ビットエーには新入社員とのランチに補助金を出す「歓迎ランチ制度」があります。しかしそれとは別に、自主的にランチ会を開催して多くのコミュニケーションを生み出している社員がいます。
そこで今回は、累計175回のランチ会を開催し、部署や勤務地の枠を超えてコミュニケーションを生み出している「松澤佳奈」さんをご紹介したいと思います。
【松澤佳奈(まつざわかな)】1983年生まれ。バンタンデザイン研究所にてグラフィックデザインを専攻。その後、兼ねてより興味のあったインテリア雑貨業界へ。代官山の雑貨屋にて接客、POP作成、MDの経験を経て、本部では主にECサイト運営、撮影、店舗仕入れ等を担当。スキルアップのためWebクリエイター科を受講し、2014年株式会社ビットエーに入社。人材大手企業のコーダーとしてページ制作やメールマーケティング施策に携わる。現在は、地方創生・地域活性を目指す企業にてWebディレクターとして自治体とコミュニケーションを取りながらページや特集作成に従事。最近では撮影やコピーライティング等も携わり幅広く活動中。
ランチ会を始めたきっかけを教えてください
もともとは、よくある普通のランチ会でした。会社の人たちと行くだけの。ただ、私が部署移動することになり、前の部署の人たちとのランチも継続したいと思ったことが始まりです。毎日はむずかしくても、週に1度は前の部署の方々、そして新しい部署の方々を招いて一緒にランチすると横のつながりができるので一石二鳥だなって。
ビットエーの業務形態として、複数のクライアント先に常駐する働き方がありますが、どうしてもコミュニケーションが薄くなりがちです。月一で社内イベントがあるとは言え、それに参加したときしか会えないですし、もっと積極的に会話をする機会をつくりたいと思っていました。
だけど頻繁に飲み会を開くことは難しい、でもランチなら気軽に誘えますし、時間的な拘束も少ないです。お昼休憩の時間で絶対に終わりますから(笑)。
たしかにランチだと気軽ですね。とは言え参加してもらう(誘う)のむずかしくないですか?
チャットワークグループで呼びかけるのが基本ですが、仲の良い人に声をかけてもらったこともあります。「あの人が行くなら行ってみようかな」って心理、あるじゃないですか。また、新しく入った方は必ず誘うようにしています。早く馴染んでもらえるよう、前回の写真を添えたりして、毎週こんな雰囲気で開催していますよって。
とにかく「ゆる〜く」を一番にしています。ランチ会の名前も「らんちんぐ」で、とってもゆるゆるです。マネジャーが名付けてくれたのですが、このゆるさのおかげで浸透したと言っても過言じゃないです。あと、3回誘ってみてもNGだった場合、そこからは無理はしません。グループでのお知らせはしますが、自発的に参加してくれるのを待ちます(笑)。
まずはお試しで来てもらって、楽しければリピーターになってもらえると思うので、無理には誘いません。お店も独断と偏見ですが、美味しくて感じの良いお店を選んでいます。帰り道に散歩がてらお店に寄って直接お話を聞いたり、少人数で一度ランチに行ってリサーチしています。
私自身、美味しいものを食べるのが大好きなので、お店を周ったり利用することが苦じゃないことも大きいです。
コミュニケーションにはどんな効果が出ていますか?
仲の良いメンバー同士でも、社内や常駐先ではなかなかゆっくりと話せないこともあります。ランチでは週末に行ったところの話をしたり。他愛もないことが多いですが、この何気ない会話がすごく大事だと思っています。大きめの声で好きなだけ笑いながら会話するって、実際のところ社内ではあまりできなかったりしますから。
逆に常駐先の方をゲストでお呼びすることもあります。業務で直接関わっていないメンバーとも、そこでコミュニケーションをとっておくことで、その後一緒に仕事をするときにスムーズに入ることができるようになります。
業務内でしっかりとコミュニケーションできていると思っていても、ランチでは意外な一面を発見できることはよくありますよ。
これからのランチ会はどうしていきたいですか?
100回記念のときはお店を貸し切って、たくさんの方々にお祝いしていただき、本当に嬉しかったです。気がつけばもうすぐ200回なので、豪華にお祝いしたいです。
これからもお店の開拓を続け、メンバーの誕生日を祝ったり、たくさんのゲストを招いたり、普段のランチとは違うことをしても楽しいなぁと思っています。
これからもず〜っと続けていきたいです。