初めまして。2023年10月にポテンシャライトに入社した堀岡大輝です。
現在29歳の私ですが、昨年までは業界も職種も全くの未経験の状態で入社しました。
1年前まではHRベンチャー企業でエージェントの仕事をやっていることは全く想像していませんでした。
そんな私がいかにしてポテンシャライトに入社に至ったのか、転職を通して何を得たかったのか、理想と現実のギャップとは、赤裸々にお話ししたいと思います。
・現職に大きな不満はないが、漠然とこのままでいいのか悩んでいる
・年齢的に異職種はラストチャンスだが、何が自分に向いているのかわからない
そんなお悩みを持つ方の気持ちが少しでも楽になればと思います!
順風満帆だった1社目。しかし何かが足りない・・・。
(約5年住んだ福岡。とっても良い街でした。)
大学卒業後、大阪の小さな医療系のメーカーに就職し、福岡の支店でセールスとしてのキャリアをスタートしました。
入社の決め手は小さい会社で大きな裁量を持ちたかったから。
そこに関してギャップは全くなく、営業として担当エリアの全裁量を持ちながら仕事を進めることができました。苦労はしつつも営業として成果も上げることができ、2年目からは事業の立ち上げも兼任。
3~4年目には恐れながらも社長賞をいただき、最年少での昇格を果たすなど自分なりに順調な社会人生活を送っていました。
そんな中、営業として4年目を迎えるころこんな気持ちが徐々に湧き上がってきました。
自分はお客様に何も与えられていないのでは・・・?
このまま価値を生めないままで良いのか・・・?
医療系メーカーというのは総じて地場の代理店とのリレーション構築が予算達成の鍵になります。
成果に繋がる最短ルートを開拓するために、代理店に足繁く通い、会食などをこなしてきました。
私はお酒が好きなのでお客様と飲みに行っては、お調子者のキャラクターで可愛がってもらったことをよく覚えています笑
ただ、そんな中、自分のやっていることは人間関係ありきの、お客様に対するお願いにすぎないのではないか?と感じはじめました。
懇意にしてくださった代理店のおかげで成果はあがっていたものの、代理店や病院の課題を解決している感覚が薄かったんですね。とはいえ、周囲の方々からは本当によくしてもらっていたため、なかなか転職という選択肢を取れなかったんです。
居心地がよかったんですね。気づけば入社から5年が経っていました。
そんなおり、新規開拓のために通い詰めたとある病院のお客様から、
「堀岡さんのお願いだからなんとか導入できるようにがんばってみるよ」という言葉をいただきました。
営業冥利につきるような話ですが、自分は申し訳なさでいっぱいになりました。
結局頑張っているのは自社の利益ためであり、それにお客様を付き合わせてしまっている...。
以前感じていた違和感に今こそ向き合わないといけないと強く感じ、会社に退職の意向を伝えました。
次は心からお客様の課題に向き合い、解決までのお手伝いができる仕事をしよう。
自分自身を誇れるように。
そんな気持ちを抱えて転職活動に突入します。
初めての転職活動と強烈な選考体験
前職での引き継ぎを終え、いよいよ初めての転職活動が始まりました。3社ほどのエージェントさんと話し、30社ほどに応募していきました。
小さなメーカーにいた自分は「世の中(企業)からのニーズ」がまだわかっていない
という自負がありましたので、顧客課題に向き合えそうな業界・職種・会社をかたっぱしから受けました。
・まずは自分が世の中に対して何が提供できるだろうか(CAN)
・その上で自分は何をしたいのか(WILL)
この2つが重なる領域を模索しながら、1日3~4社ほどとお話をしていきました。
(今思えばすでに退職していたので、転職活動に腰を据えて取り組めたことも良かったと思っています。)
多くの企業さんとお話する中で、「日本には面白い会社がたくさんある、日本はこれからもっとやれるのでは?」と胸が熱くなったことを覚えています。
とりわけベンチャーはValue・Culture・ActionがMissionの達成にしっかりと向いている企業が多く、こういう会社の成長のために頑張りたいと漠然と考えるようになっていきました。
そんな中出会ったのがポテンシャライトです。
最初のカジュアル面談の相手が代表の山根でしたが、選考体験がとにかく強烈でした。
山根が人材業界に抱いている課題とその背景、目指したい世界について話してくれました。
雰囲気は穏やかでしたが、目の奥に強い信念と自信が宿っている人だな・・というのが私から見た山根の第一印象でした。
面談も終盤に差し掛かった頃、山根から言われた言葉を今でも鮮明に思い出します。
「堀岡さん、今の日本の衰退の原因の一部に自分があるとしたら何をしたら良いと思いますか?」
「少しでも良いから、自分の力を日本のために使ってみませんか?」
衝撃が走りました。
自分がいかに今まで狭い視野で物事をとらえてきたか、手前のことのみを見てきたか痛感させられました。
同時に
・これは日本の社会人全体にも言えることでは?
・そしてその社会全体のマインドこそが日本の成長の阻害要因なのでは?
キャリアアドバイザーとして候補者様と向き合うことで、社会のマインドを少しでも変えることができたら。そう考えるとワクワクが止まらなくなり、気づけばポテンシャライトのことを片っ端から調べていました。
アラサー未経験で上京、入社後の苦悩
鋭すぎたフィードバックで出血
計4回の面談・面接を通して内定をいただきました。
当時住んでいた福岡から東京に引越し、意気揚々と入社しました。
ぶっちゃけのところ、当時の自分は自信を持っており、「1年間で全員追い越すぞ」とギラついておりました笑。
ただ、入社してすぐそんな考えは儚くも崩れ去ります。
驚かされたのはメンバーのコミュニケーション能力とプロフェッショナリズムでした。
全員が端的かつ正確なアウトプットを行っており、レベルの違いに愕然としました。
しかも大半のメンバーは自分より年下...。
今までの自分の決断に対して後悔や自責の念が渦巻く日々でした。
今思えばこの時は自分の中に悪い意味でのプライドがあったのだと思います。
周囲との実力差が受け入れられず、フィードバックを吸収し切ることができませんでした。
そんな自分の停滞を救ってくれたのはポテンシャライトのカルチャーでした。
(エージェント事業部でお客様先に向かう途中にて)
カルチャーと自己成長
「人は自分の弱みを隠すために40%の労力を使っている」
よく山根がいう言葉です。
心当たりがある人も多いのではと思うのですが、基本的に人は弱みを他人に見られたくありません。
「周囲から見られた時の自分の理想像」というものがあり、それに付き従う形で行動も形作られます。
ただ、仕事をする上ではその考え方は成長を阻害します。
自分の場合は「優秀だと見られたい」という気持ちが強かったため、「フィードバックをもらわない努力」をしていたんですね。
そんな状況の中、ポテンシャライトの『friends a weakness』というカルチャーによって自分の殻を破れたと感じています。
自分の弱さ(課題)を曝け出し、それに向き合う。
「コトに向き合う」とも言い換えられるかもしれません。
カルチャーを意識し始めたその日から自分の中のモヤモヤがなくなり、貪欲に成長へと動くことができるようになりました。
この辺りの話は代表の山根のブログに詳しく記載がありますので、ご興味ある方はぜひご覧くださいhttps://note.com/potentialight/n/n09b22838cdb2
ポテンシャライトで最も魅力的なところはどこか?と聞かれるとしたら...
それは
「Mission・Vision・Value・Cultureの定着」だと考えています。
普段の会話からMVVC(以下MVVCと記載)に関連するワードが飛び交いますし、まさに行動の指針となっています。
組織論を語られると蕁麻疹が出るという人も多いかも知れません。(実は私もその1人でした)
あえてお伝えします。自己成長は組織風土の中で培われると今は確信しています。
結論、「成長」というのは「課題」の中でしか得ることができないと考えています。
若手の方だとよく「成長のためにスキルアップしたい」という話を伺います。
スキルアップしたいというのはもちろんポジティブなことだと思いますが、それ自体を目的にすると成長速度は鈍化します。
先に目指すべき場所(MIssion)があり、それに向かうためのVVCがある。
Missionに至るまでの過程の中で必要なスキルを身につけていくのです。
ベンチャー企業ではその規模感や設立年数などが浅いことから、MVVCが納得感を伴って形成され、深く浸透しているケースが多いです。
「課題の中での成長」を求める方にとって、それらのベンチャー企業は最適な環境だと考えています。
よく聞く「ベンチャーは成長できる」というのは「Mission(課題)」が明確なため、やるべきことが具体化し、行動に移しやすいから成長できるということなのだと思います。
自分のキャリアが不安な方へ
以前の私のように「外の世界を見てみたいという気持ちがありながらも、長く在籍した会社の環境から抜け出せない」という人は多いのではないでしょうか。
前提として、個人的にはどちらの選択を取るにしろ、「それを正解にする」という気持ちがあれば人生に後悔はないと思っています。
しかし、もし本当に転職したいけどどこか踏み切れないままズルズルと日々を過ごしてしまっていると感じているのなら・・・。
以前の私が抱いていたような「新しい世界で傷つきたくない」、「転職先で失敗したくない」という気持ちは一度脇においても良いのではないでしょうか。
人間というのは本当に望むのならどのタイミングでも変わることができると思います。
新しい環境で自分の弱さと向き合う中で、成長痛も味わうことになるかもしれません。
しかし、その先に見たい景色があるなら、勇気を持って一歩踏み出してみる価値はあると思っています。
20代後半以降の、とりわけ業界や職種を変える転職に必要なことは「素直さ」と「自分を変える覚悟」です。本当にこのふたつさえあれば、なんとかなります。
万が一その転職先でうまくいかなくても、その失敗を活かして次に進めば良い。
長い人生の中で「やらずの後悔」を残さないためにも、今の自分に正直に思い切って動いてみませんか?我々はそんな葛藤を抱えながらも、次に進もうとする方の力になります。
当社のエージェントサービスについて
メンバー全員が企業様と求職者様を担当する通称両面型でありかつ、取り扱い企業様の情報収集に勤しんでいます。他のエージェントさんと比較しても面談で伝えられる実際の情報は量・質ともに桁違いだと思っています。
ここまでやるのは、
「新しい角度のキャリアを提案することが、我々の介在価値である」と考えているためです。
実は転職する方で当初の軸のまま活動を終える方は全体の半分程度です。残り半分の方は我々や企業との面談の中で軸が変化し、当初は思ってもみなかったような道に進みます。
今までの限定的な価値観から視界が開けるような選考体験・面談体験こそ転職活動の醍醐味の一つだと僕は思っています。
せっかくなら人生の一大決心を楽しんでいただけるような支援を、これからも心がけていきます。
Agent div.(エージェント事業部)では、仲間を募集しています🙋♀️