こんにちは!トランスコスモス採用担当の寺坂です。
最近、AI(Artificial Intelligence:人工知能)の急速な進化が話題になっていますよね。デジタルマーケティングの仕事においても、AIを活用することで新たな価値創出が可能になるとワクワクしている方は多いのではないでしょうか。
一方で、「自身のキャリアにAIを活かしてみたいけれど、どうすればいいのか分からない」「今の仕事ではAIが活用できないけれど、これからはAIでキャリアの可能性を広げたい」といった悩みや希望を耳にすることも少なくありません。
そんな方に向けて、すでにAI技術を活用したサービスを複数提供しているトランスコスモスにおける、「AIとキャリア」についての弊社の事例や取り組みをご紹介します。
今回は、新サービスのひとつ『trans-AI Hack』のご紹介とともに、今後、社内でより一層AI活用を加速させていくための取り組みや、それによって弊社 メンバーのキャリアがどのように広がっていくのかについてもお伝えします。
目次
『trans-AI Hack』とは
AI活用を推進する弊社の取り組み
AI活用で広がるキャリア
最後に
『trans-AI Hack』とは
『trans-AI Hack』は、WebサイトやSNSにおける 「デジタルマーケティング業務の効率化・高度化」を目的に、デジタルマーケティングの各プロセスにおけるAI活用を推進するトランスコスモス独自のサービスです。これまで弊社が培ってきた知見とAIを組み合わせることで、お客様の課題に合わせたAI活用を支援し、提供価値の最大化を実現していきます。
たとえば、「オムニチャネルの設計時に各チャネルのデータ分析を統合し、カスタマージャーニーの可視化や顧客接点最適化のシミュレーションを行う」ことや、「メッセージ配信のA/Bテスト設計で、複数パターンの変数を自動生成する」など、様々な場面でAIを活用することが可能です。
![]()
また、個別業務やフローをAIで自動化するマイクロアプリの開発を積極的に推進し、柔軟かつ高速な業務変革も実現できるのがこのサービスの特徴の一つです。しっかりと効果を出すために、概念検証(PoC :Proof of Concept)からお客様と伴走し、新たなビジネスの可能性を広げています。
AI活用を推進する弊社の取り組み
トランスコスモスでは、『trans-AI Hack』のようにAI技術を活用して業務を行っていますが、AIの進化はまさに日進月歩。AI活用によって、お客様に高度なサービスを提供し続けるためには、メンバーのAIスキル向上が必須です。そのため、DI事業本部では社内の環境整備や教育・AI活用促進に力を入れています。
トランスコスモスのDI事業本部では「Dify(AI自動化プラットフォーム)」「Replit(クラウド開発環境)」といったツールを導入し、 推進担当者が操作方法や活用セミナーを定期的に開催。Slackなどのコミュニケーションツールでも積極的に意見交換されており、困ったときはすぐにサポートが受けられる環境です。また、開発したマイクロアプリは事業本部全体で共有されるため、社内のメンバーが開発したアプリを活用し、短期間で個別案件に応用することもできます。
![]()
こちらの画像もDifyアプリで生成しました♪
DI事業本部では既に1000個以上もDifyアプリが作られています!
わたしもSlackのDify専用チャンネルに参加していますが、最新事例の情報共有や質問へのアドバイスなどが活発に飛び交い、刺激を受けながら知識を身に付けられる環境だと感じています。
さらに、生成AIに関する基礎知識や活用方法に加え、権利侵害をはじめとするリスク観点の理解を身に付けるため、一般社団法人生成AI活用普及協会(GUGA)による「生成AIパスポート」資格の取得も推進しています。資格取得後に奨励金が支給される制度の対象資格であり、すでに200人のメンバーが受験しています。
AI活用で広がるキャリア
このように、一人ひとりのメンバーのAIスキルを高めていこうと積極的に取り組んでいるトランスコスモスでは、今後どんなキャリアの可能性があるのでしょうか。
トランスコスモスのDI事業本部では、Webサイト・アプリの制作やSNSの運用といった分野で大手企業様を支援しているため、ビッグデータを活用する機会が多くあります。また、上流工程から運用まで一貫して支援しており、制作・運用だけでなくマーケティング施策や業務改善に携わることが可能です。
こうしたデジタルマーケティング領域でのAI活用の可能性は大きく、”AI×デジタルマーケティング”というスキルの掛け合わせによって、メンバーの市場価値も高まっていくとわたしたちは考えています。
![]()
さらに、日本最大規模のコンタクトセンターを有するトランスコスモスには、日々大量の「お客様の意見や声(VoC:Voice of Customer )」が集まります。これまでのコンタクトセンターは、「できるだけ多くの顧客に対応する 」ことや「短時間で業務を処理する」ことが重要視されていました。
しかし、現在は「さまざまな属性情報やVoCを収集し、マーケティング活動に活かすことができる」という価値を創出し、コンタクトセンターとしてのあり方が変化してきています。実際に、コンタクトセンター部門においてもAI活用が推進され、ユーザーのペルソナ像を描いたり、ニーズを分析したりするためにAIが使われています。
トランスコスモスのDI事業本部は、コンタクトセンターなど他部門と連携することで、VoCとAIを活用したよりダイナミックなデジタルマーケティング業務にチャレンジすることもできます。このように、多様な顧客接点から得られるデータや知見を横断的に活用し、新たなAI活用の可能性を切り開いていけるのは、トランスコスモスならではの環境だと考えています。
最後に
デジタルマーケティングの知識や経験を活かしながら、AIを組み合わせて新たなスキルアップをしたいと考えている。そんなあなたもトランスコスモスの”AI × デジタルマーケティング”の最前線で、ご自身のキャリアを築いてみませんか?
気になった方は、ぜひトランスコスモスの採用求人ページをチェックしてみてください。
トランスコスモス株式会社 デジタルインタラクティブ事業本部's job postings