こんにちは!TPS人財開発事務局です。
本日はTPSの【人財開発委員会】についてご紹介させていただきます。
皆さんは、「人が育つ会社」と聞いて、どんな姿を思い浮かべますか?
先輩が後輩を教え、成長を支える――そんな光景が思い浮かぶかもしれません。
けれど今、私たちが目指しているのは、それだけではありません。
誰かが誰かを育てるだけではなく、みんなで“育ち合う”働きがいのある会社にしていく。そんな想いから、TPSでは【人財開発委員会】が立ち上がりました。
「人が育つ風土」を、会社の力に。
――人財開発委員会、始動。
誰かが誰かを一方的に育てるのではなく、みんなで“育ち合う”働きがいのある会社にしていきたい。
そんな想いを胸に、私たちは人財開発委員会を立ち上げました。
時代が大きく変わる今、一人ひとりが自分の未来を思い描き、挑戦し、そして成長していくことが求められています。 その力を引き出すのは、制度や仕組みだけではありません。
現場に根ざした“文化”や“風土”こそが、社員の成長を後押しする真のエネルギーになると、私たちは考えています。
だからこそ、人財開発委員会では現場のリアルな声を出発点に、キャリア形成を支える育成の在り方を、今まさに見直し、再構築しているところです。
設計本部 本部長であり人財開発委員長の河合が、人財開発に込めた想いと描いている未来について、お話しします。
働きがいのある会社と人財開発
企業が持続的に発展していくためには、社員一人ひとりが継続的に成長し続けることが欠かせません。
私たちは、個人の成長こそが会社の成長につながると信じています。
事業戦略に基づく組織開発や人財開発はもちろん重要ですが、そこには「働きやすさ」だけでなく、「働きがい」を感じられる環境づくりが必要です。
人財開発と組織開発は、「働きがいのある会社づくり」と深く結びついています。 そしてそれこそが、会社の未来を支える土台になっていくのです。
制度がないなら、自分たちでつくる。人財開発委員長の想い
2016年、私は東洋エンジニアリングからTPSに出向してきました。 その年、11名の新入社員が入社しましたが、目の前にあったのは、育成制度がほとんど整っていない現実でした。
集合研修こそあれど、体系的な研修制度もキャリア支援の仕組みもない。 「このままではいけない」と、強く感じました。
そんな想いを抱いた仲間たちとともに、部門を越えて集まり、課題を共有しながら話し合いを重ねてきました。 その小さな一歩が、2018年の人財開発委員会の正式な立ち上げへとつながりました。
“人事任せにしない”――現場が主役の人財開発へ。
制度を整えるだけでは、本当の意味での育成にはなりません。 大事なのは、現場でどう活きるか。どれだけ実際の行動につながるかです。 人財開発委員会では、研修の質を高め、現場に学びを根づかせるための取り組みを続けています。
その一つの成果が、社内ポータルサイト「人Navi(ヒトナビ)」です。
単に情報を伝えるだけではなく、「現場で使える」ことを意識したこの仕組みは、社員の成長をナビゲートするツールとして広がりつつあります。
「人Navi」のロゴには、
“会社が人を支え、人が会社を支え、右肩上がりに成長していく”―― そんな想いが込められています。
部署も世代も超えて。育成を共に考える“実働組織”へ。
人財開発委員会には、部門毎の最前線で働くメンバーが参加しています。
私たちは、育成施策の整理やキャリア支援情報の可視化、ナレッジ共有、そして相互に学び合える場づくりを進めています。
育成は決して人事だけの仕事ではありません。
一人ひとりが「育てる側」であり、同時に「育てられる存在」であること。 そうした当事者意識をTPSの文化として根づかせていくことが、私たちの使命です。
「挑戦したい人に、チャンスを届けたい」――未来へのチャレンジ。
「育成」は、誰かに任せるものではないと思っています。 自分が得た知識や経験を、自然に誰かに伝えていく。 その積み重ねが、次の挑戦の後押しになるはずです。
人の成長も、現場の変化も、会社の未来さえも―― きっかけは、ほんの小さな一歩から始まります。
だからこそ、私たちはそのきっかけを仕組みに、そして文化にしていきたいと考えています。
人財こそTPSの財産。
会社にとって、最大の資本は「人財」であると私たちは考えています。 挑戦したいという気持ちに寄り添い、その可能性を解き放つ。 それが、TPSの人づくりです。
私たちはこれからも、「働きがいのある会社」を追求し、“人”を育み続けていきます。
育成に正解はありません。だからこそ、共に考え、共に試し、共に成長していける方と出会いたい。
TPSの「人を育てる風土」を、あなたの手で一緒に育てていきませんか?