【中途採用面接において、気を付けたい面接質問とは?①】 | 採用求人コラム
今回は、中途採用面接において、気を付けたい面接質問についてご紹介します。これまで60個の面接質問例をあげてきましたが、中途採用の面接において法律違反となるNG質問があります。あくまで面接は、求職...
https://www.wantedly.com/companies/b-bsearch/post_articles/967743
今回も前回に引き続き、中途採用面接において、気を付けたい面接質問の詳細についてご紹介します。
▼前回はこちら
①思想・信条・出生地・家族の職業などに関わる面接質問
1.尊敬している人物は誰ですか?
1点目は、尊敬する人物についての質問です。
人生観・生活信条、尊敬する人物など思想に関する質問は「思想の自由(第19条)」に違反するため、NGです。
2.信仰している宗教は?
2点目の質問は、宗派に関する確認です。
宗教に関する質問は「信教の自由(第20条)」などの規定に反するためNGな質問となります。
3.選挙には行きましたか?
3点目は選挙についての質問です。
選挙での投票行動など、政治的な活動に関する質問は思想・信条の把握に繋がる可能性が高いため、不適切にあたります。
その他、「支持政党はどこですか?」などの質問もNGですので注意しましょう。
4.出身地はどちらですか。
4点目は出生地に関する質問です。
出生地の確認は被差別集落であることを理由とした差別に用いられるおそれがあります。
これらの情報は求職者の適性や能力と一切関係はありません。
求職者に不安を与えてしまう可能性もありますので注意が必要です。
5.家族構成を教えてください。
5点目は家族に関する質問です。
家族の情報は、求職者の適性や能力と何の関係もないため、不適切な質問と言えます。
家族構成だけではなく、家族の病歴、収入、住宅状況、資産などについての質問もNGです。
アイスブレイクなどで家族や住居の話題は質問しがちになりますので、十分に注意しましょう。
②男女雇用機会均等法に抵触する可能性がある面接質問
1.結婚や出産後も働き続けようと思っていますか?
1点目は、入社後の結婚・出産予定の確認に関する質問です。
性別を理由とした質問は、男女雇用機会均等法の趣旨に違反する可能性があります。
また、男女ともに同じ質問をした場合でも性の違いで採用、不採用の判断に影響がでる場合は、性別を理由として差別していることになりますので注意が必要です。
2.身長や体重を教えてください。
2点目は容姿に関わる質問です。
容姿の情報は、差別的な評価に繋がるという理由から原則として情報収集が認められていません。
セクシュアルハラスメントと捉えられてしまう可能性もあるため、容姿に関する質問は避けるようにしましょう。
【無料プランニングも実施中】 お気軽にお問い合わせ下さい◎