企業の1部門から、独立型ベンチャーへ。創業2年目で思うことと今後のビジョンについて考えてみた。
──成長を楽しみ、豊かな社会を創る──
はじめまして。株式会社ウィリッチ代表の本間です。
通常は面接の際にお話しする内容ではありますが、今回は当社の創業の経緯やこれまでの歩みについて、せっかくですので、記しておきたいと思います。
1. 企業内の一部門から、挑戦を楽しむ独立ベンチャーへ
ウィリッチのルーツは、もともと士業事務所内にあったコンタクトセンター部門にあります。
その中で培われた「丁寧で、質の高い応対力」は、多くのお客様から厚い信頼をいただいていました。
しかし、一組織内のコンタクトセンターという立ち位置の都合、一定の制約がある組織の中では、さらなる価値を生み出すには限界があると感じるようになりました。
「もっと自由に挑戦できる環境で、より柔軟に成長したい」──
そんな想いを共有したメンバーと共に、インハウス型のコンタクトセンターという枠を越えた挑戦を決意し、独立に至りました。
2. 2023年11月、株式会社ウィリッチ設立
そして2023年11月1日、東京都新宿区にて株式会社ウィリッチが誕生しました。
設立にあたり、私たちは「自分たちは何者なのか」「どのような存在でありたいのか」「社会にどのように貢献できるか」を見つめ直しました。
その答えが、以下の3つのキーワードに集約されます。
- With(共に)
- Rich(豊かに)
- Will(意志・未来)
この3つの言葉を掛け合わせた造語として、「Willich(ウィリッチ)」という社名が誕生しました。
電話代行、コンタクトセンター運営、BPO・業務コンサルティングなどを展開しながら、私たちは単なる外注先ではなく、「顧客の挑戦に伴走する成長パートナー」としての道を歩み始めました。
3. ミッション:「成長を楽しみ、豊かな社会を創る」
私たちが掲げるミッションは、「成長を楽しみ、豊かな社会を創る」 という言葉に込められています。
「人と企業の成長を応援する」ことを軸に、BPOという手段を通じて社会に新たな価値を届ける──
そのために、Willichは顧客企業の変化や挑戦に寄り添いながら、自らも進化し続ける存在でありたいと考えています。
4. 成長の定義──挑戦し、失敗し、学びを次へ
私が考える「成長」とは、挑戦し、失敗を恐れずに経験を重ね、その学びを次に生かすことです。
知識や応用力は、実践と挑戦を通じてこそ身につくもの。そして挑戦には、当然失敗が伴います。
特に、先の見通しが立ちにくい現代においては、「今日の正解が、明日の正解ではない」ということも珍しくありません。
だからこそ、失敗を組織の「集合知」として前向きに受け止め、次の挑戦につなげていくことが重要だと私たちは考えています。
振り返れば、創業からの歩みの中で私自身も多くの失敗を重ねてきました。
何度も謝罪をし、頭を下げた場面も数え切れません。
しかし、こうした実体験を通じて得た学びこそ、研修やセミナーでは得難い貴重な経験値であり、それが個人と組織の成長に直結していると実感しています。
5. ウィリッチという組織のかたち
Willichが大切にしているのは、「働く一人ひとりが自分の成長を楽しめる」組織づくりです。
どんなに小さな気づきや変化も肯定し、それが個の成長につながり、やがてチームや社会の変化へと連動していく。
そのような文化を、私たちは日々の仕事の中で少しずつ形にしています。
6. これから挑む未来へ──共に進む仲間を求めて
Willichは今後、単なるBPO企業の枠を超え、顧客の戦略パートナーとして、より本質的な課題解決に挑んでいきます。
挑戦を恐れず、失敗を学びに変え、誰かの挑戦に寄り添う。
そんな私たちの在り方に共感してくださる仲間と出会い、ともに「豊かな社会」をつくっていけたら嬉しく思います。