こんにちは。ADワークスグループの採用担当です。
突然ですが、一棟の収益不動産を再生し、商品化するための商品企画やコンストラクションマネジメント(CM)に興味はありませんか?
今回、取り上げるのは、建築に関する知識や実務経験を活かして活躍できる商品企画本部です。
ADワークスグループでは、一棟収益不動産を購入し、バリューアップした後に不動産再生商品として販売する収益不動産事業を大きな柱の一つとしています。
商品企画本部は、主に収益不動産事業を中心に購入を検討する物件の法的精査と、バリューアップのための商品化の一連のプロセスを担っている部門です。
「上流工程の仕事につきたい」「改修の企画やデザインに興味がある」といった方はもちろん、「安定した上場企業グループで働きたい」といった方も、ご一読いただけますと幸いです!
遵法性の順守・バリューアップのための技術管理がメイン
商品企画本部は、収益不動産の売買に関わる技術管理を担当する部門です。
中古のマンションやオフィスビルなどの収益不動産は、所有者による増改築やテナントの造作、あるいは法改正によって、違反建築物や既存不適格建築物となっているケースが少なくありません。エー・ディー・ワークスでは、建築基準法や消防法などの法規制への適合状況をチェックする法的精査を行い、適法化を含めた資産価値向上(=バリューアップ)のための改修工事を実施したうえで、不動産再生商品として販売しています。
こうした収益不動産の仕入れ段階の法的精査や商品化の一連のプロセスを担っているのが、商品企画本部です。
具体的には、仕入れを担当する情報開発本部から依頼を受けると、購入検討中の物件の法的精査とバリューアップのための改修工事費の試算を実施します。収益不動産の購入後はプロジェクト管理を担う立場として、商品企画や改修工事の予実管理、工程管理などのマネジメントを行っています。
商品企画本部では、このほかにマンションや店舗・事務所ビルなどの新築開発も手掛けています。
専門的な知見を共有するフラットな組織
商品企画本部では、東京の本社で12名ほどが活躍し、大阪支店・福岡営業所の抱える物件は出張者を含め2~3名程度で担当しています。年齢層は20代~50代と幅広く、中途入社の社員が中心です。
一級建築士6名、二級建築士2名、1級建築施工管理士3名など、多くの有資格者が在籍しています。
商品企画本部は、和気あいあいとした雰囲気のフラットな組織です。業務に必要とされる技術の幅が広く、「設備のことなら○○さん」といった形で、専門的な知識を持つメンバーに積極的に相談する風土が根付いています。それぞれの得意分野を活かして相談し合い、知見を高めていける環境があります。
商品企画本部の職種と仕事内容
商品企画本部の主な職種は、建築企画・CM担当。収益不動産の購入検討段階の業務と購入後の業務で担当者が分かれています。このほかには新築開発を担うメンバーもいます。
【建築企画・CM担当】
◆購入検討段階の業務
購入を検討中の収益不動産の法的精査を実施した後、バリューアップ(物件の適法化、大規模修繕工事、物件の付加価値をつけるためのリニューアル工事等)のために必要な改修工事の洗い出しを行い、概算工事費用を取りまとめます。
〈仕事の流れ〉
遵法性調査を調査会社に依頼
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調査結果の精査
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現地確認
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工事概算シートの作成(バリューアップのための改修工事の計画と概算費用の積算)
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仕入れ営業職へ「改修工事の内容・費用、遵法性確保のための是正方針」を提案
◆購入後の業務
購入した物件を実際に商品化するためのプロジェクト管理を担当。工事概算内容を実行フェーズに移すための工事計画を作成し、予実管理や工程管理などを行います。
〈仕事の流れ〉
遵法性確保のための是正方針や工事概算内容をもとに現地確認
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工事計画書の作成(物件によってはデザイン企画を含む)
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施工会社に工事費用の見積を依頼
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予算の調整・工事計画変更
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社内承認により工事内容が決定
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着工
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工程管理・品質管理などの工事監理
【新築開発】
土地の購入検討段階では、その土地に建てられる建物の最大規模を算出するボリュームチェックを実施。土地の購入後は企画、設計監理、工事監理などを行います。
▼新築開発に関わる社員へのインタビューはコチラ!
資産価値の向上への貢献がやりがいに
商品企画本部の建築企画・CM担当は、建物が一新して資産価値の向上に貢献していることにやりがいを感じられる仕事です。特に建物のデザインの持ち味を活かしたプランがマッチしたときの醍醐味は、改修ならではのもの。リノベーションを検討するときなどは、柔軟な発想によるアイデアを活かせるという魅力があります。
購入後の業務の担当者は、1つのプロジェクトを完遂するまでには、半年程度の期間を要するため、無事工事が完了したときにはやり切ったという達成感が得られます。
また、不動産の仕入れはスピードが勝負のため、購入検討段階の業務にはスピードが求められます。ときには仕入れ営業職から、「あと3日しかないけれどもやってもらえないか」と頼まれることも。一方で自分が取り組んだ案件が購入に至ったときには、大きなやりがいを感じられる仕事です。
建築はもちろん、不動産に関する知識も身につく環境
エー・ディー・ワークスの商品企画本部は、中古の収益不動産の商品化において、必要な修繕や遵法性の確保に重きをおくとともに、予算を踏まえつつデザインを重視した商品企画を行っていることが強みです。
日々の業務を通じて、メンバーそれぞれが持つ知見を共有し合いながら、建築・設備・構造に関する専門性を高めていける環境があります。既存の建物を活かすというサステナブル観点も培われます。
また、収益不動産の仕入れと販売の間の商品化のプロセスを担当するため、不動産に関する知識も身につく環境です。
商品企画本部では、改修の企画・デザインに興味があり、建築に関わる知識や経験を活かしながら、仲間とともに成長していきたい方をお待ちしております!