プロフィール
大学卒業後、大手人材会社に入社。文系大学生でも即戦力エンジニアとして活躍するきっかけにしたいという想いからスタートした新卒・第二新卒の就職支援部署の立ち上げメンバーとして参画。3年目ではチーム長としてエンジニアのキャリア創造に没頭。その後は会社の戦略に合わせてITエンジニアの雇用機会をつくるためにエンジニア人事部門をゼロから立ち上げた後、マーケティング、スタッフィング業務など多岐にわたるマネジメントを担当。転職直前の部署ではグループ社員が3万人に拡大。ロングセラーカンパニーとして社会から信頼され続ける会社を目指すため、企業理念や文化を継承することを目的とする部署の立ち上げを行った後にベルタに入社。ベルタでは、コーポレートデザイン室室長兼カスタマーサクセスDiv.マネージャーとして、会社全体の経営や事業推進に携わる。
ーベルタでの森谷さんの役割について教えてください!
私は、コーポレートデザイン室・室長として人事業務の他、広報、SDGs推進の管掌に加えて、CS(カスタマーサクセス)のマネジメント業務を兼務しています。
その中で私の役割は、フェムテックD2Cブランドとしてポジショニングを確立させること。それは、誰もが抱えるライフステージ変化に伴う不安や変化を感じた時、お客様から常に選択される会社になるということです。そのために“ブランドづくりは人づくり”という考え方の元、人事的な側面から組織を活かしお客様に価値を提供し続ける組織づくりのための業務を行なっています。
ー前職からの転職を決めたきっかけは?
前職の最後に携わった企業理念や文化継承する部署で一つのことを感じました。
それは、決められた企業理念や文化を伝えることだけではなく、自らも企業づくりをしたいということです。前職の歴史を学ぶ中、仲間と一緒に苦しながらも切磋琢磨して組織がつくられている様子や、どのような思考や行動でブランドはつくられたのかなど日々気づきの連続でした。その自らの想いを形にするための手段として転職を選択し、新たな市場をつくれる組織づくりをしたいと思いました。
ー大手キャリアの良かった点はどのようなものでしたか?
私の場合はゼロから社会的に信頼を得る会社に成長させた経営者の声を直に聞く機会も多く、毎日学びの連続でした。また事業規模が大きい点、社会全体を動かすための施策や思考で物事を捉えることができたのは大手ですね。他には法令遵守や礼儀作法、サービスの型はどこで誰とコミュニケーションをとっても恥ずかしい思いをすることはありませんでした。それだけ基礎教育もしっかりしていました。
一方で成果思考というよりもプロセス/行動思考の方が少し強いかもしれません。売上/利益に繋げるために徹底してKPIを分析改善するというよりも、やるべき行動を適切にスケジュール通りに行うことに重きが置かれている会社もあると思います。
ー大手とベンチャーを比較してなぜベンチャーを選ばれたのでしょうか?
「型」が整っている会社は私の選択肢になかったので大手は全く考えていませんでした。40年も50年も続いている会社には長年の文化がありますし、続くなりの理由が必ずありますよね。理念とか文化が社員に浸透していることが、ロングセラーカンパニーに繋がる理由の1つだと思っています。
あとは、私の転職期とタイミングが合っていたということもあります。
2020年12月に株式会社ビーボからベルタが分社独立をして間もない期間だったので、企業理念やクレド、人事制度など組織的にも整っていない環境下だったことも大きな理由です。その環境の方が自分らしさを発揮することや、自分の考えを現在の組織に適合することができると感じました。フェムテック元年と言われている時期にも合致し、市場づくり、組織づくりをする絶好の挑戦機会でした。
ーベンチャーの中でも、ベルタを選んだ理由を教えてください!
私の最終的な決め手は、経営者の武川でしたね。
共通の知人から紹介を受けてベルタと出会うなか、経営者として自分には持っていない感性や考え方の持ち主で、売上や利益の数値を全面に出すよりも、お客様に提供する価値の総量が売上や利益として評価されるという考え方のもと、徹底的にマーケティング思考で業務に取り組む姿勢や、これまでのベルタの歴史から見える組織の弱みや結果に反省しているところは印象的でした。
ベンチャー経営者で事業が成功している経営者は実績に対して美徳化する人は多く見てきましたが、武川の場合は真逆でしたからね。その時、組織づくりにおいて必要とされているなと感じたからですね。
ー実際にベルタへ入社されてみて感じた大手との違いやギャップはありましたか?
特にギャップはありませんでした。というのも私自身、あまりギャップを感じるタイプではないです。
組織に入社意思を示しているのは私なので、組織に適合させて成果を生み出すことが求められていることが中途採用で入社する人だと思います。
第一印象として「スピード感」はとても感じました。意思決定者との距離感や承認プロセスがシンプルなので、社員の意思ひとつで物事をダイナミックに動かすことができることは魅力的ではないでしょうか。一緒にお仕事をする協業相手からもレスポンスが早い、意思決定スピードが早いなどとよく言われます。
会社の一体感は大手もベンチャーも変わらないと思います。会社が目指すべき方向性に向けて想いが共有されている会社はやっぱり素敵ですね。組織は人の集まりなので、一人ひとりの想いの拠り所が同じであれば組織は成長すると思います。
あとは、ベルタではママさん社員が大活躍。女性のライフステージ課題は自らの課題とイコールであることが多いことから、お客様への想いや価値を提供するために毎日切磋琢磨しながら活躍しているのもベルタの特徴だと思います。
ー大手とベルタを通じて、活躍する人材または一緒に働きたい人の特徴(共通点)はありますでしょうか?
私は活躍する人は「環境に適合して成果を生み出すことができる人」だと考えています。
何か特定のスキルや経験が過去にあったとしても、その人がベルタの環境で活躍できるか否かはわからないですよね。言い換えれば、成果を生み出す人は環境を選ばないということかもしれません。
そのため、中途で入社予定の方に対しても「あなたの今までの1番の成果は何ですか」と聞くようにしています。そして、前職と同じ成果を生み出すために、ベルタの環境について細かくお話をして、ベルタの環境で成果を生み出すために何をすべきか一緒に考えるようにしています。
一緒に働きたい人は信頼関係がつくれる人ですね。
人は誰もが友達や仲間を作ることを積み重ねてきたと思います。友達や仲間づくりにおいて大切なことって挨拶や笑顔、約束を守るなどの基本的なところが発端だと思います。スキルや能力もとても大事なことだとは思いますが、誰にライフステージ課題を解決して欲しいかなと考えると、こうした人間味のある人なのではないかと考えています。
ー今後ベルタをどのような会社にしていきたいですか?
ライフステージブランドとして「多くのお客様がBELTAと出会い、親子3代にわたって利用されるブランド」を目指しています。そのためライフステージ課題を解決する会社として取り組むことを他社にいっぱい真似されたいですね。
ベルタが考える人事制度、SDGsの取り組みなど、ベルタのライフステージブランドの考え方が広く社会に浸透するきっかけづくりを通してお客様から選択される会社を目指したいと考えます。
また、ライフステージ課題という点に焦点を当ててみると、
農薬や遺伝子組み換え作物、添加物といった食の安全性や電磁波や紫外線など、誰もが抱える心と体の不安を脅かす社会になっている現状があると思います。そのためには社会変化に応じて人それぞれのライフステージ課題を解決できる会社へと進化を遂げていきたいと思います。
ーこの記事を見ている方やベルタに興味がある方へのメッセージをいただきたいです!
男女関係なくビジネスを楽しみたい人に入社してもらいたいですね。フェムテック・フェムケア市場において人生全てのライフステージと向き合いながら市場づくりをすることを一緒に楽しみたいです。まだ96万人(2023.5現在)の会員基盤ですが、この先、私たちは世界40億人に向けて、ワクワクすることはいっぱい創る機会が多くあると思います。
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