今回は当社のトッププレイヤーであり、チームリーダーとしてマネジメントも行っている下山をご紹介いたします。
新卒からsteerに入社に至るまでのお話です。
steerトッププレイングマネージャー下山を形作った行動力の源泉に迫ります。
目次
1社目の壮絶体験『お客様のために』の原点と感謝のマインド
『自分で考え、実行する』喜びを知ったキャリアデザインセンター時代
苦戦の先に見えた『効果出し』への情熱と、初のマネジメント経験
佐藤さんと小山さんが立ち上げたSPCを守りたい
1社目の壮絶体験『お客様のために』の原点と感謝のマインド
ー大学卒業後は化粧品メーカーに入社されたと伺っています。
1社目では人材業界ではなかったのですね。
そうなんです。元々美容室が好きだったこと、そして自身の過去の経験から美容が人の心に与える影響というものを実感していて、美容業界を目指していました。
ただ、入社した会社が物凄くブラック企業で(笑)
休みは月に2,3日あるかないか。そんな貴重な休みも前日に急に講習会が入って無くなってしまったり。
働き方も、とにかくノーロジックでの営業で。
ひらすら美容室に飛び込んで、怒られたらチャンス!と思い、その日の夜にミスドを手土産にして「日中怒られた僕です!お詫びに来ました!」みたいなことを繰り返していました。(笑)
ビジネスマインドみたいなところも1社目で叩き込まれて。
自分のプライドよりも、例えばお客様が何を求めてるかとか、そういうところに重きを置く。
能力も知識もない中で自分に唯一できることとしては、周囲へ感謝をするとか、気づくことを増やすとか。今もそうなのですが、自分が今いる環境に感謝をする、みたいなマインドは当時できたものだと思います。
私の配属先は全国の中でも売り上げトップの営業所で、会社の中でも特にハードな環境でした。
その中でも上位成績者に数えられるくらい日々行動をしていたのですが、ある時ふと我に返ったというか。
周囲の友人は土日しっかり休んで遊んだりしているのに、自分はそんなこともできないし、どんどん疲弊していっている中、これからもずっとひたすら美容室に飛び込む生活のままでいいのだろうか…?と思い、転職を決意しました。
ー1社目から壮絶な働き方をされてますね…。
その後は人材業界にご入社されていますが、何かきっかけがあったのでしょうか?
転職を決意してエージェントに登録をしまして、その時初めて”人材業界”というものを知りました。
当時担当についてくださったエージェントの方がとても良い方で、その方に影響を受け、チャンスがあるなら自分も人材業界に行ってみたいな、と思ったのがきっかけです。
そこからご縁があって、キャリアデザインセンターに入社しました。
『自分で考え、実行する』喜びを知ったキャリアデザインセンター時代
ーキャリアデザインセンターではいかがでしたか?
会社の風土が自分自身にあっていて、当時はとても楽しかったですね。
考えながらリストを作って新規営業をして、と自分自身で考え実行に移せるという環境へ変化し、とにかく楽しくて仕方がなかったです。
飛び込み営業をして怒られるのが当たり前だった環境から転職したので、電話での新規営業に対する怖さみたいなものも全くなくて。結構ハードに働いていましたが、苦に感じることはありませんでした。
自分で考えることができる環境、幸せ!って思っていましたね。
余談ですが、steer代表の佐藤さん、COOの小山さん、メンバーの松田さんと出会ったのもキャリアデザインセンターです。配属チームは違いましたが、当時から親しくさせていただいていました。
苦戦の先に見えた『効果出し』への情熱と、初のマネジメント経験
ー新規営業も得意とされ、行動量も担保できる下山さん。
キャリアデザインセンターでもすぐに成果を挙げられたのではないですか?
正直、売れるようになるまで結構長かったと思っています。
「周囲にいる同世代に負けない様に頑張ろう!」と、がむしゃらに仕事に取り組み、徐々に売れるようになっていきました。
ただ、求人広告を商品としているので「契約をしたら終わり。はい次!」ということはなく、契約をしてくださったお客様の求人について効果出しをしなくてはいけない。
そこから「お客様の魅力は何なんだろう」とか「この会社独自の打ち出し訴求って何ができるんだろう」と、お客様それぞれの見せ方をプロとしてどう行っていくのかという、効果出しに対してやりがいを持ち始めたときに、売り上げもどんどん安定していきました。
新規開拓も継続して行う中で、年間採用人数の多いような大手企業様とも新たにご契約させていただき、効果出しにもしっかりと取り組んで、またリピートをいただいて…。
売上が着実に伸びていくとともに、社内での役職も一気に上がっていきました。
ーsteerの前身企業であるSPCでも何度もリピート受注をしていらっしゃいましたが、この頃のご経験があるからこそだったのですね。
役職も上がったということは、マネジメントもご経験されたのですか?
はい。ですが、元々マネジメントは興味が無かった。むしろやりたくなかったんです。
とにかくお客様に時間を割いて、自分の数字にコミットすることだけを考えていたので(笑)
けれど実際やってみると楽しくて。
一緒にやってくれているメンバーの数字を引き上げるために自分は何ができるか考え、逆に自分に足りない部分をメンバーが補ってくれたりと、チームで働くことの楽しさも学びました。
順調にチームでも業務を進めていき、結構な頻度で表彰していただけるまでに成長しましたね。
すいません、自慢みたいになりました(笑)
佐藤さんと小山さんが立ち上げたSPCを守りたい
ーその後、数社でご経験を積まれてから、steerの前身企業であるSPCにご入社をされていますが、どのようなきっかけでSPCにご入社されたのでしょうか?
代表の佐藤さんに声をかけていただき、入社をしました。
SPCの前に勤務していた企業は、社会貢献性が非常に高く、やりがいがあると思って入社したんです。
入社後、やりがいはある一方で、人材紹介としてサービス提供している領域の特性で量をとにかく担保しなければいけない中、マネジメントも行い、新規企業開拓もして、新たに立ち上げた求人広告メディアの営業もして…。更にはKPI管理を徹底的に行う風土だったので、とにかく詰められて、としていたらかなり疲弊してしまって。
そんなとき、佐藤さんに会う機会がありご相談をしたところ、ありがたいことに声をかけていただき、SPCへの転職を決意しました。
ーなんだかずっと尋常じゃない業務量をこなされ続けている印象を受けます…(笑)
SPCにご入社後も人材紹介だけではなく求人広告営業も兼務され、猛烈に働いている印象を受けていましたが、それは問題なかったのでしょうか?
前職で疲弊してしまった自分に声をかけてくださった佐藤さんに恩返しがしたいと思っていたのと、佐藤さん、小山さんが立ち上げた会社を守りたいという気持ちで一杯でした。
これまで数社で仕事をしてきて、自分の強み、プレイングが得意ということは自分自身も佐藤さんも理解してくださっていましたし、とにかく結果を出して貢献したかったので、私から佐藤さんにお願いをして広告営業もやらせてもらいました。
入社をして早期から経験の長い求人広告で売り上げを作り、同時並行で人材紹介と業界に対する知見をキャッチアップしていった感じですね。
今のsteerもそうですが、SPC時代から自由に時間を使えることはとても貴重でありがたかったですし、得意とするプレイングで結果が出て、それが収入に繋がり、会社にも貢献出来て、そしてやりがいにも繋がっていました。
この良い環境を守っていけるように、これからも組織に貢献していきたいと思っています。
下山さんのご活躍もあり、SPCは徐々に人数も増え、steerとして新たなステージへ。
ここまでご覧いただき、誠にありがとうございました。
今回のストーリーでは下山の新卒~SPC入社までのお話を書かせていただきました。
次回はsteerでの働き方、思い入れの深いご支援実績についてお話しいただきましたのでご紹介させていただきます!