こんにちは!
トランスコスモス・デジタルインタラクティブ事業本部(DI事業本部)の中で、若手主体のメンバーで構成されているのが「デジタルマーケティングコミュニケーション第1統括部 7部(DMC1-7部)」。今回は部長の米元さん、課長のアリソンさん・坂本さんの3名にインタビューしました。
【プロフィール】
米元 航希:DMC1-7部 部長。2016年新卒入社。Web制作の運用のディレクター・プロジェクトマネージャーを経て、2021年に課長に昇進。現在、DI事業本部で最年少の部長として、部のマネジメントおよび若手の育成を推進している。
ガーディナーアリソン:DMC1-7部 課長。2018年新卒入社。アシスタントディレクター・制作ディレクターを経て2024年度に課長に昇進。現在は、80名体制という部の中でもっとも規模の大きい課でプロジェクトマネージャー・課長を兼任。
坂本健一:DMC1-7部 課長。2020年中途入社。グラフィックデザイナーとしてキャリアをスタートし、制作会社の社内デザイナーを経て制作ディレクターに。トランスコスモスに入社後は、課長職を兼任しながら大手通信企業でオンサイトにて業務を行う。今期から部内横断の施策推進を行うチームの課長に。
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左から、米元さん・アリソンさん・坂本さん
部署全体で大手通信企業のWeb領域をサポート
―まずは部全体の業務内容について教えてください。
米元:
私たちの部は、主に通信業界を担当しています。特にデジタルマーケティング領域では、Web制作や運用・マーケティングオートメーションの支援を行っています。最大のクライアントは大手の通信企業です。
今期はそのクライアント以外に新規のクライアント開拓にも積極的で、アリソンさんの課が中心になって動いてくれています。
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アリソン:
はい。私の課は、クライアントのコーポレートサイト運用と新規クライアントの獲得という2軸のミッションで進めています。札幌・福岡・沖縄など全国各地の拠点のメンバーも含めると80名ほどの体制です。
運用や更新・PDCA分析などを一貫して任せていただいており、効率化や利益向上を意識しながらメンバーのモチベーション向上にも注力しています。私から細かく指示するというより、メンバーの自主性を大切にしており、成果を得る感覚を経験してもらうようにしています。
―コーポレートサイトの運用メンバーは、大部分が東京にいて地方には点在しているとのこと。東京メンバーはお客様にすぐ会えるなど、メンバー間でモチベーションに差が出そうですが、何か意識して対策されていますか。
アリソン:
地方メンバーにもリーダーやPMなどのマネジメント職も任せていて、クライアントともリモートで直接会話できているため、拠点が違うからどうというマインドはみんなの中にないと思います。そうした垣根がないような雰囲気づくりはこちらも意識していますね。
米元:
拠点のメンバー全員に東京に来てもらって東京メンバーと対面したり、アリソンさんが福岡に行ったり、きちんと「顔を合わせる」取り組みもしています。
―では続いて、坂本さんの課の業務内容をお伺いしたいです。
坂本:
私の課は5人の小規模なチームです。横断的な施策を考えたり育成や戦略の立案したり、課にとどまらない全体像を米元さんと考えるのが役割です。全員がプロフェッショナルとして、仮説を立てて動くマインドを持っているのが特徴。私は基本的にサポートに徹しています。
スピード昇進の背景にあった「チャレンジ」できる環境
―米元さんとアリソンさんは新卒で入社して早期で管理職に就いて活躍されています。入社後どのような意識でお仕事に取り組まれてきたのかや、周囲のサポートなどについて教えていただけますでしょうか。
米元:
私が若手の頃から意識していたのは、さまざまな仕事をできる限り断らずにチャレンジすることです。失敗もありましたが、経験がない仕事でも挑戦してみることで、自分の限界やできないことを知ることができました。
あと、1年目からわりとチャレンジングな案件に関わらせていただいたなと。自分ができることだけをするより、少し背伸びしたレベルの業務を経験する機会があったのは、会社が積極的に僕を成長させようとしてくれてたのかなと。ポジティブにとらえてます(笑)。
―アリソンさんはいかがでしょうか。
アリソン:
私も米元さんと同様に、何事も断らずにやってみようと心がけていました。それが学びの機会になったり、制作する上でどのような問題が発生しうるかを想像できる力がつきました。
入社から5年目まで同じ上司のもとで働いていました。ガッツがあって、「責任は取るからやってみて」とチャレンジさせてくれる懐が深い人でもありました。今の私の前向きなスタイルは、その上司から学んだ部分も大きいです。
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「苦手」を「自信」に。若手の成長を部署全体で後押し
―おふたり以外にも、若手が多い部門かと思いますが、今活躍しているメンバーはどのような方がいらっしゃいますか。
アリソン:
うちの課は若手が多く活躍している方も多いんですけど、共通しているなと思うのがマインド部分。チャレンジ精神が旺盛だったりクライアントの前にバンバン出ることに抵抗感がない人が活躍しているケースが多いです。
とはいえ、最初から全員がそうだったわけではなく、例えばクライアントの前で話すのが少し怖いという方も多かったんです。でも社内でプレゼンの練習をする場を設けて自信をつけてもらい、クライアントの前に出られるようにサポートしたら自然とできるようになる方が増えてきました。
まずはチャレンジして、苦手なものをみんなで一緒に頑張って克服していける人が活躍しているなと実感しています。
米元:
部全体で見たときにアリソンさんの課は特に顕著ですけど、他の課でも3~4年目くらいの若手が責任者やリーダーをしています。ベテランの活躍はもちろん、若手で活躍している方も多いなと感じています。
先ほどのアリソンさんの話とも重なりますが、若いうちから自分ができる範囲をどんどん広げようと前のめりに動いていろいろな経験を吸収し、結果的に責任者やリーダーをやれるほど成長してくれています。
―部としてチャレンジを後押しする風土があるのですね。とはいえ、あまり前に出たくない性格の方もいると思いますが、そういう方に対してはどういうサポートをしていますか。
米元:
やはり適材適所はあると思うので、それぞれの特性に合わせてサポートしています。前に出る方だけが成長するわけではなく、全く違う方向でしっかりと堅実に進めていく部分で成長される方もいます。そういう方がリーダーになるケースもあるので、どんなタイプでも活躍できます。
可能性を広げるような仕組みづくり
―続いてスキルや品質向上の取り組みについて伺います。若手の成長をサポートするために具体的にどういった施策をしているか教えてください。
坂本:
スキルマップ作成のため、アンケートでメンバーのスキル調査をしています。実際の「経験」を記載してもらい、上長が適切な業務にアサインできるようにしています。さらに、メンバーには「身につけたいスキル」も挙げてもらっています。このように過去の経験と未来の目標を組み合わせることで、個々のポテンシャルや意欲を考慮し、新たな業務を任せることができると考えています。
また、スキルの標準化も重要です。オペレーション業務では手順を遵守することが大切で、誰でも一定の品質で業務を行える仕組みを整える必要があります。そうした上で、分析や新しい施策の提案など「考える」部分に若手も関与できる環境を作りたいです。
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―品質向上についてはいかがでしょうか。
坂本:
タスクフォースのようなものを立ち上げる必要があると感じています。インシデントが発生した際にはその場で解決策を講じることができますが、根本的な解決策を確立するためには、フローの標準化が重要です。例えば、ダブルチェックは大切ですが、仕組み全体を見直し改善するためには専用のチームが必要だと考えています。その体制を現在検討しています。
全員が何かのプロフェッショナルを目指そう
―今後についてお伺いします。部のビジョンとして「全員が何かのプロを自称できるチーム」と掲げていますが、具体的にどのようなプロになって欲しいですか。
米元:例えばサイトの構築・制作リニューアル・分析のプロや、クライアントとのコミュニケーションや課題ヒアリングのプロでもいいと思います。
何か特定の業務や「ここは誰にも負けません」という絶対的な自信が持てる領域をつくり、クライアントとコミュニケーションを取りながらリードしていって欲しいです。最初は本当に自称でもいいので、しっかりと自信を持って仕事をやっていこうと伝えたくてこのビジョンにしています。
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大規模なのにフラットな環境。チャンスは誰にでもあります!
―最後に、皆様からトランスコスモスに興味のある方へメッセージをお願いします。
米元:
私たちの一番の強みは、やはり「規模の大きさ」です。仕事の規模はもちろん、制作チームの規模も非常に利点だと思っています。私やアリソンさんなどのように新卒入社から、坂本さんのように異なるキャリア経験のある方まで、さまざまなバックグラウンドを持つメンバーが集まっています。困ったことがあっても、必ず誰かが知識を持っていて助けてくれる環境です。初めてのことに躊躇する方でも、周りに聞きながら進められます。
規模感については、クライアントに対してもうちが一番メリットを出せる部分の一つだと思っています。チャレンジをしてみたい方にまさにぴったりの会社だと思うので、ぜひよろしくお願いします。
アリソン:
トランスコスモスでは、Webのプロとして変化を恐れずにチャレンジする業務をワンチームで行っています。この「ワンチーム」は、プロジェクト内だけでなく、さまざまな部署との連携も意味しています。例えば、コンタクトセンターの部署と協力することで、トランスコスモスならではの施策を開発・提供できる環境が整っています。
さらに、組織内やプロジェクト内のメンバーたちの手厚いフォローを受けながら対応できる環境のため、経験値アップやプロとしての視野が広げることも可能です。興味ある方はぜひお待ちしています!
坂本:
私はもともと小規模の会社にいたことが多かったので、こんな大規模な会社に入ったのは初めてなんです。各部署がさまざまなクライアントの案件をしているので、部署ごとに別の「会社」があるように感じます。なので、常に新しい案件の話ができたりもして飽きることがないですね。
大手の会社は新卒入社の方だけが活躍しているような印象もあるんですが、トランスコスモスは中途も新卒も・若手もベテランも関係なくフラットな環境です。実力や意欲などがある人なら本当に面白い会社だと思いので、興味のある方はぜひ一緒に働いてほしいですね。
―ありがとうございました!
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