不動産ビジネスの起点となる「仕入れ営業職」の魅力を徹底解剖
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こんにちは。ADワークスグループの採用担当です。
不動産ビジネスの世界では、「売る」営業だけではなく、「買う」営業もあります。
ADワークスグループは一棟の収益不動産を仕入れ、バリューアップした後に不動産再生商品として販売するビジネスモデルを柱としています。収益不動産を購入しなければ、弊社のビジネスは始まりません。
今回はADワークスグループの事業会社であるエー・ディー・ワークス情報開発本部の仕入れ営業職についてご紹介します。
仕入れ営業職の仕事内容はもちろん、エー・ディー・ワークスならではの魅力についても知っていただけたらと思います!
様々な事業の根幹となる「仕入れ」を一手に担う
情報開発本部は、エー・ディー・ワークスのあらゆる事業に関わる不動産の仕入れを一手に担う部門です。収益不動産事業や不動産小口化事業をはじめ、新規事業としてスタートしたオフィス区分事業や不動産クラウドファンディング事業に関わる収益不動産のほか、新築開発事業に用いる土地も、情報開発本部が仕入れを行っています。
取得する収益不動産は、10億円~50億円規模というスケール。マンションやオフィスビル、商業施設(店舗ビル)、ホテルといった幅広いアセットタイプの物件を取り扱っています。
仕入れ営業職はネットワークの構築とスピード感が要
仕入れ営業職の仕事は、不動産仲介会社や信託銀行、デベロッパー、機関投資家、同業他社などから物件情報を収集することから始まります。
各事業に合う物件が見つかると、まずは周辺のマーケットを調べて事業計画書を作成します。そして、商品企画本部※1に改修工事費用の見積もりをもらい、営業部※2と売却価格を固めていくなど、収支を組んでいきます。
採算が取れる数字にまとめていくために社内調整を進めていきます。商品企画本部に対しては、改修工事の内容を精査し、実施しなくても売れると判断できる工事があればカットしてもらうなど、コストダウンの相談をします。またエリアの特性や周辺のマーケットを参考に、より高く売却ができないか営業部と打合せ、価格を決めていきます。そして購入できる価格がまとまったら、社内稟議を通します。
そして不動産仲介会社や売主に購入意向表明書(取引の初期段階で購入意思を伝えるための文書)を提出し、売主に売却先として選ばれた場合は、契約条件の交渉を行い、売買契約を締結、引渡しという流れとなります。
物件の仕入れは、他社とのスピード勝負です!物件情報は鮮度が重要。不動産仲介会社や信託銀行などへの日頃からの深耕営業により、優良な物件情報をいち早く入手できるような関係性を築くことが大切です。
さらに商品企画本部や営業部などとの社内調整をスピード感を持って進めるなど、社内の稟議が下りて購入意向表明書を提出するまでの期間を、できる限り短くする必要があります。
稟議が下りるまでのスピードが速いことは、エー・ディー・ワークスの強みの一つです。部長や部門長との距離が近く、物件情報を入手した時点から気軽に相談できる環境があります。
※1商品企画本部…仕入れ物件の法的精査、遵法性を確保し、市場やエリアのニーズに合った建物へリノベーションするためのプランニング、コントラクションマネジメントを担当する部署。
※2営業部…一棟収益不動産をはじめ、不動産小口化商品、区分オフィス、不動産クラウドファンディングの販売を担う各営業部。
仕入れ営業職のある日の1日の流れ
【午前中】
◇メールチェック(不動産仲介会社や社内など)
↓
◇不動産仲介会社や不動産デベロッパー、機関投資家などへの営業活動
◇物件の現地確認
【午後】
◇不動産仲介会社や不動産デベロッパー、機関投資家などへの営業活動
↓
◇メールチェック
◇事業計画書の作成
日中は不動産仲介会社などへの深耕営業が中心です。朝の出社時にメールをチェックして不動産仲介会社などから良い物件の情報を得られたときには、アポイントの合間に現地を見に行っています。
スケール感が魅力!仕入れた物件が新たな価値を生む
不動産ビジネスで売上を生み出すためには、まず物件の仕入れが必要です。仕入れは、何もない状態から価値を生み出す「0を1にする」重要な役割です。
たとえば、ADワークスグループの柱となる収益不動産事業では、情報開発本部が仕入れを行った中古の収益不動産を改修工事などによってバリューアップし、不動産再生商品として販売しています。仕入れ営業職は、自分が仕入れを担当した物件がプロジェクト化され、世の中に求められる商品になって売却されていくことにやりがいを感じる仕事です。
また、スケール感も仕入れ営業職の魅力。仕入れ価格の平均は、2024年は12~13億円規模でしたが、2025年は20億円前後とスケールが拡大中です。50億円で仕入れた物件が、バリューアップのための施策によって70億円で売却されることもあるなど、一般的な生活では触れることのない重みのあるお金に関わる経験ができます。(大きな金額を扱う分、慎重に行動しなければならないというプレッシャーも、もちろんあります!)
和気あいあいとした雰囲気&チームワークを大切にする風土
情報開発本部は4チームに分かれ、1チームあたりマネージャー1名、メンバー4~5名という体制です。年齢層は、マネージャーは40代・50代が中心。メンバーは8割以上が20代と30代で構成されています。情報開発本部は若手が多く、和気あいあいとした雰囲気があります。
▼情報開発本部情報開発部 部長(取材当時:副部長)へのインタビューはコチラ!
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新卒入社で配属された社員は、1年目は先輩について契約までの業務を一通り身につけた後に独り立ちします。中途入社の社員は、前職での経験に応じて即戦力として活躍しています。マネージャーがチーム全体を見てフォローする体制があります。
情報開発本部では、チームで戦略的に訪問先を決めて営業をしますが、物件情報を取得するまでは個人の営業が重要です。物件情報を得てからは、マネージャーや30代のメンバーがこれまでの経験や知見をもとにアドバイスをするなど、物件の取得に向けてチームで協力して進めています。
情報開発本部ではチーム目標と個人目標が設定されており、チームで良い物件を仕入れて目標を達成していこうという風土が根付いています。
仕入れのプロとして成長し、様々なチャレンジができる環境
エー・ディー・ワークスの情報開発本部には、不動産仲介会社やデベロッパーなどとのつながりを築いて、最新の物件情報を取得できる環境があります。仕入れ営業職は社内外の調整・交渉が多く、調整能力や交渉能力が培われる仕事です。仕入れのプロとして、仲間と切磋琢磨し合い、チームで協力し合いながら成長できるフィールドがあります。
仕入れエリアは一都三県にとどまらず、大阪や福岡など地方の都市部にも広がっています。取り扱う物件のアセットタイプも多岐に渡っており、スケール感を持って活躍できる環境です。
また、ADワークスグループ全体に共通したことですが、風通しがよいのが特徴です。自部門の業務改善提案はもとより、新規事業の提案にも取り組んでいけるなど、様々なことにチャレンジできる環境もあります。
仕入れ営業職は自ら情報を取りに行き、他部門と積極的に関わりながら価値ある物件に再生するための入口を担える重要なポジションです。新たな経済的価値を生んでいくというやりがいも感じられます。裁量をもって働きたい方、成長意欲が高く、チームプレーを大切にしていきたい方をお待ちしております!