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BUSINESS LAWYERS、船出のとき。法律のラストワンマイルを埋める挑戦【事業部インタビューVol.3】
弁護士ドットコムは電子契約サービスや法律相談サービスなど、様々な事業を展開しています。その中で近年急成長を遂げているのが「BUSINESS LAWYERS」。企業の法務部をはじめとするバックオフィスのお客様に向け、リーガルリサーチサービスやコンプライアンス研修コンテンツをはじめとしたソリューションを提供しています。今回は「法律のラストワンマイルを埋める」をミッションに、2025年4月から新たな体制でスタートしたBUSINESS LAWYERS事業部で、若手メンバーとして活躍する3名にインタビューを実施しました。どのような環境で、どんな思いで仕事に取り組んでいるのか。ざっくばらんなトークから、事業部の魅力をお届けします。
PROFILE
リーガルソリューション事業本部 BUSINESS LAWYERS事業部 カスタマーサクセスチーム 櫻井 彩夏(Sakurai Ayaka)
証券会社に新卒入社し、法人営業経験後、弁護士ドットコム株式会社に営業として入社。2年間の営業を経て、現在はカスタマーサクセスとして既存顧客のアップセル・クロスセルを担う。
リーガルソリューション事業本部 BUSINESS LAWYERS事業部 セールスチーム 沢辺 菜々子(Sawabe Nanako)
不動産会社で約3年、個人のお客様への新規営業を経験。2024年7月に弁護士ドットコム入社し、セールスチームで新規営業を担当。
リーガルソリューション事業本部 BUSINESS LAWYERS事業部 セールスチーム 川原 なつみ(Kawahara Natsumi)
証券会社にて約2年半個人営業を経験したのち、2024年10月に弁護士ドットコムに入社。ソリューション開発チームを経て、セールスチームにて新規営業を担当。
「いい会社だから」だけじゃない。理想のキャリア実現を求めて
ーーいちばん最初に入社をしたのは櫻井さんですよね。なぜ弁護士ドットコムに入社をしたのでしょうか?
櫻井:新卒で入社した証券会社で自分の思い描いていたキャリアとギャップがあったのが、転職のきっかけでした。もともと人の役に立っていることを実感できる仕事がしたかったんですが、前職ではそれが実感できる機会が得られないことが悩みでした。そんな時、当社の面談に参加した際に、証券会社とは全く異なるカルチャーを感じ、それが良いギャップでしたね。「ここなら頑張れそう!」と直感で思えたのが入社の決め手でした。
ーー櫻井さんが、おふたりに弁護士ドットコムをおすすめしたポイントを教えてください。
櫻井:一番はやっぱり人の良さです! 仕事の相談はもちろん、雑談でもすごくコミュニケーションがとりやすいんです。 入社してからストレスフリーで働けています。証券会社時代は支店長と話すなんて考えられなかったのに、今は事業部長が同じフロアにいて、フランクに話せるんですよ。軽いカルチャーショックでしたね(笑)。
ーーおふたりの入社の決め手も教えてください。
沢辺:前職では仕事に全力投球しており、忙しなく日々が過ぎて行く中で「このまま20代を過ごしていいのかな」と思い始めたのがきっかけでした。櫻井さんの転職活動時期から入社後も頻繁に会って、タイムリーに話を聞いていましたね。「仕事も全力でやりつつ、プライベートも大切にできる」というメリハリのある働き方ができる会社だなと思っていました。
決め手は2つあります。キャリアに悩んでいたときに人事の方が親身になって相談に乗ってくれたんです。おかげで「20代後半は、ちゃんとキャリアを積んでいきたい」 と決心がつきました。もう1つは好奇心です。営業という職種は同じでも、法人営業だったり業界が異なるだけで全然違うやり方になるので、すごくチャレンジングだなと。せっかく挑戦できる場があるなら乗っからないと!と思いました。
川原:私は短期的な数字追求ではなく、中長期的な視点で力をつけられる環境に身をおきたいと考えていたのですが、弁護士ドットコムはぴったりな環境だと思い入社をしました。決め手は大きく3つあります。まず、前職と比べて近しい年齢の人が多く、ロールモデルとなる先輩がいたこと。それから、大学が法学部出身なので「いつか法律に関わる仕事ができたらいいな」とずっと思っていたことが実現できる環境であること。そして、これまで個人営業のみ経験をしていたので、法人営業という新しいフィールドでスキルを身につけたいと思ったことです。
法律の社会実装から浸透の実現に向け、お客様のために何が出来るかを考え抜く
ーー事業部ミッションは「法律のラストワンマイルを埋める」と伺いました。どのようなものか、具体的に教えてください。
川原:社会や国家が法律を制定・施行した後、自治体や企業が法律を社会実装していき、社会の隅々までに浸透させる過程には、さまざまな課題が存在します。私たちは、この社会実装から浸透までの「ラストワンマイル」を埋めるためのソリューションを提供し、支援をしていきたいという思いがあります。
さらに、まだ法律が定まっていない領域においても「社会的にこうあるべき」を模索し、法律の先を行く社会の実現を支援していくことも、私たちの重要な役割だと考えています。
ーー「法律のラストワンマイルを埋める」ための業務への取り組みや、大事にしていることを教えてください。
櫻井:カスタマーサクセスとして、お客様へのレスポンスの速さと、接点を多く持つということを意識して取り組んでいます。既存のお客様対応は基本的に全てカスタマーサクセスが担っており、その中でも私はアップセル・クロスセルをメインに担当しています。私たちが提供するサービスはBUSINESS LAWYERS LIBRARYやBUSINESS LAWYERS COMPLIANCEのほか、2023年10月にグループジョインした株式会社LICが提供する判例秘書、2025年5月にリリースしたLegal Brain Agentなど多岐に渡ります。お客様の現状を正確にお伺いし、課題に対して最適なフォローを行うべく、弁護士ドットコムがこれまで培ってきたアセットを大いに活用いただけるよう、こまめに状況をお伺いしたり、情報提供を行なっています。
沢辺:一番最初にお客様とお話するのがセールスチームなので、常に「お客様が目指すものに対し、何を、どう提供できるのか」というのを多角的な視点で見るようにしています。お客様の「法律のラストワンマイルを埋める」ためには、BUSINESS LAWYERS LIBRARYだけではなく、わたしたちが提供しているサービス全てに可能性があります。お客様の理想の姿をしっかりヒアリングして、どんなサービスを提供すればお客様の業務がグッと前に進むか、たくさんの仮説を立てて商談に臨んでいます。お客様によって課題は異なるので、多くのパターンを考えることは決して簡単なことではないのですが、ヒアリングを重ねていくうちに、顕在化していない課題やニーズを引き出せると嬉しいですね。
川原:最近は、特にコンプライアンスを重視しているエンタープライズ企業のお客様と話す機会が多いため、自分がわからないことはすぐに調べたり先輩方に相談したりして、正しい情報を提供することを心がけています。将来的にはお客様が自社のコンプライアンスに関する立ち位置を正確に把握できるよう、情報共有を通じてお手伝いできるようになりたいです。今はまだお客様から教えていただくことも多く、日々試行錯誤を重ねながら学んでいる最中ですが、自分の発する言葉や作成する資料に信頼性を持たせることを大事にしています。
「何者でもない」を武器に。まだ何もないからこそ、これから何者にでもなれる
ーー入社してから最も印象に残っている大変だったことと、それをどう乗り越えていったのか教えてください。
櫻井:第二新卒として入社し、豊富な経験や抜群の営業力があるわけでもなかったので、独り立ちするまでが本当に大変でした。 入社3ヶ月で初受注を目標にしていたのですが、同期は達成できたのに、わたしはなかなかできなくて…。負けず嫌いな性格なので、とても辛い時期でした。でも、それをバネにして当時の上司に数字の立て方や営業としての動き方を学び、ひたすら行動しました。結果として、2年目からは目標達成に向けて自分ひとりで動けるようになり、大きな成長を実感しました。 当時、親身に支えてくださった上司には本当に感謝しています。
沢辺:わたしも櫻井さんと同じで、入社してからの半年間はとても苦戦しました。 これまで法律という分野に全く触れてこなかったので、わからないことが多すぎて、お客さまと話したり質問したりするのが怖いと思ってしまった時期もありました。そんな時、上司に「法律とか企業法務の業務とかは一旦関係なく、とにかく話すことを意識しよう」と言われたんです。そこからはお客さまととにかく話す、仲良くなろうという気持ちで関係構築を図ったら、努力が実を結ぶことが多くなりました。あとは、自分に適度なプレッシャーをかけたり、セルフマネジメントできるようになったことも成長につながっていると実感しています。
川原:わたしは入社当初、戦略ひとつをとっても初めて聞く単語が多く、理解に時間がかかってしまって、周囲の先輩と自分の実力差を感じて苦しい時期がありました。 ただ「経験豊富な先輩たちがいるチームに、若手の自分がいる意味が必ずある」と言ってもらえたことが大きかったです。早く追いつかなきゃと焦っていたのですが、まだ何もない自分は、これから何者にでもなれる。だからこそ少しずつでも成長していくことが大事なんだと思えるようになりました。先輩たちからアドバイスやサポートを受け、徐々に自信がつき、今では会社の顔として1人でお客様と対峙することができています。 あと、OKRで目標設定をしているのですが、自分の大きな夢を実現するための行動を仕事に落とし込んでいます。今はそれがとても楽しくて、苦しい時も乗り越えられる理由になっています。
各領域のプロフェッショナルたちが、挑戦する背中を押してくれる環境
ーーみなさんから見た、BUSINESS LAWYERS事業部はどのような組織だと感じますか?
櫻井:サービスドメイン的に堅いイメージを持たれる方も多いと思うのですが、事業部全体はとてもフランクな雰囲気です。雑談で笑いが生まれることもしょっちゅうあります。 困ったことがあった時もすぐに質問や相談ができる環境なので、入社してから「会社に行きたくないな...」と思ったことがないんです。 あと、提供しているサービスに誇りを持っていることも、良い雰囲気を作っている大きな要素だと思います。業界認知度は非常に高いですし、お客様から「BUSINESS LAWYERSは良いサービスだよね」とお褒めの言葉をいただくことも多く、お客様のお役に立てている実感を強く持てます。それが自信につながっていますね。
沢辺:わたしも、一人ひとりがサービスに愛情と熱い思いを持っていて、課題に対しても楽しみながら取り組んでいる雰囲気がすごく良いなと思います。 それに、お互いのことを尊重しているので、どんなに突拍子もないことを言っても否定せずに、まず受け止めて背中を押してくれるんです。発言しやすいですし、新しいことにチャレンジしてトライアンドエラーで学ぶこともできる、心理的安全性が高い組織だと感じています。
川原:そして優しいだけでなく、事業部内にマーケティングや商品企画といった各領域のプロフェッショナルがいるというのも心強いです。 別の視点からの意見やアドバイスをもらえたり、質問に対して納得度の高い回答をスピーディーにいただけるので、とてもありがたい環境です。
ーー沢辺さんはちょうど入社1年を迎えたタイミングで、事業部の四半期MVPを受賞されたと伺いました。
沢辺:前期と異なり「質にこだわる」というセールスチームのミッションにチャレンジし、1件1件の受注に前傾姿勢で向き合い続けた結果を四半期MVPというかたちで評価していただき、とても嬉しかったです。また、上司から「沢辺さんが思考を変え、伴って行動を変えていくのを一番近くで見て、誰よりも事業部の目標を体現してくれた」とコメントをいただき、自身の成長を実感しました。これまでのやり方から変えるためのチャレンジに対して、上司や先輩たちにたくさん支えていただいたので、次は自分も誰かの助けになれるよう、そして組織にとってポジティブな存在となれるようにこれからも頑張りたいです!
ーー素敵ですね。チャレンジを求められる環境の中で、成長を支援するような事業部の取り組みはありますか?
川原:事業部内で研修があります。例えば、ビジネスの基礎となるロジカルシンキング研修から、お客様との関係構築に役立つプレゼンテーションやファシリテーションのスキルを磨く研修まで幅広く実施されています。また、ただ知識をインプットするだけでなく、学んだことを実務で活かせるよう、ワークショップ形式で実践的なアウトプットを行っています。成長を個人だけに任せるのではなく、事業部としてバックアップする体制があり、1人ひとりのメンバーと真剣に向き合ってくれていると感じています。
ーー最後に、今後どのような方と一緒に働きたいですか?また、入社を検討されている方に向けて、メッセージをお願いします。
川原:私たちの行動原則は「渦の中心になる」ことです。これは、自ら手を挙げ、周囲を巻き込みながら課題解決に取り組む姿勢を意味します。そのためには、困難な課題に対しても「できない理由」を探すのではなく、お客様や相手のために何ができるのか、どうすればできるかを考え抜く、チャレンジ精神を持つ方と一緒に働きたいです!
沢辺:会社や事業の成長を牽引するぞ!という気概を持った方と一緒に働きたいですね。1人で何かを成し遂げるのではなく、チームで協力し合いながら成果を追求できる方が集まれば、もっと良い会社になると思っています。
櫻井:多様なバックグラウンドを持つ人たちが集まって、将来的にはBUSINESS LAWYERS事業をさらに成長させ、業界での存在感を高めていきたいです。チャレンジできる環境、バックアップ体制は申し分ないくらいにあります。大きな目標に向かって一緒に取り組める方をお待ちしています!