今回も、採用コストの外部コストと内部コストについて詳しくお伝えします。
■採用コストの内部コストは会社の内部に支払う費用
求人にかかる内部コストとは、求人を行う際に社内で必要になる人件費や会議費、交通費などの会社の内部に払う採用経費のことです。
具体的には、採用担当者の人件費や面接者に支給する交通費、採用担当者が業務に使用した細かい経費が挙げられます。
主に社内の人件費が大部分となるため、コスト削減が難しいという特徴がありますが、内部コストを把握、計算できれば、採用活動において、人材紹介や採用代行の活用など、高額なので利用しないと思われていたサービスも検討に入る形になります。
内部コストを一度計算してみてはいかがでしょうか。
内部コスト削減では採用担当者の経費や謝礼金などの可視化しやすい部分が注目されがちですが、可視化が難しい部分を明確にすることで効率的なコスト削減につなげることができます。
採用担当者の業務フローや業務にかかる時間を明確にし、効率化や人件費削減ができないか検討しましょう。
「内部コストの計算例」
①採用人事専属の場合 人件費×稼働人数=内部コスト
月給30万円の方が2名で稼働している場合は60万円の計算になります。
1名分の料金30万円で採用代行を外部に依頼して、教育を見てもらうなど、新たに固定費(人件費)を上げずに、採用活動を行うことが可能になります。
②兼任している採用人事の場合(人件費×採用稼働割合)×人数=内部コスト
月給30万円の方2名で他業務と兼任している場合の計算式です。50%を採用活動の時間に割いている場合、(30万円×50%)×2名=30万円が内部コストになります。
※注意点、採用人事業務を行う方は企業様の中でも優秀な方やエース級の人材が実施する場合も数多くみられます。その方々が採用活動に充ててる時間を別の業務に充てた場合も加味して考えると良いかと思います。
1社員当たりの生産性:年間1000万円の粗利を生み出す場合など、得意分野や専門的な業務に時間がさけるように、業務調整することも、内部コストを考える上で大切な要素です。
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