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【社員Interview #10】異業界から物流ITの世界へ。顧客と伴走するからこそ味わえる、達成感と責任感。
「物流×IT」のエキスパート集団として、半世紀近い歴史を誇るロジスティードソリューションズ。
今回は2024年に経験者採用で入社をされた野田さんにインタビューをさせていただきました。
前職では製造業向けのシステム開発に携わっていた野田さん。
彼はなぜ、全くの未経験である物流業界に飛び込み、ロジスティードソリューションズを次のキャリア先に選んだのでしょうか。
そこには、スキルを活かしつつ、顧客と「一気通貫」で伴走できる環境への魅力と、自身の仕事が社会と繋がる確かな手応えがありました。
業界未経験からでも着実にステップアップできる環境で、彼が掴んだ新たなやりがいとは??
エンジニアとして次のキャリアを考えるすべての方へヒントとなるストーリーをお届けいたします!
プロフィール
野田さん|ロジスティクスシステム事業部
担当業務:一般企業から日立グループ、ロジスティードグループなど幅広く多種多様な業界業種のお客様を対象に、自社開発の物流業務基幹システム『ONEsLOGI』の企画・開発・導入・提案など一連の業務を担当。
経歴:製造業のシステム開発会社で約6年間、保守から改善、新規開発まで幅広く経験。2024年9月にロジスティードソリューションズへ中途入社し、 現在は主にロジスティードグループ向けの倉庫管理システム(WMS)の保守・運用を担当。
ひとつのプロジェクトの終わりが、キャリアを見つめ直すきっかけに。
ーー前職でもシステム開発をされていたとのことですが、まずはこれまでのキャリアと、転職を考えられたきっかけについて教えていただけますか?
前職は製造業向けのシステムを開発する会社に新卒で入社し、5〜6年ほど勤めました。 お客様に近い立場でシステムの保守から改善提案、開発まで幅広く担当していましたね。
転職を考えたのは、担当していたプロジェクトに一区切りがついたのが大きなきっかけです。
新卒で入社した会社だったので、就活当時も企業についてはあまり深く考えられておらず、「システムエンジニアになれればいいかな」くらいの気持ちで入社した部分もありまして。
ーーなるほど。キャリアを重ねる中で、改めて自分自身を見直すタイミングでもあったのですね。
そうですね。
ちょうど家庭の事情も重なったこともあり、「この機会に一度、自分を見つめ直してみよう」と。 当時は次の職場を決めずに、一度リセットする形で退職しました。
転職活動を始めてエージェントからいくつか紹介された中の一社が、現職のロジスティードソリューションズでした。
物流業界の「2024年問題」。その渦中で働くことに可能性を感じた。
ーー製造業から物流業へのキャリアチェンジになりますが、業界が変わることへの興味や関心はありましたか?
ありましたね。
ちょうど転職活動をしていた時期が、物流の「2024年問題」がニュースで大きく取り上げられていた頃でした。社会的な課題として、業界全体が何かしらのアクションを起こさなければならない状況でした。
単にドライバーの労働時間が規制されるというだけでなく、その背景にある長時間に及ぶ「荷待ち時間」や、非効率な配送体制、アナログな倉庫業務といった、構造的な課題の根深さを感じたんです。
だからこそ、「これから業界全体が活発に動いていくだろう」という期待感があったんです。これらの課題は、まさにITやシステムの力で最適化できる領域。そこにエンジニアとして身を置き、自分のスキルで貢献できるのは、非常に面白い挑戦だと思いました。
ーー業界に対して、面白さや意義を感じていたんですね。数ある企業の中から、ロジスティードソリューションズへの入社した「決め手」は何だったのでしょうか?
一番は、面接での誠実な対応ですね。面接には現場で働いているエンジニアの方が出てきてくれたのですが、まったく飾ることなく、担当する業務内容をすごくクリアに説明してくれたんです。
ーー現場の方から直接、リアルな話が聞けたのが安心感に繋がったんですね。
はい。それによって、「この会社で自分が働く姿」を具体的にイメージできたのが大きかったですね。
正直、少しブランクがあることを気にしていました。ただ、自分のスキルが活かせることはもちろん、「これからこういう仕事を担当してもらいたい」というお話もあり自信が持てました。
素直に「経験を活かせるし、新しいことに挑戦できそう!」と興味が強くなりましたね。
一気通貫だからこそ味わえる、仕事の醍醐味と責任感。
ーー現在担当されている業務について教えていただけますか?
今は WMS(倉庫管理システム) という、倉庫内で使われるシステムの運用・保守を主に担当しています。 WMSは、商品の入庫から保管、出庫まで、倉庫内のモノの流れを管理・効率化するための、いわば「倉庫の頭脳」のようなシステムです。
動いているシステムに対して、「こういう機能を追加してほしい」といったお客様からのご依頼に対応したり、問い合わせにお答えしたりするのがメインの業務になります。
※WMS(Warehouse Management System)とは
日本語では「倉庫管理システム」と訳されます。
物流センターや倉庫内における一連の業務を一元的に管理し、効率化や正確性の向上を目的としたソフトウェアシステムです。従来の台帳や表計算ソフトでの管理とは異なり、リアルタイムでの情報把握を可能にし、現代の多様で迅速な物流ニーズに応えるための中核的な役割を担います。
ーーお客様との距離はどうでしょうか?
全国にある物流倉庫が担当範囲なのですが、 お客様のシステム部門の方と直接やり取りすることが多く、電話で直接話すことあるため、顧客とは非常に近い立場で仕事をしています。
個人的に、システムの問い合わせ対応だけ、あるいは要件定義だけ、といった部分的な仕事はあまり好きではなくて…。
お客様の要望を直接聞いて、自分の手で形にして、納品するところまで「一気通貫」で見届けたいという想いを強く持って転職したこともあり、今の環境は自分にすごく合っていると感じます。
ーーその「一気通貫」のスタイルが、やりがいにも繋がっているんですね。
まさしくそうです。やはり、システムを無事に納品できて、お客様から直接「ありがとう」という感謝の言葉をいただけた時が一番嬉しいですね。
あと、もう一つ面白いのが、自分の仕事の成果が、目に見える形で社会と繋がっていると実感できることです。今、大手化粧品会社様の物流システム構築に携わっているのですが、その商品は近所のドラッグストアにも並んでいるような、身近なものなんです。
ーーすごい、それは感動しますよね!
そうなんです。「あ、この商品についてるラベル、自分が作ったシステムで管理されてるんだな」とか、そういう発見があると、自分の仕事が社会と直接つながっているんだな、と実感ができて大きなやりがいになっています。
もちろん、大きな仕事の裏には責任感を感じる場面も多く、物流システムの社会における重要性も実感しています。
業界未経験の壁。乗り越えられたのは、「いつでも聞ける」オープンな文化と充実した研修。
ーーシステム開発の経験はあっても、物流業界は未経験だったとのこと。難しさを感じることはありましたか?
はい、それはありました。物流業界には独自の専門用語が多いですし、 私たちが扱っているシステムも非常に大規模なので、全体像を理解していくために日々奮闘しています。
ただ、一筋縄ではいかないところが楽しさでもあるとは思います。
ーー未経験の領域を学ぶ上で、会社のフォロー体制はいかがでしたか?
すごく手厚いと感じています。特に、上司や先輩にいつでもすぐに質問できる環境があるのが大きいですね。 皆さん人柄もよく、人間関係がとてもオープンだと個人的には思います。疑問を溜め込まずにその場で解決できるので、物流の専門知識も着実に身についている実感があります。
研修制度も充実していて、新卒向けだけでなく、私のような中途入社者向けの研修もしっかり用意されています。 半年に一度は受講したい研修の希望を聞かれる機会もあって、会社として成長を後押ししてくれているのを感じますね。
これから仲間になる方へ
ーー最後に、この記事を読んでいる方、応募を検討されている方へメッセージをお願いします。
そうですね…。この仕事は、お客様と近い距離で、上流から下流まで一貫して携わりたいと考えているエンジニアの方には、すごくフィットする環境だと思います。自分の手で最後まで作り上げたい、という方には大きなやりがいを感じてもらえるはずです。
業界未経験でも、私自身がそうだったように、周りのサポートや研修制度がしっかりしているので、そんなに心配する必要はないかと思います。大切なのは、社会を支える大規模なシステムに携わりたいという興味や、新しい知識を学んでいこうとする姿勢なのかなと。
もし少しでも興味を持っていただけたら、ぜひ一度カジュアルにお話を聞きに来てほしいです。面接で私が感じたように、きっと会社の誠実な雰囲気を感じてもらえると思います。
最後に
「自分の仕事が社会に繋がっている」。
野田さんのこの一言が、ロジスティードソリューションズで働くエンジニアのやりがいを象徴しているように感じました。
大規模な社会インフラを支えながらも、顧客との距離は近く、確かな手応えを感じられる。そんな理想的な環境が魅力です!業界未経験からでも安心して飛び込めるサポート体制のもと、あなたも「社会と繋がる実感」を味わってみませんか?
現状に変化を求めるエンジニアの皆さんにとって、次の一歩を踏み出すきっかけとなれば幸いです。それでは次回のストーリーもお楽しみに!