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こんにちは!Marvel株式会社 広報担当の渡邊です。
今回は、役員インタビューをお届けします!
Marvelの創業メンバーであり、取締役員の高木さん。
代表の河畑さんと共に立ち上げたこの会社には、どんな想いが込められていたのでしょうか。そして、創業から数年が経った今、高木さんが見つめている“これからのMarvel”とは。
原点と未来をたどるインタビューをお届けします。
ぜひ最後までお楽しみください!
目次
創業の経緯・想い
──代表とともに会社を立ち上げたきっかけや、創業時に感じていた想いを教えてください。
──経営陣として、会社の「原点」や「大切にしている価値観」は何ですか?
──Marvelの強みや特徴はどのようなところだと思いますか?
高木さんのキャリアについて
──これまでのご経歴や、エンジニアとして歩んできた道のりについて簡単に教えてください。
──過去の経験が現在の経営や技術面でどのように活かされていると思いますか?
会社のビジョン・組織づくりについて
──役員として、どんな会社にしていきたいと考えていますか?
──組織やチームづくりで大切にしていることは何ですか?
仕事観・リーダーシップについて
──役員として、日々の業務や意思決定で意識していることは何ですか?
──座右の銘や好きな言葉はありますか?
プライベート・リフレッシュについて
──休日はどのように過ごしていますか?趣味や息抜きの方法を教えてください。
メッセージ
──どんな方と一緒に会社を成長させていきたいですか?
──面接などで「ここを見ている」「期待している」といったポイントは?
──これから応募を検討している方へ、メッセージをお願いします。
──最後に、Marvelの社員へメッセージをお願いします。
創業の経緯・想い
──代表とともに会社を立ち上げたきっかけや、創業時に感じていた想いを教えてください。
高木:正直に言うと、最初から僕自身に強い創業への思いがあったわけではありません。どちらかというと、河畑さんの情熱に導かれた、という方が正しいです。 経緯としては、それまで僕はスタートアップで小旅行向けのアプリ開発などに取り組んでいました。たとえば、良いお店や公園などのスポットを探せるアプリを作っていたのですが、その際に営業面で河畑さんにも協力してもらっていました。そうしたご縁で、河畑さんと知り合い、一緒に仕事をするようになりました。 ただ、スタートアップビジネスにはギャンブル的な要素も大きく、必要な条件が揃っていても簡単には成功しないことを痛感しました。もし資金調達がうまくいっていれば、事業をさらに拡大することも考えたかもしれませんが、実際はそうではなく、続けていくうちに資金がどんどん減っていく状況で、事業の難しさを改めて実感しました。 そんな中で、「しっかりと収益を上げられる堅実なビジネスをやろう」と河畑さんと話し合い、新しく会社をつくることになりました。 Marvelの“想い”や“理念”については、やはり代表である河畑さんが語っていることが、そのまま会社の意思を表していると考えています。
渡邊:そうだったんですね!
共に働いて行く中で、なぜ河畑さんと一緒に会社をやろうと思ったのですか?
高木:年齢が10歳ほど離れているのですが、相性が良いと感じたからです。
僕はこの20年ほどエンジニアとしてやってきて、河畑さんは営業・コンサルタントとして10年のキャリアがあります。お金に対する感覚も対照的で、僕は比較的大きく使うタイプですが、河畑さんはコツコツ積み重ねていくタイプです。
一緒に仕事をしていると、お互いの弱みを補い合える強みがあると感じました。だからこそ、二人で組めばうまくいくんじゃないかと思ったんです。
渡邊:確かに、私から見てもお二人は何かと対照的に見えます(笑)
だからこそバランスがとれているんですね。
──経営陣として、会社の「原点」や「大切にしている価値観」は何ですか?
高木:創業時の思いとは少し異なるかもしれませんが、会社を立ち上げた当初、どのようなコンセプトで進めるかについては、代表の河畑さんが強い想いを持っていました。僕自身はどちらかというと“課題解決”の視点が強く、エンジニアとして“課題があれば解決する”という考え方を大切にしています。一方で河畑さんは、ビジョンを描くことを重視していました。
Marvelはエンジニアを多く採用し、育成し、活躍できるフィールドを作ることを基盤としています。ただ実際に事業を進めていく中で、キャリアに悩むエンジニアが非常に多いことに気づきました。
たとえば「エンジニアになりたいけれどなかなかなれない」「これまでエンジニアとして働いてきたけれど、興味のある技術(たとえばReactなど)に携われていない」といった声を多く聞きます。実際、初期に採用した方の中には、20代半ばで「このままだとCOBOLしか経験できない。もっと幅広い技術を身につけたい」と入社してくれた方もいました。
僕自身はエンジニア歴20年を超えていましたが、最初はそうした“キャリアに悩む人たち”の気持ちを十分に理解できていなかった部分もあります。しかし実際に向き合う中で、より多くのエンジニアがキャリアアップできる場を提供することが、会社として大切にすべき価値観だと強く感じるようになりました。
今では“エンジニア一人ひとりが自分のキャリアを高められる環境をつくること”が、Marvelの原点であり、最も大切にしている価値観です。
──Marvelの強みや特徴はどのようなところだと思いますか?
高木:Marvelの強みは、後から明確になってきた部分もあるのですが、やはり“キャリアを高められる会社”という点にあります。
創業当初から“エンジニアの市場価値をあげる”を軸として掲げてきました。
ただ、実際にキャリアアップを実現するには、SESというビジネスモデルにおいて、案件を受け身で回しているだけでは限界があることに気付きました。どうしても条件面で厳しい案件や、緊急性の高い案件が多く回ってくる傾向があったんです。
そこで、営業活動の質を高める必要性を強く感じ、営業メンバーを増やし、より良いお客様と直接取引できる体制を構築してきました。当初から大手の金融部門など、日本を代表するような企業とのお付き合いはあったのですが、それほど多くなかったので、そうした優良企業との関係を拡大する動きを進めています。実際に直近でも大手生命保険会社との新たなお付き合いも始まっており、こうした質の高いクライアント企業と直接取引することで、やる気と実力はあるものの経歴が浅い方や、就労環境で不利になりがちな外国人エンジニアの方々にも、しっかりとしたキャリア形成の機会を提供できるようになってきました。
結局のところ、私たちは“どこよりもキャリアを実現できる会社”を目指しているのですが、それを実現するための強みは、やはり営業力にあると考えています。
渡邊:Marvelの営業メンバーは、本当にいつも夜遅くまで残って情報を共有していたり、月末最終日まで諦めずに、とにかく行動している姿が印象的です。
高木さんのキャリアについて
──これまでのご経歴や、エンジニアとして歩んできた道のりについて簡単に教えてください。
高木:ざっくりお話しすると、まず最初の7年間はNECの研究所で研究職に従事していました。そこでは、同じテーマにじっくり取り組みながら、さまざまな発想で新しいものを作り続ける日々でした。たとえば、プロキシサーバーの高速化を目指した研究開発など、直接的な製品開発というよりも、新しい技術を追求し、それが将来的に製品価値の向上につながるような取り組みをしていました。
研究開発の魅力は、技術をとことん突き詰められることです。アカデミックな雰囲気の中で多くの刺激を受けましたが、一方で納期やビジネス感覚に触れる機会が少なかったため、次のステップとして転職を決意しました。
次に入社したのは、人事評価システムを開発するスタートアップ企業で、約5年間在籍しました。ここでは事業そのものを深く学び、お客様のもとへ訪問してシステムの説明や提案を行い、要件定義から実装、テストまで一通り経験しました。研究職時代は大規模システムの下流工程が中心でしたが、この会社では小規模なプロジェクトの上流から下流まで幅広く携わることができました。
ただ、気づけばこの時点でキャリアの12年が経過しており、エンジニアとしてはやや遅めのスタートになってしまったかもしれません。その後、2~3年ほど在籍した会社では、現在のMarvelと同じくSIやSES事業に携わり、役員として経営にも関わりました。当初はスタートアッププロダクトの開発を目指していましたが、最終的にはSIやSES事業が中心となり、ここで経営の基礎を学びました。
その後、半年ほどフリーランスとして活動し、さまざまな案件に携わったのち、Marvelを創業するに至りました。
渡邊:ひとえにエンジニアといっても、上流から下流、PM、そして経営と幅広いご経験をされているんですね。
──過去の経験が現在の経営や技術面でどのように活かされていると思いますか?
高木:これまでのすべての経験が、今の自分に活きていると感じています。経営だけでなく、現在もお客様のプロジェクトでプロジェクトマネージャーを務めるなど、さまざまな立場で関わっているので、それぞれの経験が今の業務に直結しています。
最初の会社では、技術力を徹底的に磨くことができました。次の会社では、お客様と直接やり取りしながら要件をまとめたり、ニーズをくみ取って形にする力が身につきました。お客様に満足していただける仕事をするためには、こうしたコミュニケーション力や提案力がとても重要だと実感しましたし、自分にはその分野が向いているという発見もありました。
三社目では、経営や組織づくりを実際に体験できたことが大きな財産です。その経験があったからこそ、Marvelを短期間で200人規模まで成長させることができたのだと思います。
振り返ると、7年、5年、3年と3社を経験し、合計で15年ほどかかっていますが、今思えば、もっと短い期間でも同じくらいの成長ができたのではないかとも感じます。これから成長していきたい20代の方には、できるだけスピード感を持って自分を高めていってほしいですね。
渡邊:昔から将来経営をやりたいという想いはあったのでしょうか?
高木:もともと経営者になりたいと思っていたわけではありません。
三社目で役員に誘われたのも、流れの中で自然とそうなったという感じです。役員を経験したことで経営に詳しくなりましたし、その後フリーランスとして会社を登記した際も、経営について学ぶ機会になりました。
三社目で思うような成果が出せなかったこともあり、人の下につくというよりも“自分でやらないと納得できない”という気持ちが芽生えたのは事実です。ただ、Marvelでは代表の河畑さんがトップを務めており、私はナンバー2や3といった役員の立場の方が自分には合っていると感じています。
会社のビジョン・組織づくりについて
──役員として、どんな会社にしていきたいと考えていますか?
高木:以前からよく話しているのは、“中堅企業”へとステップアップしていきたいということです。現状では、管理部門が約20名、全社員が200名ほど、稼働しているエンジニアを含めてもトータル300名に満たない規模です。正直なところ、まだまだ基盤が弱いと感じています。
私のイメージとしては、管理部門で100名、全稼働メンバーで1,000名以上といった、今の約3倍の規模にならないと、会社としての安定感は得られないのではないかと考えています。
“安定”というのは、私たちの会社に関わってくれている全ての人の生活を守るという意味です。会社がしっかりとした基盤を持つことで、福利厚生の充実や、社員一人ひとりが安心して楽しく働ける環境づくりにも力を入れられるようになります。そのためにも、まずは会社の安定を最優先に考えています。
もちろん、将来的には上場企業や大企業を目指すことも視野に入れています。代表の河畑さんは“ソフトバンクやユニクロのような会社にしたい”と話していますし、私もそうした大きな目標には共感しています。ただ、まずは“中堅企業”というステージにしっかり到達したいというのが今の率直な思いです。
そのためには、単に規模を拡大するだけでなく、事業の柱を複数持つことが重要だと考えています。現在でも新規事業の始動を進めているところです。今後は複数の事業を複合的に展開し、安定した経営基盤を築いていきたいと思っています。
渡邊:管理部門だけで100名…正直、まだイメージができません!広報も今は私一人で担当していますが、いずれはチームになるかもしれないと思うとワクワクします!
組織の規模が大きくなればなるほど、社員一人ひとりへのフォローが難しくなっていくという課題が発生すると思います。
──組織やチームづくりで大切にしていることは何ですか?
高木:組織づくりについては、私自身まだまだ学びの途中ですが、“公平さ”を最も大切にしたいと考えています。特に、活躍している人がきちんと評価されることが、公平な組織の基本だと思っています。
組織には多様な人がいます。100人いれば、その中には非常に活躍している人もいれば、なかなか成果が出せていない人もいます。もちろん、役割や担当業務が違うため、単純に比較することは難しいのですが、それでも会社に大きく貢献している人がしっかり報われる仕組みが必要だと感じています。
例えば、日本の企業では給与が横並びになりやすい傾向がありますが、私は“活躍している人が2倍、3倍評価される”という状況があっても良いと思っています。それが“あの人は本当に2倍、3倍の成果を出しているよね”と、周囲からも納得されるような評価の仕組みをつくりたいです。
最終的には、みんなが納得できる形で公平性が保たれ、努力や成果がしっかりと報われる組織を目指しています。
渡邊:管理部門や営業職は成果が数字で見えやすいですが、エンジニアの場合はなかなか把握しきれない部分も多いと思います。その中で公平さを保つために、どのような仕組みや工夫が必要だと考えていますか?また、現在心がけていることはありますか?
高木:実は、私自身もまだ試行錯誤の途中です。
初期メンバーで今も在籍しているエンジニアと話していたとき、『現場ごとに難易度が全く違うのに、どうやって評価につなげるのか』という指摘を受けたことがあります。確かにその通りで、難易度は実際に現場を経験した本人しか分からない部分が多いです。
複数の現場を経験すると、『ここはすごく難しい』『ここは比較的楽だ』といった違いが見えてきます。たとえば、難易度が高くない現場でも評価や報酬が高い場合があり、逆に非常に難しい現場で頑張っている人が十分に評価されていないこともあります。難易度と報酬が必ずしも比例しないのが現実で、これは本当に難しい課題だと感じています。
私自身も、事業会社でエンジニアが少ない環境でエースとして活躍していた時期もあれば、全国からトップレベルのエンジニアが集まる現場に入った途端、一メンバーとして埋もれてしまう経験もしました。現場によって求められるレベルや難易度が大きく異なることは、身をもって理解しています。
だからこそ、難易度の高い現場でしっかり成果を出している人を、正当に評価したいという思いは強いです。ただ、現時点ではまだ理想的な評価制度を実現できているとは言えません。
今後は、キャリア管理部門の体制を少しずつ強化し、本人との面談だけでなく、お客様からのフィードバックや実際のプロジェクト内容など、さまざまな角度から情報を集めていきたいと考えています。キャリア管理部(エンジニアのキャリアサポートをメインとする部署)に、技術に詳しいメンバーやエンジニア出身者を増やし、より正確で納得感のある評価ができる組織を目指していきたいです。
渡邊:公平な評価は我々の事業モデルだと正直非常に難しい課題だと思いますが、だからこそ、そこを追求することがエンジニアの市場価値向上において大きく左右する部分ですね。
仕事観・リーダーシップについて
──役員として、日々の業務や意思決定で意識していることは何ですか?
高木:日々の業務や意思決定で意識していることは、その時々によって変わる部分も多いのですが、特に“相手に合わせたコミュニケーション”を大切にしています。これは意識しているというより、自然にやっている感覚に近いかもしれません。
たとえば、相手のこれまでのキャリアや仕事への向き合い方、今置かれている環境や状況など、さまざまな要素を考慮して接し方を変えています。エース級でバリバリ活躍している人には、時に厳しく接することもありますが、サポートが必要な人にはより丁寧に、気を配りながら話すようにしています。
この点は、代表の河畑さんとは対照的かもしれません。河畑さんは誰に対してもストレートに接するタイプで、それはそれで公平さや平等さがあると思います。一方で私は、相手によってコミュニケーションの仕方を大きく変えることが多いです。
最近特に意識しているのは、“1on1”の対話です。半年ほど前から社内でも1on1の文化が根付き始めましたが、やはり1対1でしっかり向き合うことがとても大事だと感じています。複数人で話すと、どうしてもパワーバランスや他の人との関係性に影響されて、本音を話しにくくなることがあります。だからこそ、1対1で、その人に合わせてしっかりとコミュニケーションを取ることを大切にしています。
渡邊:1on1は私も毎月していただいていますが、普段の業務時間内では話せないような、より内面的な相談もできて、本当に有難いなと実感しています。
──座右の銘や好きな言葉はありますか?
高木:映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の中で出てくる、「If you put your mind to it, you can accomplish anything.“なせばなる。何事も”」という言葉が好きです。
理由は単純に『バック・トゥ・ザ・フューチャー』が好きだから、というのもありますが、エンジニアとしてSF作品に惹かれる部分も大きいです。作中の主人公マーティが、自己実現や壁を乗り越えるために奮闘する姿勢に共感しますし、“なせばなる何事も”というメッセージが映画全体のテーマにもなっていて、とても印象的です。
また、この言葉にはアメリカらしい“自分で道を切り開いていく”という精神も感じます。アメリカの歴史や文化には、開拓者精神やチャレンジする姿勢が根付いていて、そうした前向きな成長意欲にも憧れがあります。
(出典:映画.com)
渡邊:いいですね!『バック・トゥ・ザ・フューチャー』はまだ観たことがありませんが、高木さんの作品への愛も伝わってきました!
代表の河畑さんがMarvel創業時から掲げているMarvelのスローガン、「There's no reason not to start.“始められない理由なんてどこにもない”」という言葉にもどこかつながりそうな言葉ですね。
プライベート・リフレッシュについて
──休日はどのように過ごしていますか?趣味や息抜きの方法を教えてください。
高木:一番“幸せだな”と感じるのは、やはりプログラムを書いているときですね。休日も一人で黙々とコードを書く時間が、何よりの癒やしになっています。
実際には、お客様のシステムを触っていることが多いのですが、特に遅れている部分の修正や改善に集中していると、自然とリラックスできている自分がいます。もしそれが海辺だったりしたら、なおさら最高です。
実際に海辺で開発する機会は年に数回しかありませんが、オープンテラスのカフェで作業するのも好きです。今の季節(春や秋)は特に気持ちが良くて、外の空気を感じながら開発に没頭する時間が、最高のリフレッシュになります。ちなみに、寒い冬は苦手なので、春や秋、夏の暖かい時期にオープンテラスで過ごすのが一番好きですね。
渡邊:ロケーションにもこだわることが大事なんですね!カフェワーク、気分転換にいいですね!
メッセージ
──どんな方と一緒に会社を成長させていきたいですか?
高木:Marvelが掲げている「挑戦」「誠実」「共創」はどれも大切な価値観ですが、特に私やキャリア管理部のメンバーが重視しているのは「誠実」です。もちろん、すべての要素を持っている方が理想ですが、何よりも「誠実に自分の限界まで力を発揮し続けること」が大切だと考えています。
私自身、学生時代は得意な分野をあえて目立たせないようにしていたこともありました。日本の社会や教育では、突出した人が目立ちにくい仕組みがあると感じています。しかしMarvelでは、突出した能力を持つ人にはしっかりと活躍の場を用意し、成果に応じて給与もきちんと評価しています。自分の力を最大限発揮することが“誠実さ”だと思いますし、そういった方と一緒に会社を成長させていきたいです。
逆に言えば、手を抜いたり全力を出し切らないのは誠実さに欠けると考えています。自分の最大パフォーマンスで仕事に向き合う、そんな方とぜひ一緒に働きたいですね。
──面接などで「ここを見ている」「期待している」といったポイントは?
高木:率直に申し上げると、会社経営の視点から最終面接を担当している私は、応募者の方に支払う給与に対して、それ以上のパフォーマンスを発揮してくれるかどうかを重視しています。これは、会社の持続的な成長に直結する非常に重要な視点です。
特にエンジニアやフリーランス経験者に多いのですが、自分が発揮するパフォーマンスに対して会社からの報酬が不十分だと感じると、早期に離職してしまうケースがあります。お金に対して敏感な方が一定数いるため、そうした方々には、会社に対して貢献したいという意欲や、自分の能力を通じて会社を好きになり還元したいという思いが不可欠だと考えています。
そのため、面接ではスキルや経験だけでなく、仕事に対する姿勢や会社へのコミットメントも重要な評価ポイントとしています。
──これから応募を検討している方へ、メッセージをお願いします。
高木:Marvelでは「挑戦」「誠実」「共創」といった価値観を大切にしていますが、これはメンバーに求めているだけでなく、会社自体もその姿勢を体現しています。特にSIや人材業界では、残念ながら誠実さに欠ける会社も少なくありません。Marvelは“誠実な人たち”で構成される組織を目指し、情報開示や評価制度の透明性、成果に応じた給与など、社員が安心して成長できる環境づくりに力を入れています。
営業職の方にとっても、自分の営業力をしっかり発揮し、成果に応じて正当に評価される仕組みがあります。会社選びは人生に大きな影響を与えるものです。Marvelは“信頼できる会社”であり続けることを約束しますので、安心して飛び込んできてほしいです。一緒に中堅企業、そしてその先を目指して成長していきましょう。
──最後に、Marvelの社員へメッセージをお願いします。
高木:人事部門に携わる立場として、入社や会社の成長を見届ける一方で、退職などのネガティブな出来事も経験してきました。だからこそ、今もMarvelで一緒に会社を盛り上げてくれている皆さんには、心から感謝しています。
もちろん、自分にとってメリットがあるから働いているという方もいると思いますが、それも含めて会社を支えてくれていることに変わりはありません。今、Marvelで活躍してくれている全ての社員が本当に大切な存在です。
これからも“仕事と人生の充実”を目指し、共に歩んでいければと思います。ずっと一緒に働き続ける方は少ないかもしれませんが、在籍している間は、ぜひ幸せなワークライフを一緒に実現していきましょう。これからもよろしくお願いします。
高木さんへのインタビューを通じて、創業の経緯から組織づくりへのこだわり。Marvelや社員への想いまで、幅広くお話を伺いました。
インタビューを通して一貫していたのは、社員一人ひとりのキャリアと向き合おうとする姿勢だと感じました。
創業から4年で200名規模の会社へと成長しているMarvel。今後もエンジニア一人ひとりがキャリアを高められる環境を追い求め、「公平さ」を守るために抱える課題に向き合いながら、安定した中堅企業を目指します。エンジニアの市場価値向上を使命とし、信頼される企業であり続けるべく、挑戦を続けるMarvelの未来にぜひご期待ください。