株式会社Another works代表 / 日経COMEMO KOLの大林です。複業したい個人と企業・自治体を繋ぐ総合型マッチングプラットフォーム「複業クラウド」を運営しています。
新卒1年目で圧倒的に活躍する秘訣
毎春の恒例、新生活のスタート。社会人としてのステップをスタートする人や初めての後輩や部下ができる人もいるでしょう。Another works社でも創業1期目から毎年、新卒社員を採用し活躍してくれています。
そこで今回は、新卒1年目から圧倒的に活躍するための心構えと注意点についてまとめていきます。社会人1年目は本当に勝負の1年です。何でも吸収し、貪欲さと謙虚さがあればどこまででも行ける、成長のスポンジタイムです。その中でも特に1年目が一番大事です。残念ながら、この1年目でしくじると、大きく差がついてしまう可能性もあるのです。だからこそ後悔しない1年を送るために大切なことを惜しみなくお話ししていきます。
心構え1:初日からフルスピードで
「初日は研修だから…」「徐々に慣れてから本気を出そう…」そう考えている人はいませんか?
徐々にエンジンをかけようという考えは非常に危険です。初日から勝負は始まっています。同じスタートラインに立ち一斉にスタートする以上、初日からリードすることができる反面、リードを許してしまうこと恐れもあるのです。だからこそ、初日からフルスピードを出すという心構えが大切です。
ときどきに「お前ら見てろよ!」や「すぐに先輩を抜きます!」のように喧嘩を売ってしまう人がいます。大きな口を叩くのは一概に悪いことではありませんが、誰かを敵にケンカを売るこのやり方は間違った気合いの入れ方です。
しっかりと謙虚さを持ちながら、尊敬の気持ちを表現しつつ、「1年目でMVP取ります」や「この会社の顔になれるように本気で精進します」といった大きな口を叩くべきです。先輩を抜くことよりも、会社のトップになるためにMVPを取ったり、早くリーダーやマネージャーに昇格することを目指す、みんなが嬉しくなるようなかまし方をするほうがいいです。初日から敵を作ってのし上がれる時代ではありません。
心構え2:何かで1番を目指せ
持論ですが、成長のスポンジタイムと呼ばれる3年間の重要度の比率は、1年目が50%、2年目が40%、3年目が10%です。つまり1年目が勝負であり、2年間ほぼ決まってしまうのです。長いようで本当に短い2年間。ぼんやりと目標を掲げてしまうと、何も成し遂げることができずに終わってしまいます。
おすすめは1年目で何かの1番を目指すことです。営業トップになったり、数値目標で1番を取れるような職種であれば目指すのが良いでしょう。しかし、必ずしも1番とはそれらに限りません。1番挨拶をしたり、1番丁寧な連絡をしたり、1番朝早く来たりするなど本当にさまざまです。振り返ったときに「この1年間、これは会社で1番だった」と胸を張れるような定量的な1番を見つけてみてください。
何かで1番を取ると目立ちます。先輩や社内からの目線が2年目には変わります。「この人元気だな」とか「1番行動しているな」という印象があれば、何かのチャンスでかけてもらえるかもしれません。2番ではダメなのです。野球でも「1番足が速い」というだけで一軍に選ばれることがあります。とにかく何でもいいので1年目で1番を取ってみてください。
心構え3:初任給は親へのプレゼントに
初任給はぜひご両親にプレゼントを送ることに使って欲しいと私は考えています。もちろん自分への感謝を伝えることも大切です。しかし、それ以上に今まで自分を育ててくれた人に感謝の気持ちを込めてプレゼントをしましょう。
人に感謝ができる人は優秀です。それ以上に、口だけの感謝ではなくしっかり形にする人は皆、本当に優秀です。大切な人や自分を支えてきてくれた人に感謝することができなければ、今後より大きく羽ばたくことができないと心から思っています。
Another works社にも行動指針(バリュー)があり、中には「感謝を伝える」「愛を持って接する」というものがあります。そのバリューに則り、実際に新卒で入社したメンバーは皆、ご両親に食事をご馳走したり、自分でお店を予約したり、花束を買ったり、手紙を書いたりと普段はなかなか言えない感謝を口にして伝えています。ぜひ皆さんも一度しかない初任給のタイミングで感謝を形にして伝えてみてはいかがでしょうか。
社会人1年目を迎える皆さんを心から応援しています。そして、Another works社では毎年新卒を募集しています。興味がある方は是非一度ご連絡ください。