課題をチャンスに変える――人財開発の支援が背中を押す挑戦の始まり
「もともと英語は得意ではなく、学生時代から苦手意識がありました」と話す設計本部 設備設計部のYさん。
それでも、業務を通じて「英語で伝える力」の必要性を強く実感した瞬間があったそうです。
「海外製の機器を扱うプロジェクトに携わったとき、すべてが英語で書かれた仕様書。しかも、協力会社の方の中には英語でしかコミュニケーションが取れない方もいらっしゃって…。」
日々の業務に追われながらも、英語力の必要性を痛感したYさん。それは「できない」ことをただ悩むのではなく、「変わらなきゃ」と心を決めるきっかけとなりました。
「国内案件中心のTPSでは、今すぐ必須ではないかもしれません。それでも、将来のことを考えたら、“今の自分”では足りないと素直に思いました。」
仕事での課題意識だけではありません。ふとした瞬間、プライベートでも想いが芽生えます。
旅行先で、もっと自由に現地の人と話せたら――。そんな憧れも、少しずつ心を動かしてくれました。
Yさんの挑戦は、そんな覚悟から始まりました。
出会いが変革を生む――人財開発の英語研修制度が夢への扉を開く
「英語をやらなきゃ」と思いながらも、どこかで自分には無理だと感じていた――。
そんなとき、Yさんの目に飛び込んできたのが、社内の人財開発制度「TPS英語研修制度」でした。
「この制度がなかったら、たぶん挑戦しようなんて思えなかったと思います。」
苦手意識を抱えていた自分にとって、「レベルに応じて、段階的に学べる」という仕組みは、大きな安心感を与えてくれたと語ります。一人での学びでは続かない不安も、制度の存在がそっと背中を押してくれた――そんな実感があったのです。
「やってみよう。ここなら、自分でも変われるかもしれない。」
人財開発が設計する成長プログラム――実務に直結した二段階英語研修の全貌
この研修はTOEICのスコアアップだけでなく、「好きな英語学習を研修に取り入れる」ことが特徴。
①Step Upコースは自由に好きな学習を選べる
②Advancedコースは大手英会話会社のオンライン英会話(月8回、マンツーマンレッスン)
Yさんはスピーキング強化のため、②のAdvancedコースを選択。
ビジネス表現、ニュース、日常会話、英語プレゼンの練習など、多彩なカリキュラムが組み込まれているのが面白いです。
「TOEICの点数向上も大切ですが、“伝える力”を重視した研修内容を選べる点がありがたいです。会社が費用を負担してくれるのも大きな支えです。」
受講を重ねる中で苦手意識は薄れ、英語を「ツール」として使える実感が出てきました。
「最初はなかなか話せませんでしたが、“聞き取れた”“伝わった”という成功体験が自信につながりました。今では英語をコミュニケーションの手段として前向きに捉えています。」
英語に対する心構えが変わり、仕事やプライベートの幅も広がっていると感じています。
国際舞台へ踏み出す勇気――今後の挑戦
現在の大きな目標は、近々開催されるISPE(国際製薬技術協会)関連団体によるアメリカのプラントツアーでの英語対応。
複数社の参加メンバーと英語だけで交流する場。会社の代表として参加するプレッシャーもあるが、「TPSの人すごいね!」と言ってもらえるように、しっかり準備したいという強い覚悟です。
「英語を点数ではなくコミュニケーションとして捉えるようになってから、挑戦への意欲がさらに高まりました。」
人財開発が創る可能性の道――一歩踏み出す勇気を育む教育制度の力
「英語が苦手でも、段階的に実務に役立つ内容を学べる制度があるからこそ、一歩を踏み出せました。もしなければ、自分は苦手だと決めつけて、挑戦することすらなかったかもしれません。」
学びを支えてくれるのは制度だけではありません。応援してくれる上司や仲間の存在、そして何よりも「自分に合ったやり方を見つけられたこと」が、大きな転機となりました。
今では、参考書に向かうのではなく、オンラインゲームを通して英語に触れるのが日課。海外のプレイヤーとチャットでやりとりをしながら、リアルな英語表現やスピード感のある会話を楽しんでいます。
「最初はドキドキしましたけど、“伝わった!”という感覚がうれしくて、自然と続けられるようになりました。」
“勉強”ではなく“楽しみ”として向き合える方法を見つけられたからこそ、英語はもう「苦手」ではなくなった。
制度と仲間の後押し、そして「自分に合った学び方」があったからこそ――。
一歩の勇気が未来を変える――挑戦者を支える人財開発の熱き想いとメッセージ
「英語は苦手」と思っていた私が、業務で必要性を感じ、人財開発の英語研修制度を活用し、自ら挑戦し続けています。
今では海外プラントツアー参加を目指し、新たなステージに歩みを進めています。
最初の一歩は誰でも不安です。でもその一歩が人生の風景を変えます。 「少しやってみようかな」という気持ちを大切に、社内の制度を活用し、仲間と支え合いながら成長してほしい。
人財開発委員会はそんな社員の想いを形にし、応援し続けます。