就業している知人からの紹介にて選考参加する社員紹介制度、通称「リファラル採用」。トランスコスモス・デジタルインタラクティブ事業本部(DI本部)でも推進しています。
実際に働いている知り合いから、社風や業務内容を事前に聞くことができるので、入社した後のイメージもしやすく、昨今取り入れる会社が多い採用スタイルです。
今回は実際に社員紹介制度でご紹介&入社された方にインタビューし、お二人の関係性や選考参加に至るまでの経緯やその後について、あらゆる角度でお話を伺ってきました。
「交流会」から始まったご縁。2人の飲み会から面談へ
──お二人の経歴と現在の業務内容を教えてください
上原さん:
前職では旅行会社で企画・仕入れ、自社のホームページ制作の仕事をしており、2014年10月にトランスコスモス関連子会社の沖縄拠点に入社しました。(その後、2018年にトランスコスモスへ転籍)
Webディレクターとして入社し、サイト制作の上流からコーディングまでを担当していました。2020年1月から東京に移ってからは、主に上流工程の業務やマネジメントをしています。
齋藤さん:
前職は中古車関連の事業会社でWeb部門の仕事を13年ほど担当していました。制作から始まり、ディレクター、マネジャーと組織拡大とともにキャリアを積み重ねました。途中、Web制作会社として受託事業にも拡大しようという会社の方針があり、受託事業立ち上げを行って事業部の責任者として仕事をしていました。
2022年5月にトランスコスモスに入社した当時は、大手航空会社のリニューアル案件の提案・サポートの業務を担当しました。大規模プロジェクトの運用開始に伴いプロジェクトマネジャーとなり、案件拡大とともに部署が独立しまして、現在はその部長職を任せていただいております。
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※左:上原さん 右:齋藤さん
──元々はどこでお知り合いに?
上原さん:
最初、齋藤さんとは沖縄のWeb事業者の交流会で知り合い、その後2回目に会社間の交流として飲み会でご一緒しました。より関係性が深くなっていったのは、コロナが落ち着いたタイミングで沖縄に戻ることになった際、齋藤さんをご飯に誘ったことがきっかけです。2人きりで話をしたのはこの時が初めてでしたね。
齋藤さん:
そうですね。沖縄の中で大きな規模の会社で責任者、という同じようなポジションとしてビジネス的な会話はあったけれども、2人で飲みに行くような関係性ではなかったですね。とはいえ声をかけていただいて、上原さんに対して人としての興味があったので(笑)、飲みに行こうとなりました。
上原さん:
会話がしやすく考え方や思想が近しかったこともあり、すぐに意気投合しました。同じ立場にある者として、当時齋藤さんの抱えている課題などを理解しやすかったというのもあります。
齋藤さん:
沖縄だと近しい目線で話せる方もなかなかいなかったので、非常にありがたかったです。そこからは非常に良き相談相手という形で、今も飲みに行かせていただいています(笑)
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自身の可能性を広げるために
──トランスコスモスを紹介しようと思った理由
上原さん:
当時、齋藤さんが前職で担当されていた仕事が、トランスコスモスでの業務内容に似ていたことや、齋藤さんが課題に感じている点が「トランスコスモスであれば解消してあげられるのでは」と感じたからです。
飲みの場だったこともあり、さわりだけではありますが、業務内容や実現できることをお話ししたところ、興味を持ってくれて。より具体的な話を聞いてみたいということで齋藤さんから声をかけてくれました。翌週には日程調整をしてカジュアル面談を設定していましたね。
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齋藤さん:
ちょうど前職で責任者として今後の事業展開を考えていくなかで、自分自身の能力と会社のリソースに限界を感じている部分があり、モヤモヤしていた時期でもありました。当初はトランスコスモスをあまり知らなかったのですが、2人で飲んでいる時にトランスコスモスの規模感・多様な業務範囲のお話を伺って、自分の可能性を広げられるかなと思って興味をもちました。
最初は転職前提というより、本当にカジュアルに話をする場を組んでもらったので、話が進みやすかったです。
──実際に面談を経て印象は変わりましたか
齋藤さん:
カジュアル面談で印象は大きく変わりました。Web事業をメインで行っているDI本部のお話を聞き、事業方針やそれに伴う課題など、自身の経験と重なる部分も多く親近感を抱きました。
前職はトランスコスモスより会社規模は小さいものの、150名の組織の立上げ・規模拡大を手がけた経験があり、それを活かせる場面が多いのではないかと考えました。
また、DI本部独自の取り組みも色々と試していて、組織として変化する姿勢を感じました。大企業においてはひとつ制度を変えるにしても、社内の政治・人事など色々大変ですよね。問題と向き合って苦労しながらも独自性を出そうと変化しようとする姿勢に惹かれました。
──面談の雰囲気はどうでした?
上原さんやカジュアル面談をご対応いただいた方、みなさんがフラットで人柄的な魅力も感じました。面談終了時点では応募しようという気持ちになっていました(笑)。
また結果的に、直属の上司となる方もカジュアル面談に参加いただいていたので、すごく上手くつながっていたなと思います。
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実情に沿った話が聞けたからこそ入社を決めた
──入社の決め手は何ですか
齋藤さん:
過去には転職サイトやエージェントを活用して転職活動を行っていたこともあったのですが、表面的で人柄なども分からない側面があり、一か八かリスクを取って転職するのは躊躇していました。
上原さんからリアルなお話を聞き、新たなチャレンジができる環境を具体的に知ることができました。
また、当時は中規模の案件を担当していた自身の経験を踏まえ、案件の規模や業務を広げていく将来像が見えたのも大きいですね。
トランスコスモスは大手企業のため制度・ルールなどしっかりしていて、固い会社という印象があったのですが、選考を通して様々なレイヤーの方からお話を伺い、ルール一辺倒ではない、柔軟な組織であるということがわかり、働く環境の解像度が上がったのもありますね。
入社後もすぐに相談ができる相手がいる安心感
──実際に入社してみていかがですか
齋藤さん:
イメージ通りで、入社してギャップはほとんどなかったです。強いて言うならば、一緒に働くメンバーの人柄ですかね。素直な方が多く、顧客に向き合う姿勢が誠実なところは想像以上でした。良い意味で驚きました。
上原さん:
齋藤さんのような経験者の方の入社はとてもありがたいです。他社での経験があることにより、自社にない風を吹き込むことができたように感じます。客観的な意見をもらえるため、自社の常識と他社の常識を比較でき、選択の幅が広がりました。入社後のオンボーディングも順調に進んだのかなと思います。
齋藤さん:
入社後も相談できる相手がいることはとても心強いです。前職では13年間働いていたので仕事がスムーズに進められましたが、トランスコスモスに転職したての頃ははじめましての方ばかりですから、人間関係や業務進行の仕方に慣れるのに苦労していました。
そんな時、上原さんに社内の組織状況や背景、人柄のタイプや仕事の仕方について相談でき、業務を円滑に進められたのは非常にありがたかったです。
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──DI本部で働くことを検討している方へメッセージをお願いします!
上原さん:
トランスコスモスは外から見ると固いイメージ、何をどれだけやっているか不明な会社の側面もあるかもしれません。ただ、実際は複合的なプロジェクトを幅広くやっていて、様々なクライアント様と深くお付き合いをしています。幅広い業務にチャレンジをしたい方にはチャンスがたくさんあるので、オススメできる会社だと思います。
齋藤さん:
国内ではなかなか無い大規模の会社であり、環境面は整っていて、やることをきちんとやっていれば自由度も高い会社です。万が一うまくいかないことがあっても、周りにフォローしてもらえる体制が整っていますし、自身の業務の幅や限界を広げたい方にはすごく良い環境なのかなと思います。
私自身は、実際に思っていた形でキャリアを進めることができ、トランスコスモスに入社して本当に良かったと思っています。
──ありがとうございました!