょうどいい会社」じゃないかな。

山崎:それは大きなポイントですよね。

白崎:あと、子どもが成長して親の仕事に興味を持ち始めたときに、誇れるものがあるなと。国内キャッシュレスの根幹を担うCAFISの中枢を触る機会は限られますが、エンドユーザにご利用頂くシステムに日々関わっているので、「街中で使われている決済端末はお父さんの会社がつくっているものだよ」と言える。最近CMもつくりましたしね。

本田:うちの子も喜んでいましたよ。「ピタゴラスイッチ」(NHK Eテレの教育番組)みたいでいいCMだねって(笑)。

――家族に誇れる仕事ができる。これもNTTデータFTの大きな魅力だと。

白崎:そう思います。他の仕事が誇れないわけではありませんが……。

山崎:誇りがわかりやすいですよね。その上、福利厚生も充実している。年次有給休暇も年20日もらえるし、休暇も取得しやすく安定感がある。私は新卒で入社してからずっとこの会社にいますが、転職する理由が特にありませんでした。

――「転職する理由がない」って、とても恵まれた話ですよね。

山崎:もちろん仕事が大変なときもありますが、生活に不安をほとんど感じない状態でストレスなく過ごせている。いろんな意味で安定って大事だなと、特に30歳を過ぎてから思いますね。
余談ですが、自宅を購入するときも無事にローンの審査も通って契約できました。

本田:うらやましい!それ私はダメだったパターンでした(苦笑)。前職のときに購入して、結構な郊外に住んでいます。現在はリモートワークの環境が整っているので、オフィスから遠くてもあまり支障はないですけど。

山崎:プロジェクト状況によっては出社が基本の時もありますが、臨機応変にリモートに切り替えられるし、フレックス制度も利用できます。私も子どもがいるので、柔軟に働けて助かっています。

本田:子どもを保育園に送って、戻ってきて仕事をして、迎えに行ってまた少し仕事するといった分断勤務を活用した働き方もできますよね。

山崎:コロナがあったときも、すぐにリモート体制に移行して。危うさもなくスッと切り替えられた。そのときに「この会社で良かったな」と心から思いましたね。


シンプルに楽しく、自分の価値も高められる

――先ほど「家族に誇れる仕事」という話がありましたが、ご自身のやりがいはいかがですか?

山崎:やりがいがあるし、シンプルに楽しいですね。自分たちがつくったものが世の中で広く使われるので。「このお店のこの機能は私がつくったものだ」と、世の中のインフラへの貢献を実感できる機会がたびたびあります。

本田:NTTデータグループならではの大規模な社会インフラを、最新技術を駆使して支えている。ふと我に返ると、そのすごさに改めて気づきますね。
日々のバージョンアップなどのリリース作業も、何気ないように見えてミッションクリティカルなところに触っているので、毎回やりがいがあります。

白崎:技術的に難易度が高かったり、他社ではできなかったりする仕事を経験できる。少し変わった見方ですが、自信を持って経歴に書ける項目が増えていく。これも自分の中でやりがいの一つになっています。今後転職することがあるかは分かりませんが、自分の価値が高まる実績が増えていくのが嬉しいなと。

山崎:転職経験者ゆえのポイントですね。

――社会インフラを支え、前に進める仕事が、自分の評価・価値を高める。先ほどの「誇り」の話ともつながっていますね。

本田:前職ではパートナーのポジションだったので、どのシステムの何をつくっているのかビジネスの全体像がよく分かりませんでした。今は自分たちも実際にお店で使いますもんね。

白崎:お店で使うし、技術的にも楽しいし。新しい技術を採用することがデジタル部門では非常に多い。今の時代において価値があると言えるプロジェクトに関われることは、やりがいがありますね。

山崎:新しい技術が出たら活用方法や効果を調べ、より良いものなら「じゃあやろう」と実行できる。これはNTTデータFTならではの強みかなと思います。


今のリーダーから「未来のリーダー」に伝えたいこと

――決済イノベーション事業部の「これから」について、リーダーとしての目標・展望をお聞かせください。

山崎:今後はビジネス側に深く関わっていきたいと考えています。今も技術・実装レベルでは自由に開発していますが、サービスや機能・仕様レベルではNTTデータが最終判断しています。それらもまとめて任される存在になっていきたい。
そのためには、ただつくるだけではなく、お客様の実際の運用面まで考えていく必要があります。つくったものを「誰がどう使うのか」「エンドユーザが困った時にどのように問い合わせが来るのか」「そもそも問い合わせが発生しないためにはどうするか」――こうした深掘りがまだまだ足りないのが現状です。

――現状を打破するカギは何だと思いますか?

山崎:明確に答えるのは難しいですが、一番はやはり「人」だと思っています。自分で考えて積極的に発信・行動できる人が集まれば、自ずと体制が整っていくんじゃないかなと。自ら考え、提案して、採用される。繰り返し実績を積むことで、任される範囲を増やしていけたらと思っています。

――次に、本田さんお願いします。

本田:私が所属するSREチームのメンバーは、ほとんどがパートナーなんですよ。頼もしいパートナーがいることはありがたい反面、NTTデータFTの社員を増やしたい想いを持っています。他部署でオンプレミスをやっている人に異動してもらう話が出たこともありますが、なかなか難しくて……。そうなると、転職で社外から入ってもらう方が現実的かなと。

山崎:SREは汎用性が高いわりに、できる人が少ないですよね。SREを強みにして広げていけば、会社としても対応できる仕事がすごく増えると思うんですけど。

本田:そうなんですよ。だからこそ仲間を増やして、会社を盛り上げていきたいです。SESでインフラをやっているけど、腰を据えてインフラの技術を深めたい、リーダーにステップアップしたい人は結構いるんじゃないかな。そういう人にぜひ来てもらえたら。

――続いて、白崎さんお願いします。

白崎:本田さんが言ったとおり、社内の他部署の人達が一向に異動して来ないんですよ。理由を私なりに考えると、ウォーターフォールに慣れ親しんできた人にとって、アジャイルへの移行に抵抗感があるからかなと。
その気持ちも理解できるのですが、「ウォーターフォールを経験したからこその強み」も大きいと思うんですよ。ウォーターフォール開発で培った品質や技術の考え方を活かすことができる。その上で、新しいチャレンジもできる。既にアジャイルを経験している人も歓迎ですが、ウォーターフォールで品質をしっかり見てきた方にもぜひ来ていただきたいです。

本田:この座談会の前半でもお話ししましたが、アジャイルは別に特別なことではないんですよ。壁を突破するかしないか、その勇気だけの話ですよね。

白崎:一歩踏み出すには、転職はいいタイミングになると思います。ぜひうちの会社をうまくステップアップに使ってもらえたら。私としても、一緒にデジタルの分野を盛り上げていけたら嬉しいです。

――最後に、この記事を読んでいる方、特にNTTデータFTへの転職を検討している方へのメッセージをお願いします。

白崎:一言で表すと、安定性とチャレンジを両立できる会社だと思います。そこに魅力を感じる人はぜひ一度お話しましょう。私を指名してカジュアル面談することもできます。24/365でお待ちしています(笑)。

本田:私は順風満帆な道を歩んできたわけではありません。学歴も、社会人としての経歴も。そこにコンプレックスを持っていても、やる気があれば活躍できる。「NTTデータグループ」と聞いてなんとなく敷居の高さを感じる方もいるかもしれませんが、そんなことないですよ。

山崎:何かを考えるのが好きな人におすすめの職場だと思います。サービスとしても技術としても、新しいことに挑戦しやすい。かつ、家庭とのバランスも取りやすい。私生活を大切にしながらも、第一線でチャレンジしたい人に最適かなと。良い意味で「よくばりな人」、大歓迎です!

――白崎さん、本田さん、山崎さん、ざっくばらんな本音トークをありがとうございました!

デジタル部門のリーダー3人による座談会を通して、決済イノベーション事業部の業務内容や魅力を紹介しましたが、いかがでしたか?

少しでもNTTデータFTや決済イノベーション事業部について知っていただけたら幸いです。

当社に興味を持ってくださった方は、ぜひ一度カジュアル面談でお話ししてみませんか。

お会いできることを楽しみにしています!


企画構成:株式会社スリーシェイク 執筆:三谷恵里佳




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