デスクワークで心身ともに限界だった私が、人を癒しながら自分も輝ける仕事に出会った話【メンバーインタビュー / エリアマネージャー 庄司さん】
はじめまして!FROMSEEDS株式会社です。
私たちは、関東でタイ古式マッサージサロン『Y-Garden』を展開し、17年にわたりお客様に「本物の癒し」を届けてきました。
今回は、エリアマネージャーとして活躍する庄司さんのインタビューをお届けします。
大手アパレルメーカーから、セラピストへ。そして現在は、複数店舗をまとめるエリアマネージャーへ。
この記事では、庄司さん自身のキャリアストーリーを通して、私たちが何よりも大切にする「仲間と働く文化」や、セラピストの枠を超えたキャリアの可能性についてご紹介します。
私たちのことを知っていただく、きっかけになれば幸いです。ぜひ、ご一読ください!
プロフィール
庄司 さん / エリアマネージャー
大学卒業後、大手アパレルメーカーで総合職として店舗運営に携わる。自身の経験から心身を整える仕事に興味を持ち、インドでのヨガ留学を経てリラクゼーション業界へ転身。FROMSEEDS株式会社に業務委託セラピストとして入社後、正社員へ登用。現在は店長とエリアマネージャーを兼務し、複数店舗の運営管理や人材育成を担う傍ら、全社的な経営改善プロジェクトにも参画している。
“誰かのため”に。迷いの先に見つけた、自分らしい道
ーーアパレル業界からセラピストへ。大きなキャリアチェンジですが、どのようなきっかけがあったのでしょうか?
正直に言うと、昔から「これがやりたい!」という強い目標があったわけではないんです。以前は、大学を卒業してアパレルメーカーに就職し、総合職として店舗運営に携わっていました。毎日目の前の仕事をこなすことで精一杯でしたが、心身ともにハードな毎日で…。その頃、自分を癒すために通っていたのがタイ古式マッサージでした。
「身体ひとつで、こんなに人を癒せるなんてすごいな」と、漠然とした憧れはありました。でも、まさか自分がその道に進むとは思っていませんでしたね。
転機となったのは、会社を辞めて時間ができたときに、興味本位で向かったインドでのヨガ留学です。ヨガを通じて人の身体や健康について学ぶうちに、「人の心や体に、もっと深く関わる仕事がしたい」という想いが強くなりました。その時、自然と頭に浮かんだのが、自分自身が何度も救われたタイ古式マッサージだったんです。
ーーアパレルでの経験は、現在のセラピストの仕事にどう活かされていますか?
振り返ってみると、アパレルの頃から一貫して「人と関わること」や「誰かの役に立つこと」が、私のやりがいだったのかもしれません。
もちろん、服を売る仕事と身体を癒す仕事は全く違います。でも、お客様の力になりたい、喜んでほしい、という根本の想いは同じです。今は、セラピストとしてお客様をケアすることと、一緒に働くスタッフのために頑張ること。この二つが私の大切な軸になっています。
不安だらけの私を、温かく迎えてくれた場所
ーー未経験からのスタート、不安はありませんでしたか?
もちろんありました。セラピストの仕事はもちろん、この業界で働くこと自体が初めてで、右も左もわからない状態でしたから。
数あるサロンの中から『Y-Garden』を選んだのは、正直に言うと「家から近くて通いやすそう」という理由だったんです(笑)。でも、その選択が私のキャリアを大きく変えることになりました。
入社前に抱いていた不安は、すぐに消えましたね。研修を担当してくれた社員の方々は本当に面倒見が良く、配-属先のスタッフも温かく迎え入れてくれて。私が一番驚いたのは、良い意味でのギャップです。
ーー「良い意味でのギャップ」とは、具体的にどのようなことでしょう?
セラピスト業界って、良くも悪も「個人主義」のイメージが強いと思うんです。でも、ここは全く違いました。理念を大切にし、仲間と力を合わせてチームで成長できる環境でした。
ここでは、一人ひとりが自分の技術に責任と誇りを持って働いています。普通ならライバルになってもおかしくないのですが、空き時間には一緒に練習をしたり、技術を教え合ったりする文化が自然と根付いていました。お互いに高め合えるこの環境は、未経験だった私にとって、何より心強かったですね。
まず大切なのは、働く私たちが幸せであること。
ーーFROMSEEDSが掲げる「理念・ビジョンに基づいた運営」は、日々の業務でどのように感じられますか?
私たちの経営理念は、「全社員、全スタッフの物心両面の幸せを追求する」というものです。驚かれるかもしれませんが、一番はお客様、ではないんです。まず働く私たちが心身ともに幸せであることを大切にしています。
例えば、スタッフが安心して働けるように勤務体制を整えたり、悩みを抱えるメンバーがいれば面談の時間をしっかり取ったり。会社が私たちを大切にしてくれている、と感じられる場面は日常的にあります。
幸せなスタッフが、心からのおもてなしをする。その結果として、お客様に最高の癒しを提供できると考えています。
ーーエリアマネージャーとして、チーム作りで意識していることは何ですか?
「一人ひとりの意見を拾うこと」を何よりも大切にしています。
当社では毎月、店舗ごとにミーティングを行っています。そこでは、売上や経費といった数字もすべてオープンにし、「今、何を改善すべきか」を全員で話し合います。
その際、私から一方的に指示を出すことはありません。スタッフ一人ひとりに話を振り、それぞれの視点からのアイディアを引き出すように心がけています。上から言われたことをやるのと、自分たちで考えたことを実行するのとでは、モチベーションが全く違いますから。多様な意見に、私自身が助けられることも多いんですよ。
セラピストのその先へ。描けるキャリアは一つじゃない
ーー業務委託から正社員、そしてエリアマネージャーへ。ご自身のキャリアアップをどう捉えていますか?
入社して2年半ほど経った頃、上司から声をかけてもらったのが社員になるきっかけでした。
特別なスキルがあったわけではありません。ただ、当社には「まずは挑戦させてみよう」という文化があります。わからないことや失敗があっても決して責めず、いつでも相談に乗ってくれる。そんな環境があったからこそ、「やってみよう」と一歩踏み出せたんだと思います。
私のやりがいは、一緒に働くスタッフの変化や成長を間近で見られることです。最近、新しく店長になったスタッフがいるのですが、最初は弱音を吐くことも多かった彼女が、責任感を持って少しずつ出来ることが増えていく姿に、今は私が刺激をもらっています!
ーー施術以外のプロジェクトにも関わっていると伺いました。
はい。現在は、より良い店舗運営の仕組みをつくるための「アメーバ経営」導入プロジェクトに携わっています。
セラピストとしての現場経験を活かしながら、会社全体の仕組みづくりに関われるのは、本当に貴重な経験です。ここには、施術のプロを目指す道だけでなく、運営や企画、将来的には本部スタッフとして会社を支える道など、多様なキャリアパスがあります。
現場だけではない選択肢がある。それが、この会社で長く安心して働き続けられる、大きな理由の一つだと感じていますね。
キャリアに迷う、かつての私のようなあなたへ
ーーどのような方と一緒にお仕事がしたいですか?
スキルや経験よりも、「誰かのために」を考えられる方です。
チームで働くことを大切にしている私たちにとって、自分のことだけでなく、一緒に働く仲間のことを思いやる気持ちが不可欠です。忙しい時に自然とフォローし合ったり、お互いが働きやすいように声をかけ合ったり。そういった小さな思いやりが、お店全体の温かい雰囲気を作ると思います。
ーー最後に、キャリアに悩んでいる読者へメッセージをお願いします。
私自身、キャリアに悩み続けてきた人間です。働き始めてからも、「この仕事は自分に合っているのかな」と何度も考えました。
そんな私でも、会社は温かく見守り、挑戦の機会を与えてくれました。素敵な仲間に囲まれて働くうちに、この仕事がどんどん好きになり、「もっとこうしたい」という意欲が自然と湧いてきたんです。
もし今、キャリアに迷っているなら、「今できること、できないこと」で可能性を狭めないでほしい。挑戦する気持ちと、仲間を思いやる心があれば、大歓迎です。一歩踏み出したその先で、一緒に成長できることを楽しみにしています!
FROMSEEDS株式会社では、「癒し」の未来を一緒に創っていく仲間を募集しています。少しでもご興味をお持ちいただけましたら、お気軽にご連絡ください!