BAKERUは「未来の世界に必要なコンテンツを社会に実装する」をミッションに掲げる、社会実験を推進するベンチャー企業です。 世の中には「こんな企画があったらいいな」というアイデアが数多く存在しますが、BAKERUではそれを企画から運営まで一気通貫で手がけ、実際の街や社会に実装しています。
そして各事業の軸となるのは、お客様と日々向き合う「店舗」という現場であり、働く人です。
そこで現場で頑張る店舗とメンバーにもっとスポットライトを当てるべく始まったのが、「店舗表彰制度」です。今回はその概要と、記念すべき第1回の表彰レポートとともにお届けします。
頑張りを“評価”と“学び”に変える。店舗表彰制度とは?
BAKERUは今年度から新たに「店舗表彰制度」をスタートさせました。これは、単に売上が高かった店舗を表彰する制度ではなく、店舗の取り組みやチームの成長プロセスをきちんと評価し、全社の学びに変えていくための仕組みでもあります。
【表彰までの流れ】
- 月1回の店長会議で発表
各店舗の店長が、前月の店舗運営について「目標」「結果」「プロセス」「分析」「次のアクション」などを発表します。 - 執行役員による評価・選定
店長たちの発表内容を踏まえ、執行役員が「今月最も素晴らしい取り組みをした」店舗を選出。基本は1店舗ですが、甲乙つけがたい場合は複数店舗が選ばれることも。 - インセンティブを支給
表彰された店舗にはインセンティブが支給されます。支給額はGM(ゼネラルマネージャー)が決定し、店長を通じてチームメンバーに分配。頑張りがきちんと形になって返ってくる仕組みです。
(例:7月の店長会議で5月の取り組みを評価 → 8月の給与で支給)
この制度に込めた3つの想い
この制度を始めた背景には、会社として大切にしたい3つの想いがあります。
1. 店長のマネジメントスキル向上
店長が自身の店舗運営を客観的に見つめ、言語化する。この「報告」「分析」「振り返り」のプロセスは、優れたマネージャーに必須のスキルです。この制度を通じて、全店長のマネジメントスキルを引き上げることを目指しています。
2. “やりっぱなし”にしない文化の醸成
目標を達成して終わり、ではありません。なぜ達成できたのか、逆に未達だった場合は何が原因だったのか。そのプロセスをチーム全体で丁寧に見直し、次につなげる。このPDCAサイクルを回す習慣を、全社に根付かせたいと考えています。
3. 他店の成功事例を“自分ごと”に
「あの店舗は、なぜうまくいっているんだろう?」
店長会議での発表は、他店舗の成功事例や失敗談を学ぶ絶好の機会です。優れた取り組みを積極的に共有し、全店舗の運営レベルを底上げしていく。将来的には、店長だけでなく、店舗のメンバーが発表できるような、全員参加の組織を目指しています。
【第1回表彰レポート】記念すべき初代受賞店舗は「ABURU」!
7月に開催された店長会議にて、記念すべき第1回目の表彰が行われました。
栄えある初代受賞店舗に輝いたのは……「CAFE &BBQ TERRACE ABURU(アブル)」です!
今回、ABURUが評価された理由は、売上などの数字だけではなく、「仕事への向き合い方」が高く評価されました。
- 運営状況の記録が非常に丁寧。目標達成に必要な項目が漏れなく記載されており、誰が見ても状況を理解できる状態。
- 設定した目標に対し、どんなアクションを、なぜ行うのかが具体的。一つひとつの施策に対する分析と振り返りの質が非常に高かった。
- 「月1で頑張る」といった特別な取り組みだけでなく、日々の清掃や接客、情報共有といった当たり前のレベルが非常に高く、チームとしての一体感が感じられた。
執行役員からは、こんなコメントが寄せられました。
店長の名間さんのマネジメント力はもちろんですが、アルバイトを含めたチーム全体の運営姿勢が本当に素晴らしいと感じました。このスタンスは、他の店舗のメンバーもぜひ参考にしてほしいです。ABURUチーム、おめでとうございます。
今回の表彰では、店長個人の頑張りだけでなく店舗・チーム全体の力が評価されました。
社会にまだない価値をつくる
BAKERUの「店舗表彰制度」は始まったばかりですが、現場で働く一人ひとりの努力や工夫に、会社としてさらに光を当てていきたいと考えています。
一緒に盛り上げていく仲間を募集しています!